2013.06.30
6月30日 日本の書展@国立新美術館

 

東京ミッドタウンのサントリー美術館、六本木ヒルズの森美術館、そして国立新美術館。

梅雨の晴れ間の陽射しが眩しい週末、都心の一大アートエリアとして輝きを放つ六本木アート・トライアングルの一つ、国立新美術館にて、「第41回日本の書展 東京展」を鑑賞しました。

 

 

 

 

まず目に入るのは、黒川紀章氏設計の全面ガラス張りで美しいウェーブを描く建物。

その壮大な存在感に、これからの美術鑑賞にも期待が膨らみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本の書展」は、現代書壇を代表する書家の作品が会派を超えて一堂に会する総合書展で、公募も含めた総展示数1,614点、東京展だけでも入場者数が1万人に迫るほどの名実ともに日本有数の展覧会です。

私が所属している「日本書道教育協会」名誉会長の高木厚人先生や、元理事で皇太子妃雅子さまの書道のご進講役を務められた楢崎華祥先生の流麗な仮名の作品も展示されていました。

 

 

 

 

 

 

 

ご一緒したのは、尊敬する書家の岩見屋錦舟先生。

私の出身地、山口県岩国市を拠点に活躍されている岩見屋先生とは、私が岩国で書を学んでいた時からの長いお付き合いで、年に何度か岩国や東京で書を通じて親しく交流させていただいています。

岩国の名勝、錦帯橋のたもとのお屋敷にお住まいの先生。

歴史ある錦川鵜飼宗家としてもご活躍され、お仕事が一段落された昨年には、ご自宅の30畳のお部屋を、木材や窓ガラスにもこだわったリフォームを施して素敵な書道のアトリエになさったとか。

体力維持のためにお宅の裏の標高200m余りの城山に毎朝登られているとのこと、本当に頭が下がるばかりです。

この日は先生の貴重な解説を伺いながらの鑑賞で、とても充実した一日になりました。

 

 

 

書展見学でいつも心掛けていることは、気に入った作品を見つけることと、自分の作品創作に取り入れたい形式を探すこと。

写真撮影OKということだったので、そうそうたる先生方の直筆の作品を目にした感動を写真に収めることも出来ました。

 

 

 

岩見屋先生は、明日7月1日から広島は宮島にあるもみじまんじゅうの老舗「藤い屋」さんで開催される七夕展に出展されるとのお話も伺いました。

「藤い屋」創業88周年と七夕展開催10周年を記念して、これまで七夕展で個展をされた、絵画や陶芸、金属オブジェなどの作家さんら精鋭6名による、’お祭り’展覧会になるとか。

 

 

 

 

海に浮かぶ竜宮城のような朱色鮮やかな大鳥居から厳島神社、水と緑が織りなす景色の素晴らしい初夏の宮島に想いを馳せました。

世界遺産であり日本三景のひとつである宮島観光と合わせて、お近くの方は足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

 

「10周年記念 七夕展 2013」

7月1日(月)~7月15日(月・祝) AM9:00~PM4:30※最終日はAM4:00まで

藤い屋宮島本店(宮島桟橋より厳島神社に向かって徒歩5分)

℡0829(44)2221

 

 

 

さてその数日後。

9月に新規オープンを予定している書道教室の内装作業に立ち会いました。

こちらは、世田谷区桜上水の閑静な住宅街の一室になります。

友人から新しい教室のインテリアに是非と、趣のある二曲屏風をいただき、創作の構想も練り始めました。

優れた美術作品の鑑賞を糧にし、和やかな中にも心落ち着いて書を愉しめる教室を彩れるよう、心して取り組みたいと思います。

 

明日はデイホームへご訪問、浴衣でうちわの制作をして、夏を感じるひと時を味わっていただけたらと思っています。

その日の様子はまた後日のブログで。

 

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