2020.06.30
6月30日 七夕の願いごと

7月7日にだけ、天の川を渡って逢うことが許された織姫と彦星の物語。

コロナ禍の今、会える嬉しさや共に過ごせることのありがたさを特別に感じた今年の短冊制作でした。

 

 

 

 

桜上水と下高井戸、二つの教室は施設が閉鎖されている期間中も定期的に除菌や清掃が行われていてピカピカ。

しもたかステーション教室は床にワックスまでかけてあり気持ちの良いスタートとなりました。

 

 

色とりどりの短冊から好きなのを選びます

 

東京は5日間連続50人以上の感染者数でなかなか落ち着きません。

しかし、外出自粛が緩和され、集まって自由に願い事を書けるだけでも幸せ。

しもたかステーション教室は密を避ける為に開始時間を早め時間も延ばしました。

すると、通常の硬筆や毛筆以外に短冊を書いたり折り句を考えたり。

色々な分野を時間一杯取り組む生徒が多いこと!

健やかにどんどん書く喜びを発散しているようでした。

コロナで新生活を考える中でレッスンのあり方を見直す機会も得たように思います。

私自身は2ヶ月半の巣ごもり生活のあと、急発進のレッスン開始。

ヘトヘトになるかもと少し危惧していました。

しかし生徒さん達からのパワーで全く疲れることなく、子供のエネルギーに驚くばかりでした。

 

 

入会したてで真剣なTくん(小3)

 

真っ直ぐな気持ちでお勉強や習い事の上達を願う、七夕定番の願い事。

Tくんのもう一つの願い事は「野球がうまくなれますように」。

字が上手で野球がうまかったら最高にかっこいいよ、これから一緒に頑張ろうね。

 

 

全部書いて一番を選ぶHちゃん(小5)

 

毎年黙々と願い事を書き連ねるHちゃん、どれを書くか悩む姿も微笑ましいものです。

下書きの字も美しいですね。

 

 

家族思いで優しいMちゃん(小5)

 

おうちに持ち帰る短冊以外に、桜上水むつみ会館の笹飾りにも吊り下げていただいています。

画用紙に彩色筆ペンも使ってカラフルに仕上げました。

 

 

Cちゃん(中3)のワクワクする願い事

 

ディズニーランドとディズニーシーは明日7/1に待ちに待った再開とのこと。

夏休みはお友達と行けるといいね。

 

 

絵も得意なKくん(小5)

 

毎月の競書を頑張りレッスンも終わりかけの頃、創作意欲に火のついたKくん。

 

 

 

 

お迎えにいらしたお母さんのチリンチリンという自転車のベルも聞こえてきます。

「(遅くなると)言ってあるから大丈夫!」とたくましくお待たせしつつ描き上げたのは、

 

 

 

 

プロのイラストレーターが描いたように緻密なアート。

夜の大人のクラスの生徒さん達も、感嘆の声を上げていらっしゃいました。

こんな素敵なお部屋ならきっとずっと楽しく暮らせそうですね。

 

 

お手本を真横において意欲みなぎる姿勢

 

「先生、お手本書いて下さい!」

と、きれいに書きたいという高い志で書き始めたHちゃん(小6)。

 

 

文字から想いだけでなく人柄も伝わります

 

これだけ気合いが入っていればダンスもきっとうまくなることでしょう。

「お母さんにあげたいからもう1枚書いていいですか?リビングに飾ります!」と更に1枚。

 

 

相手や目的を意識して書くことで成長

 

お迎えのお母さんに「お母さん、見て見て!」と嬉しそうに見せて親子で笑顔。

Hちゃんはこの日、最初から最後まで一生懸命短冊を書いていました。

自分の心を自分の字で伝えることが出来る喜びを実感出来たのではないでしょうか。

 

 

みんな思い思いに楽しく表現しました

 

7月1日(水)から7日(火)まで桜上水むつみ会館の入り口に大きな七夕笹飾りが設置されます。

 

 

昨年の笹飾り

 

空へ突き抜けるような笹は桜上水2丁目産のものだそうです。

お近くの方は是非お楽しみ下さい。

笹は冬場でも青々としていることから、生命力が高く邪気を払うという昔からの言い伝えがあります。

新型コロナウイルス収束の願いも天に届きますように。

みんなの願いもどうか叶いますように。

 

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