2021.04.10
4月10日 桜の季節 岩国編

3月21日に緊急事態宣言が明け、これからまた陽性者がうなぎ上りになって移動が出来なくなる前にと急遽帰省を決めました。

東京を発つ前、航空会社が行っているPCR検査を受けて安全を確認。

 

 

 

 

1年4ヶ月ぶりに会えた母の笑顔、懐かしい故郷岩国。

母と一緒に眺めた錦帯橋の桜は今を盛りに咲き乱れ、まるで夢のような1週間でした。

 

 

錦川に浮かぶ春の遊覧船(5月31日まで)

 

東京で暮らし始めて以来、桜満開の時期に岩国に帰れたのは一、二度あるかないかでしょうか。

郷里はこんなにたくさんの桜の木で埋め尽くされていたんだと目を見張りました。

 

 

『日本さくら100選』に選ばれています

 

吉香公園と錦帯橋周辺の桜はなんと3,000本とのこと。

 

 

錦川の河川敷

 

これほどの絶景でも時節柄、人出が少なめで密にならず気持ちよく散策することが出来ました。

 

 

錦川沿いの桜並木

 

この歴史的景勝地一帯が満開の桜にすっぽりと包まれているよう。

 

 

 

 

国の名勝、錦帯橋には桜がよく似合います。

 

 

対岸から眺めても華やか

 

錦帯橋を渡った先の奥座敷、吉香公園に足を踏み入れるともう全てのものが桜と饗宴。

 

 

白山比咩神社

 

歩いても歩いても桜・桜・桜。

 

 

 

 

見上げれば、城山の頂上にそびえる岩国城も桜に彩られてより一層優雅な佇まい。

 

 

 

 

『分け入っても分け入っても青い山』という山頭火の俳句を思い出したほど圧巻の桜。

 

 

 

 

上のお堀は、下の古地図の『現在地』のすぐそばです。

 

 

 

 

脈々と受け継がれる歴史や文化も感じられ、どこか懐かしくなんだかホッとするような気持ちになります。

祖母の家が近くにあり、幼い頃から遊び場だったこの場所が心に刻み込まれているのでしょうか。

 

 

風情のある白壁に映える桜

 

いつ頃までだったか、公園の中にはたくさんの鹿や猿、見事に羽を広げて見せてくれるクジャクなどがいる小さな動物園もありました。

 

 

美しい白壁も花と輝きを競い合っています

 

郷土の歴史や芸術を展示する美術館は、まるでおとぎの国。

 

 

市立岩国徴古館

 

全国で二番目に古いと言われているソメイヨシノも大切に守られていました。

 

 

 

 

世の中がコロナで不安がいっぱいの中でも、明治からずっと変わらぬ姿で元気に咲き誇っている姿に感動。

 

 

 

 

毎年ひたすら咲き続ける。

くねった幹を添え木で支えられながらも満身で咲く姿に『周りに振り回されず自分の役割を果たして進もう』と諭されたような気持ちになりました。

 

 

 

 

昨年末まで仕事をしていた母は忙しく、こうしてゆっくりと一緒に桜を見たのは子どもの頃以来かもしれません。

「今年はなんとたくさん桜を見せてもらった」とニコニコ。

「夜は錦帯橋がライトアップされているみたいだから見に行こう!」と教えてくれて日没後に再び錦帯橋へ。

 

 

錦帯橋と桜の同時ライトアップWebサイト

 

昼間の散策も素晴らしかったですが、夜はまた格別の美しさでした。

古いスマホなので光量が足りず、宵闇に照らし出された錦帯橋の荘厳な姿を迫力のある写真でお伝えすることが出来ず残念。

 

 

 

 

カメラの勉強をしてもっといい写真が撮りたいなあともどかしい思いです。

照明の色は、平日と休日でも違い、色々な色で橋を染め上げるようです。

 

 

艶やかなピンクの錦帯橋は息をのむ美しさ

 

幻想的な雰囲気にバージョンアップした錦帯橋は何度でも訪れたくなります。

お近くの方は是非、必見です。

 

 

桜のライトアップは4月18日まで、錦帯橋のライトアップは6月1日まで

 

たくさんの写真をご覧いただきありがとうございました。

花盛りで特別な岩国、右も左もいっぱいに広がる美しい光景に写真を撮りまくってしまいました。

『桜のトンネル』と呼ばれている道路沿いの桜並木や吉香公園に隣接する紅葉谷公園などまだまだ見所はたくさんですが、短い滞在では時間切れ。

来年もまた母とのんびり見に来ることが出来たらなあと思います。

情緒あふれる城下町では喜びに満ちた再会もありました。

 

 

 

 

続きは次回のブログで。

 

 

 

TOP↑