2021.02.20
2月20日 春に向かって

三寒四温と言われるとおり、東京は寒い日と暖かい日が行ったり来たり。

家のそばの白梅はいつの間にか満開になっていました。

 

 

 

 

地震や大雪で厳しい日々を過ごされている地域のかたにはどうかご安全に、心よりお見舞い申し上げます。

昨年の2月にコロナが始まり、いくつかの波を越しながらもう1年。

近隣の梅の名所、羽根木公園で行われる『せたがや梅まつり』も中止、下高井戸と桜上水の桜まつりも昨年に続いて中止が決まりました。

春のまだ浅い頃に梅のほころぶのを見て季節の変化を感じ取り、桜の開花宣言を今か今かと待ち望む私達。

1年前まで当たり前だった賑やかな日々の尊さがしみじみと感じられます。

昨日は、お手伝いをしている地元M中の書道部へ伺いました。

こちらも昨年から外部講師による対面指導はNGとなり、お手本を渡して作品の添削のみが続いています。

 

 

校門の脇の紅梅が満開でした

 

来月の卒業式も、卒業生と保護者1名のみの参加で簡素に行われると聞きました。

歌を歌うことも吹奏楽の演奏もなく在校生はお休みとのこと。

では「校歌」も「旅立ちの日に」も「仰げば尊し」もないんだ…。

吹奏楽の演奏で盛大に見送られることもなく、後輩が憧れの先輩からボタンをもらう甘酸っぱい思い出も作れない…。

卒業式は、先生や友達や後輩、親御さんみんなで別れを惜しみ新たな門出を喜び合うかけがえのない日。

皆さんの気持ちを思うと本当に切なくなります。

 

そんな中、書道教室は足を止めず従来通りに開くことが出来てありがたいことです。

今月も生徒さんのお手本が仕上がりました。

 

 

全て手書きで丸一日掛かります

 

小・中学生は学年別の月例課題、高校生以上の生徒さんは漢字(楷書・行書・草書・篆隷書)と仮名の古典臨書や創作など思い思いの課題。

生徒さん一人一人の上達に合わせて多種のお手本を書くのは、実のところかなりの根気と集中力を要する作業です。

毛筆に加え、硬筆も紙面を美しくまとめるのはなかなか大変。

 

 

 

 

しかし自分で書いてみなければ指導のポイントもつかめないもの。

そして何よりも自分が学んできた古典の復習と稽古を重ねることになり、生徒さん達に感謝です。

大人のかたは現在、楷書『虞世南・孔子廟堂碑』、行書『王羲之・蘭亭序』、草書『智永・真草千字文』・篆書『虢季子白盤』など地道に臨書。

皆さん始められたときに比べ線質が素晴らしく進歩されています。

競書誌の写真版にコンスタントに掲載されたり、高段者であっても難関を突破して昇段されたり嬉しい限り。

また、年が明けて新規ご入会のお問い合わせも多くなっています。

 

 

 

 

募集は年に一度、5月頃に設定し空席のあるクラスのみ先着順で受け付けさせていただいています。

進級、進学に伴うクラス人数の変化が落ち着くのがその頃だからです。

受付のあと順番に見学・ご体験いただく流れで、体験されてからキャンセルされても大丈夫です。

昨年はコロナの関係で春に教室休止期間が続いたため10月にさせていただきました。

募集の日や、クラス別の人数など詳細は4月にHPのトップページでお知らせ致します。

 

 

 

 

小中学生クラス、中学生以上一般クラス共に募集人数は若干名となる見込みです。

少人数制のレッスンで個性を大切にし、質の高い指導を目指していますのでご理解いただければ幸いです。

現在、教室では3月初旬の公開を目指し、折り句web展覧会の準備を進めています。

春の桜まつりで展示する予定だったみんなの力作をオンラインでお届けします。

こちらも公開をHPでお知らせしますので楽しみにお待ち下さい。

 

 

 

 

緊急事態宣言のもとまだ先が見えず不安を抱きながらの日々ですが、ワクチン接種の動きも加速し光が差しつつあるのを感じます。

昨年は中止になった夏の書教展、今年は開催されることを信じ作品書きも始めました。

 

 

 

 

暖かく明るい春の訪れまでもう少し、あと一踏ん張り、頑張って待ちましょう。

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