2014.02.04
ひとひらの写真帖 vol.23

今日は立春。

節分の昨日は動くと汗ばむほどの陽気でしたが、厳しい立春寒波到来のようです。

皆さまの地域では如何でしょうか。

 

 

 

 

立春の早朝、禅寺やその檀家では厄除けのために「立春大吉」と書いたお札を門前に貼ります。

 この文字は左右対称になっており、裏から見ても「立春大吉」と読めます。

鬼が家の中に入ってきた時、「立春大吉」の札の貼ってある門を入ってふと振り返ると同じように「立春大吉」と書いてある。

「入ったと思ったがここはまだ入ってなかった」と逆戻りして出て行ってしまう、つまりこのお札を貼っていると一年間を平穏無事に過ごせる縁起の良い吉札だとか。

新しい年が平和でありますようにと願う気持ちが、今に続く行事になっているのでしょう。

心穏やかに墨を磨り、家内安全、無病息災を願って書いてみました。

 

 

そしてこちらも「開運招福」の縁起物、世田谷『豪徳寺』の招き猫奉納所です。

素朴で愛くるしい招き猫は見ているだけで微笑ましいものですが、目にした風景は圧巻でした。

 

 

 

 

江戸幕府の大老、井伊直弼の菩提寺である豪徳寺は招き猫発祥の地とされていて、愛情をこめて『招福猫児(まねぎねこ)』と呼ばれています。

武術をはじめ、禅や書、絵画や茶道など多くの芸術にも精通していた井伊直弼については、昨年、『一期一会』 を題材にしたブログでも少し触れました。

 

 

 

 

招き猫に願をかけて、その願いが成就した折にお礼として奉納すると更にご利益があるとされています。

どれだけたくさんの人が、どんな願いを叶えてきたのでしょう。

 

冬から春への季節の変わり目、一年の始まりとされる立春。

まだまだ寒い中でもどこかに春の兆しを感じると嬉しくなりますね。

立春の日はもともと何をしても大吉であるという楽しい意味もあるとか。

忙しい年末年始に書きそびれてしまった今年の抱負を、気持ちも新たに書いてみては如何でしょうか。

 

 

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