2022.05.30
5月30日 人生の航海に

それはそれは美しい花嫁でした。

 

 

チェロ、ハープ、オルガンの生演奏も

 

先日、丸の内のパレスホテル東京で行われた、友人のお嬢さんの結婚式に出席。

新郎新婦ご挨拶で「1年前にここで結婚式をしようと決めました。」と語り出され、コロナ禍で数々の困難を乗り越えられたのだろうと胸が詰まりました。

 

 

5つ星ホテル、最上級のホスピタリティ

 

皇居の豊かな緑を背景にしたチャペルのお式、盛大な披露宴にも隅々まで感じられる二人の細やかな心遣い。

笑いあり涙ありで、本当に夢のように素敵なひとときでした。

新しい人生の門出をみんなで祝福する結婚式はなんて素晴らしいものだろうと深く感動。

 

 

テーブルにも瑞々しい緑

 

新婦のご両親とは故郷岩国の頃からずっと親しくさせていただいています。

一人娘のMちゃんは慶應大学文学部に入学した2011年の4月にすぐ書道教室に来てくれました。

 

 

同級生のYちゃん(左)と仲良く通塾

 

当時の教室は、開室から2010年まで行っていた桜上水のマンションの後、移転した赤堤の家。

自宅教室最後の年になります。

 

 

赤堤の教室(2010年10月~2012年8月)

 

親元を遠く離れて暮らし始めたMちゃんと、レッスン後に夕食を共にしておしゃべりすることもありました。

同年9月にしもたかステーション教室に移ってもついてきてくれて、豊洲の企業に就職するまで4年間頑張りました。

思い返せば、教室を開いて前半期は場所が自宅ということもあり生徒さんは小・中学生だけ。

しかし、Mちゃんの「普段書く字をきれいにしたい」という希望を受けて、初めて大人のペン字も教えることになりました。

前回のブログでも触れましたが、「習字」とはその字の通り正しい字形や筆順を習うこと。

筆記用具は筆だけでなく、鉛筆やボールペン、万年筆など学ぶ用具は限定されません。

対して「書道」は、繊細な毛筆を使って文字が生み出す美しさや自己表現を追求する美術。

 

 

しもたかステーション教室一般クラス

 

大きく腕を動かして書く書道と手指で線をコントロールするペン字は使う筋肉も違います。

書道にも専門分野があり、私が幼い頃から学んで来たのは大筆でした。

はねやはらい、筆圧など毛筆の筆遣いは硬筆にも繋がりますがやはり別もの。

Mちゃんの願いをきっかけに、私も硬筆や小筆字において第一線級の先生方にご指導を仰ぎ、研究を重ね教材も厳選しました。

 

 

小筆字の実用書を学ぶ生徒さん

 

今はペン字習得が目的の生徒さんも多くいらっしゃいます。

 

 

ペン字の生徒さんばかりの日も

 

クラスに空きがなく、2年待って入会されたTさん。

いつも根気よく何度も練習されて、今月号では昇級と作品が写真版に掲載されるという大きな快挙。

 

 

 

 

この春は新1年生の可愛いお孫さんも入会されてニコニコです。

こうして毛筆書道からペンや小筆字への新しい扉を開いてくれたMちゃんに改めて感謝。

生徒さんに教えてもらうことばかりで私も成長させていただいています。

 

 

心温まる手書きメッセージ

 

新郎新婦のお名前は、それぞれ楷書と行書で書いて早速ラインでお送りしました。

披露宴のあと、お見送りプチギフトに添えられたカードにもこんな素敵な言葉が記されていました。

 

いつも尊重しあって

いつも思いやりを持って

いつも愛をもって

2人で人生の航海に乗り出します

 

これからの人生は、順風満帆の日ばかりではなく、嵐の日もあれば凪の日もあるでしょう。

二人で力を合わせて末永く仲良くお幸せにと心から願っています。

 

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