2016.03.10
3月10日 書道展に向けて vol.4

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初めて教室に来た時はあどけない小学2年生だったSくん。

度重なる教室の移転にもずっとついて来てくれたSくんもこの春高校生になります。

背もぐんぐん伸びて今では見上げるほどに。

書道の基礎もしっかり身に着けました。

 

 

 

 

 

3月末の『桜まつり書道展~ひとふで・ひとひら・しもたか散歩~』に向けて、自分で選んだ言葉を書きたいスタイルで書く『創作』にチャレンジ。

『ウカスカジー』(Mr.Childrenの桜井和寿さんとGAKU-MCさんのユニット)の2014FIFAワールドカップサッカー日本代表応援ソング『勝利の笑みを 君と』を豊かな感性で表現しました。

 

 

 

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落款印も自分で彫ったものを捺印、中学校生活の集大成に。

 

奇しくも、来週15日(火)に開催される下高井戸恒例の銭湯ライブ『音屋の風呂屋~申年の春~』にはGAKU-MCさんがゲスト出演されます。

米バークリー音楽大学出身の30代のミュージシャンら様々な分野のアーティストが集い、身も心も温まる月見湯ライブ。書で参加させていただいて4年目になります。

皆さんよろしければどうぞほっこりしにいらして下さい。

ハヴケイスケ公式facebook

 

 

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さて、昭和ひとけた生まれで教室最年長のHさんも一からの作品創りを頑張っていらっしゃいます。

 

 

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従妹さんが歌人でいらっしゃるということで、美しい装丁の句集の中から一首を仮名色紙に。

 

 

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この制作をきっかけに好きな俳句を一つずつ作品に仕上げていくという新たな目標を見つけられました。

きれいに表装してインテリアにしたり、プレゼントにしても喜ばれることでしょう。

このようにどんどん書を生活の中に取り入れていただけたら楽しいですね。

 

幼稚園生や小学生の子供たちも好きな言葉を自由に。

 

 

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私が書いた書と子供達の書とのコラボレーションで一つの大きなアートにするアイデアも生まれました。

さてどんな展開になるのか、私も期待に胸を膨らませています。

 

 

 

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作品制作と並行して様々な下準備で走り回っています。

貸し額を要する大きな作品の表装は、東洋額装さんで。

書道の表装では全国トップクラスのシェアを誇る東洋額装(株)さんは、山口の学生時代からお世話になっています。

本社は広島県福山市にあり、短めの納期でも素晴らしい技術でセンスある作品に仕上げて下さるので安心してお任せ出来る会社です。

今回は表装の打ち合わせから搬入・搬出の段取りまで東京支店長の小林さんが懇切丁寧に対応して下さいました。

 

 

 

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小さいサイズの作品は、三鷹にある老舗の書道用品店『山口文林堂』さんでご相談。

紙面は小さくても紙や墨色を工夫したり額装したりすることで作品はグンと引き立ちます。

山口さんは品揃えが豊富で、年代物の紙や文具などいつも珍しいものを発見することが出来るので伺うのが楽しみなお店です。

 

 

 

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作品のデータ化や大型印刷などを請け負って下さるのは(有)カワセ広告社の川瀬さん。

どんなお願いにも笑顔で親切に対応して下さいます。

 

 

 

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DMの制作や告知などを担当して下さっているのは(株)フォルテッシモの新野さん。

 

 

 

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素敵に仕上げていただいたDMも皆さんにお送りさせていただきました。

もしお求めの方がいらっしゃいましたら私までご一報下さい。

書道用品新宿キョー和さんや、下高井戸商店街事務所『しもたかステーション』、商店街の数店舗にも置かせていただいています。

 

 

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お世話になっている地元のしもたかフィルFacebookでも記事にしていただきました。

商店街のお店の温かいご厚意でチラシもあちこちに。

こうして書いていると、たくさんの方のお力添えをいただいているのだと改めて感謝するばかりです。

 

商店街にある書道教室の、商店街で開く展覧会。

書にあまり馴染みのないお客様にも立ち寄っていただけて、初めて筆を持った時のわくわくした高揚感を感じていただけるような活気ある場にしたいと考えています。

 

こんなおちゃめな書き手の世界、どうぞ触れてみて下さい。

 

 

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photo by Chibahiroko

 

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