2019.01.20
1月20日 今年も「楽しい」から始めよう

仕事始めの前に世田谷の地元の氏神様へ初詣。

立派な鳥居は、新年らしく清々しい純白になっていました。

 

 

 

 

旧年中の感謝を伝え、教室みんなの無病息災と書道の上達を祈り合掌。

教室の書初めでは毎年、一年の抱負を書にしてもらっています。

今年は縁起のいい『だるま』の絵付けからスタートしました。

初レッスンで、白だるまや絵の具、パレットの並んだ机を見て子供達は「わぁ、楽しみ!」と歓声。

 

 

 

 

年始はやはり新たな気持ちで「楽しい!」から始めてほしいと思っています。

書初めのだるまはミニサイズでもちゃんと、倒しても起き上がる起き上がり小法師。

子供達は興味津々でひとしきり触って楽しんでいました。

日本人にとって愛着のあるだるまも、最近はあまり見かけなくなりましたね。

この「七転び八起き」を体現している姿で「あきらめず立ち上がろう」という精神も感じ取ってもらえたらと思います。

色塗りをしやすいように、だるまを固定する土台は段ボールで作りました。

 

 

 

 

土台に刺しただるまに色を塗っていきます。

だるまと言えば真っ赤な姿が思い浮かびますが、いろいろな色でそれぞれ意味があるそうです。

 

 

 

 

赤は開運、青は学業や仕事運、緑は健康運、白は受験合格、黄色や金色は金運、オレンジは子宝や夢の実現、ピンクは恋愛、結婚運など。

子供達は「えー、どうしよう!何色にしよう!」と悩みながらも、願い事に重ね合わせたり好きな色で塗ったりしていました。

無心で取り組む表情は真剣そのもの。

 

 

 

 

大人の生徒さんも一回り小さい姫だるまで挑戦。

 

 

 

 

「色塗りをするなんて何年かぶりです!」「すごく楽しかった」との嬉しいご感想もいただきました。

 

 

 

 

置いてあるだけでホッと心和むような可愛いだるまも出来上がりました。

 

 

 

 

みんなのだるまに今年の願いを書き入れてどんなオリジナルだるまになるのか、完成がとても楽しみです。

 

 

 

 

さて、今年初の出展のお知らせです。

1月25日(金)~27日(日)に茅ヶ崎市民ギャラリーで開催される井上雅月先生の『 雅月書道教室展』に、2尺×6尺サイズの近代詩文書作品と色紙作品の二点を出品させていただきます。

今年の雅月展は「椿」がテーマとのことで、色紙は雪の中に凜と咲く椿をイメージして書きました。

顔彩で挿絵も添えています。

お時間がありましたら、風光明媚な茅ヶ崎で開催される豊かな書の世界を楽しみにお運びください。

 

 

 

 

4月6日(土)、7日(日)には、世田谷桜上水の『むつみ会館桜まつり』に今年も生徒さん達の作品を展示していただけることになりました。

大人の生徒さんのバラエティに富んだ書作品、子供達の心のこもった折り句作品、そして個性あふれるだるまさん達が勢揃いしてお祭りを盛り上げたいと思っています。

こちらもどうぞよろしくお願い申し上げます。

1月も半ばを過ぎ、年末年始や仕事始めのお疲れも出る頃かと思います。

風邪やインフルエンザも非常に流行っていますので体調を崩されませんよう、お身体を大切にお過ごし下さい。

 

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