2013.07.28
ひとひらの写真帖 vol.12

 

 今週で、今年前半の書道教室が最後でした。

生徒の皆さん、暑い中、また、雨の中を、通って来て下さり、ありがとうございました。

8月は夏休みになりますので、9月からまた元気なお顔に会えますこと、楽しみにしています。

 

さて、夏季休暇初日の金曜日は、昭和の香り漂うディープな街、西荻窪へ友人の森優子さんの講演を聴きに行って参りました。

開演時間まで時間があったので、涼しい夕方の風に吹かれながら散策。

西荻窪は、アンティークショップやギャラリー、レトロな喫茶店から、洗練されたショップ、食を楽しみたい人にうってつけの飲食店などがそこここに点在する、魅力溢れるエリアです。

中央線西荻窪駅を挟んで南北に延びる賑やかな表通りから、枝分かれしたいくつもの路地裏にも個性的なお店が多く集まり、何度も立ち止まってしまうほど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に訪れたのは、「西荻紙店」。

若いデザイナー達が発信する、こだわりのある文房具のセレクトショップです。

「紙店」は、「シテン」と読み、国立にある本店に対しての「支店」と掛けているとか。

 

 

 

 

 

買う目的がなくても、つい手に取って、誰かプレゼントする人がいないか思い巡らしてしまうようなスタイリッシュな文具の数々。

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは 洋風の金封。

これにはどんな筆文字と合わせたら?

と、イメージが幾通りも浮かんでは消え、時を忘れてしまいます。

 

 

 

 

 

日本では昔からものづくりを重視し、職人の技術を尊重する文化がありますが、そういう伝統を、若い人が受け継いで独自の感性で表現しているような気が致しました。

PC主流の時代になり、「紙」自体使用することが減少している昨今。

紙から広がるデザインを楽しむというこのお店のコンセプトは、日本の新しい形の伝統工芸に繋がって行くと言えるのではないでしょうか。

 

 

そして、目的の講演会場、旅の本屋さん「のまど」にたどり着きました。

 

 

 

 

鮮やかなブルーの扉のお隣にふと目をやると、何とも趣のある瀟洒な喫茶店を発見。

 

  

 

 開店して30年の老舗の喫茶店、「物豆奇(ものずき)」。ジブリの世界から抜け出たような外観です。

 吸い込まれるように店内へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歴史を感じさせるたくさんのランプの灯り。重厚な西洋アンティークのインテリア。

30個以上あるという古時計はいろんな時刻を示していて、振り子の時を刻む音が響き渡り、時刻を告げる「ボーン、ボ-ン」という音が重なって、タイムスリップしたような別世界が広がっていました。

BGMにはモダンジャズが流れ、ゆったりと落ち着く雰囲気です。 

 

 

 

  

 

さて、「のまど」とは、英語で「遊牧民」という意味だそうです。店内には「旅」をキーワードにした本やグッズがズラリ。

置かれている本は、新刊本・古本が入り混じり、海外旅行の本が8割、国内旅行のものが2割とのことです。

 

 

 

 

旅の本屋さんで、世界を旅する本を買い、お隣の喫茶店で美味しいコーヒーを飲みながらゆっくりページをめくることが出来たら、なんと贅沢な時間でしょう。

是非再び訪れたい場所になりました。

 

西荻窪にて非日常の空間に浸り、森優子さんのお話に感銘を受けて、温かい気持ちで家路に。

ここから夏のスタートです。

 

5月20日 世界への架け橋

 

 

 

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