2024.04.20
4月20日 前進するために

ご訪問ありがとうございます。

先週、HPをリニューアルしました。

制作は、2012年のしもたかステーション教室立ち上げからずっとご協力いただいている㈱FORTISSIMOの新野さん。

新しいデザインになってスッキリと見やすくなり、視覚的にも楽しんでいただけるかと思います。

作品ギャラリーは「書作品」「十二支の筆文字デザイン」「オリジナルネームアート」「折り句」「筆文字デザイン」の5つに分けました。

「書作品」と「筆文字ギャラリー」は編集中、その他の部分も皆様に情報をわかりやすくお伝えできるようまだまだ充実させていく予定です。

よろしければまたお立ち寄り下さいませ。

 

さて、新しい学年がスタートした書道教室。

4月と5月は昇段級試験月で、受験する生徒は課題を普段の倍書くことになります。

練習量は紙面に現われますし、目的を持って書くことで実力もジャンプUP。

頑張りましょう!

 

 

5年生の課題「大志」

 

昨日はGWのMIKAKO展に向けて、京王プラザホテルにて打ち合わせでした。

 

 

本館3Fロビーギャラリー

 

インバウンド全盛の今、なんと宿泊者の75%が外国人だそうです。

作品の説明文には全て英語表記も加えて下さいとのこと。

「書も人気です」と伺い、皆さんに日本の伝統文化を楽しんでいただけたらなあという思いを強くしました。

昨年の秋に出展のお話しをいただいてからこれまで、師や先輩、書友、表具店さんを始めたくさんのかたが真剣に考えて制作をサポートして下さいました。

先月は学びを得るため広島へも。

 

 

広島空港にはもみじ饅頭の自販機が

 

大切な文房四宝(筆・墨・硯・紙)は、いつもお世話になっている山口文林堂さんが私の書に合うものを確かな選択眼で。

 

 

 

 

おすすめしていただいた紙は、画仙の最高峰と言われる中国産の紅星牌

 

 

手漉き画仙紙:紅星牌六尺二層夾宣

 

当初書き進めていたサイズと違うものでしたが思い切って変えて、構成から練り直しました。

印は、書印会代表で日展会友の池田樵舟先生に依頼。

彫る文字は何にするかというところから一緒に考え、最高に美しいバランスと攻めたデザインで作成していただいて深く感動しました。

 

 

金文の「前」の字形は縦長

 

今回の出展は、パネル仕立ての大字作品と二尺✕八尺の掛軸、額装の折り句の3点になります。

パネルは一昨年に巡りあった浦和の武笠表具店さん。

数年ぶりに浦和へも足を伸ばしました。

 

 

 

 

武笠さんにお目に掛かったあと、たくさんの素敵なデザインを考案してメールで送って下さり、完成するまで何度やりとりしたでしょうか。

 

 

本当にありがとうございました

 

軸装と額装を担当して下さったのは文林堂の山口社長。

一切の労をいとわず大量の生地を作品に当てて共に悩み、培われたセンスと技術を惜しみなく注いで下さいました。

 

 

山口文林堂さんの工房にて

 

最後に作品を託してお部屋を出る私に「しっかりやります!」と力強く声を掛けて下さり、今思い返しても涙が出るほどの感謝です。

作品は私一人の力で出来るものでは全然なくて、こうして多くの方々の支えのもとに土台が築かれて形成されるかけがえのないもの。

会期が始まると、講師仲間の先生方が交代でお手伝いに入って下さいます。

こちらも忘れてはならない恩恵です。

 

 

昨年の折り句コンテストにて

 

そしてこうした素晴らしい発表の場を下さったMIKAKOさんにはお礼の言葉も見つかりません。

 

 

京王プラザホテル3Fロビー

 

「前進」というタイトルの通りに勇気を持って挑戦を続けるMIKAKOさんに全力で伴走して、仲間と共に力を合わせて駆け抜けたいと思います!

皆様ご都合が合えば是非ご来場下さい。

 

 

 

 

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