2019.03.10
3月10日 南の島へ

日本から直行便で3時間半、時差はたったの一時間。

 

 

 

国内旅行のように気軽に行けて、降り立っただけで心地よい風に気持ち安らぐ常夏のリゾート。

 

 

 

 

約500年前の1521年3月6日にポルトガルの探検家マゼラン一行に発見され、「グアム・ディスカバリー・デー」に湧くグアムへ。

 

 

 

 

この島の持つ癒やしの力を最大限に味わえるホテルライフに、

 

 

 

 

美しいビーチではゆったりと流れる時間。

 

 

 

 

きめ細かな白砂のビーチを素足でお散歩すると、波打ち際の水は意外と冷たくて驚きました。

 

 

 

 

早起きした日は、一日かけて島南部をぐるりとひと巡り。

グアムは長さ約48キロ、幅約14~20キロと細長く、面積は日本の淡路島と同じくらいだそうです。

 

 

 

 

在住40年で沖縄のご出身という日本人の女性ガイドさんと、英語オンリーの現地のドライバーさんとの素敵な出逢いがありました。

この島の人口は、原住民のチャモロ人とフィリピン人の方々が半々で約70パーセントを占めているそうです。

 

 

 

 

しかしリゾートホテルやショッピングセンターが建ち並ぶ観光の中心、タモン地区を離れるにつれ見えてくるものがあります。

1565年から333年間続いたスペイン統治時代。

 

 

 

 

1899年からの米統治、そして1941年から2年7ヶ月の間、日本軍に占領されて「大宮島」と改称された時期を経て現在のアメリカ領に至るグアム。

その深い歴史を今に繋ぐガイドさんの名調子に耳を傾けながらのどかな村々を通り抜け、点在する観光スポットへ。

 

 

 

 

南国の豊かな自然。

 

 

 

 

今年、季節外れの2月に上陸したという大型台風2号の影響もあちこちに。

 

 

 

 

「椰子の木の下は危ないので近づかないでくださいね!」とのこと、椰子の実は1年に100個近く実をつけ、落下による事故も多いそうです。

 

 

 

 

太平洋の荒波に侵食されて出来たというイナラハンの天然プールには、透明な水面から熱帯魚などの魚がたくさん泳いでいるのが見えました。

 

 

 

 

そして、ガタゴトするロープウェイに乗り、吊り橋を慎重に渡りジャングルの奥地へ。

 

 

 

 

グアム最大のパワースポットとして名高いタロフォフォの滝にたどり着きました。

 

 

 

 

すぐそばに、太平洋戦争終結後28年間戦い続けた横井庄一さんの「横井ケーブ」(現物は崩落のためレプリカ)があります。

 

 

 

 

厳しいジャングルでの潜伏生活と「恥ずかしながら生きながらえて帰って参りました。」という言葉の衝撃。

戦跡の残る「太平洋戦争国立歴史公園(ガアン・ポイント・ビーチパーク)」と「太平洋戦争国立歴史博物館」の見学も胸に迫るものがありました。

 

 

(旧日本軍トーチカ)

 

リゾート地グアムのあまりに美しい風景と、壮絶な戦いの痕の差に言葉を無くした体験は次回のブログで綴りたいと思います。

 

TOP↑