2016.07.10
7月10日 暮らしに涼を呼ぶ書

 

七夕の短冊や筆文字うちわなど、暮らしに涼を呼ぶ夏の書の時期は、年賀状の頃に次いで多くの方がサイトに訪れて下さいます。

ご訪問いただき大変ありがとうございます。

 

携帯やパソコンで作られた活字には様々な利点があるものの、直筆に比べ送り手との間に少し距離を置いてしまうのはいなめません。

手書きの文字が、味わい深い手作り野菜のような温もりを伝え、生きて働いてくれているのでしょう。

 

先日、戎谷俊太さん率いるバンド『円人図』の『六本木VaRiT』で行われたライブでも、手書きの筆文字うちわを使用していただきました。

 
 
 

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写真左はジャスピアニストで円人図のピアノ・キーボードを担当されている田窪寛之さん 、 右がボーカル・テナーサックスの戎谷俊太さん。

2005年に米ボストンで結成され、お二人の他にギター、ベース、アルトサックス、トランペット、ドラムスの個性豊かな7名による実力派ユニット円人図。

ライブに向けて、メンバー一人一人によるユニークな表情のアーティスト写真も撮影されました。

 

 

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ライブ当日はうちわを小道具に、圧巻の音楽パフォーマンスで観客を魅了。

 

 

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大人の極上なエンターティメント空間が広がりました。

そんな六本木の熱い夜に嬉しいおまけが一つ。

 

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ライブハウス近くの沖縄料理店『Hai-Sai』にて。

 

   出典:Hai-Sai 六本木

 

 

壁面一杯に躍動する武田双雲先生の直筆の書を目にすることが出来ました。

 

 

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六本木の“6“と“進む“を掛け合わせた一字だそうで、線が天井まで伸び、突き抜けて進んでいくような強いインパクト。

大きなパワーをいただきました。

 

さて、今年の夏も書道教室では短冊制作、夏休みには子供達が毎年楽しみにしている筆文字うちわを創ります。

『去年のうちわがまだ飾ってあります!』という親子で学ぶ生徒さんや、小学校の頃に『父』と書いてプレゼントした高校生の男の子が、高3になった今でもお父様が大切に使って下さっているという嬉しいお話も。

一般クラスの生徒さんも夏を感じる素敵な歌を作品にされました。

 

 

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『きみに逢う 以前の僕に遭いたくて 海へのバスに 揺られていたり』 永田和宏の歌

 
 

透明感のある瑞々しい作品を創られたのは20代の会社員Nさん。

創作の題材選びから、図書館に通われたりSNSで探されたり非常に熱心で、心にかなう言葉に感情移入されて、より輝く作品になっています。

 
 
 

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2013年の暮れ、『HPを見て、きれいな字を書きたいと思いました!』という強い志を持ち初めて教室にいらしたNさん。

 
 
 

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体験レッスンでは基本の50音やお名前の字を書いていただきました。

 
 
 

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2年半の間、真面目にレッスンに通われ、不定期で土曜日の昼間に開催している補講にも欠かさず参加されて腕を磨いていらっしゃるNさん。

この度、日本書道教育学会の厳しい昇段試験に合格されてペン字初段も取得されました。

 
 
 

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継続は力。

美しい文字を習得するにはやはり時間がかかり、たくさん書く事、そして続けることに尽きます。

そして身に着けた字形や表現方法が、創作活動を楽しむことに繋がっていきます。

芸術的な作品を創ることは、生きがいの創出にもなることでしょう。

こちらはNさんが2年半に渡りレッスンで毎回毎回必ず練習されているお名前の字や、あらゆる種類の実用書のお手本の一部。

 
 
 

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『続ける』ということは、その先生と共にいうことになります。

生徒さんそれぞれの目的に応じたお手本を書かせていただくことで、私自身も日々勉強させてもらっています。

これからも共に書の時間を楽しんで、豊かな時間を過ごして行きましょう。

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