2019.05.30
5月30日 「楽しい」から広がる世界 

 

先週末は地元の多くの小・中学校で運動会が行われました。

教室の子供達から練習で頑張っている様子を聞いたり、日焼けで真っ赤になった腕を見せてもらってビックリしたり。

1年生が胃腸炎の流行により学年閉鎖になり、運動会前日に延期が決まった小学校もあったようです。

ついこの間まで幼稚園児だった1年生にとっては新生活と10連休に運動会練習と疲れが出たのでしょう。

身体を休めてみんな健康を取り戻して運動会を迎えて欲しいなと思います。

「先生、運動会見に来てー!」という嬉しい声かけをもらって足を運んだ学校は、雲一つない絶好の運動会日和で賑やかに開催されていました。

 

 

 

 

しかし心地よい春の運動会のはずが、最高気温31.9度に砂埃と熱風で体感的には真夏の猛暑。

競技に出る子供達も声援を送る親御さん達も大変だったことと思います。

涼を求めて水飲み場も大賑わいでした。

 

 

 

 

小さな1年生にとっては入学してすぐの大きな行事に緊張したことでしょう。

かけっこで力一杯スタートを切る姿は感動的でした。

 

 

 

 

ここから6年間しっかり体力をつけて元気に成長していって欲しいと、昨今の小学生に関わる胸の詰まる事件に接し切実に思います。

 

 

 

 

書道教室も今月から冷房をつけてレッスン。

子供達もすっかり夏の装いです。

 

 

 

 

可愛いキャップにキッズサングラスで登場した5年生のSちゃん。

 

 

 

 

教室は席が決まっていますが「一番後ろの席が落ち着いて書けるので後ろにして欲しい。」という前向きな発言がありました。

広めの後ろの席で腰を据えてひたむきに枚数を重ね、どんどん腕を上げています。

 

 

 

 

教室のみんなも一つ学年が上がりやる気に満ちていて、良い表情で書道に取り組み嬉しい限り。

この明るい空気が一年間続くように私も頑張っていきたいと思います。

今年は残念ながら小学生の募集が出来なかったのですが、以前から予約いただいていた生徒さんのご家族や昨年度のキャンセル待ちの方の数名を新しくお迎えすることが出来ました。

4年生のお姉ちゃんの腕をギュッと持ってやって来た1年生のMちゃん。

 

 

 

 

「1時間もつでしょうか、大丈夫でしょうか。」というお母様の心配にも全く問題なく最後までしっかり書いています。

低学年の文字を習い始める頃は正しい字形を身につけるとても大切な時期。

伸び伸びと練習出来るように、字を書くことは楽しいもので上手く書きたいと思ってもらえるようわかりやすい指導を心掛けています。

自分が書いた字をお手本と比べて赤鉛筆で自分で直してみる批正も「さあ、間違い探ししてみようね!」と励ましながらゲーム感覚で。

 

 

 

 

現在中2のCちゃんは小学2年生の夏に入会してからコツコツと続け、中学では書道部にも入部、習字から書道という芸術に進む階段を上り始めました。

GWにはご家族で台湾に旅行され中国三千年の歴史を誇る故宮博物院で中国美術を満喫し、たくさんの素敵なお土産を抱えて持って来てくれました。

 

 

 

 

風雅な書道用紙や珍しいマスキングテープなど、教室でも是非有効に使用したいと思います。

そして、先日は大人の生徒さんが春に書いたご自身の作品を素敵に額装され、写真を送って下さいました。

 

 

 

 

「これは母にプレゼントしようと思ったのですが、とても気に入ったので暫く家に置いておきたいと思います!」とのこと。

日々、地道に練習されている生徒さん達がこうして奥深い書の世界を広げておられることがとても嬉しいです。

皆さんにこれからもより心豊かに書道を続けていただくためには、私も力をつけて生徒さんを引っ張り上げなくてはなりません。

素敵な皆さんに出逢わせて下さった神様に感謝し、これからも精進を続けたいと思います。

 

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