2019.07.30
7月30日 HP開設7周年

多くの方にご協力をいただき2012年8月5日にHPの公開をしてから早くも7年がたとうとしています。

携わって下さった皆さま、このページを愛読して下さっている皆さまに心より御礼申し上げます。

東京で最初についた書の師は、ご夫婦で小学校の教員を定年まで勤め上げられた教育者でした。

私に教育書道をと、師範資格の取得を目指すよう勧めて下さったE先生。

師はよく「このお受験戦争のご時世で、塾や英語やスイミングやサッカーやいろんな習い事が乱立する中、世田谷で習字を習わせようという親御さんは相当意識が高い方々ですよ。」とおっしゃっていました。

先生のおかげで開業することが出来て20年、ご両親をはじめおじいちゃん、おばあちゃんまで総動員で送り迎えやお世話をして大切に育てられている子供達に接し、子供達もそんな家族に感謝して安心して暮らしているなあと感じます。

学歴も特になく背景もない私ですが、これからも皆さまと共に書道を通じて人生が豊かに幸せになるよう出来る限りのお手伝いが出来たらと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

毎年夏のこの時期は、所属している社中の展覧会『書教展』の作品制作最終段階。

今年もラストスパートを終えて取り敢えずの到達点を迎えました。

 

 

 

 

何ヶ月も前から取り組んでいても、最初の頃に書いたものを上回ることが出来なかったり、途中でガラッと書風が代わり一からやり直しだったり様々な体験をします。

そして最後は必ず「これからなのになあ・・・」というほろ苦い思いを胸にタイムアップ。

この試行錯誤は書をやっている限り続くもので、作品の完成が今の実力だと自分に言い聞かせまた来年へ。

しかし今年はいつも苦手としている落款(書き上げた後に自分の作品であることを表す印を押すこと)に細心の注意を払い、風雅な印影を写すことが出来たのはささやかな喜びでした。

今年使用した5.5㎝四方の巨大な印や、3尺×6尺(約90㎝×180㎝)の近代詩文書用紙や長鋒の筆、墨も三鷹の『山口文林堂』さん。

 

 

 

 

一口に書道用品と言っても書道のジャンルは漢字・仮名・近代詩文書・大字書・前衛書・篆刻・刻字、ペン字や筆ペン、また、水墨画や絵手紙など多種多様。

山口社長はお客様一人一人に真摯に向き合い、その人の求める用途を的確に判断して最高のものを出して下さるので、いつも道具から表装まで全幅の信頼を置いて相談させていただいています。

 

 

 

 

また、様々な展覧会のお仕事をされていることから新しい感覚や知識も豊富で「自分自身もお客様も楽しいと思える仕事をする」という姿勢が伝わりお店に伺うと自然に笑顔に。

いつも良い勉強をさせていただいて本当に感謝です。

そんな中、いきなり猛暑の夏がやって来ました。

 

 

国立新美術館(六本木)

 

梅雨明けした昨日は書友のKさんと日本最大級の書の公募展「毎日書道展」へ。

 

 

 

 

1階から3階にかけて果てしなく広い会場で素晴らしい作品群に感動しながら見学、時間を忘れて旧交を温めましたが更なる幸運に恵まれた一日になりました。

横浜国大の教授で、教育書道のみならず芸術書道も究められ、メディアでも爽やかな外見から『美文字王子』と呼ばれて広く親しまれている青山浩之先生。

今年の毎日展でも栄誉ある『毎日書道展会員賞』を受賞されています。

 

 

 

 

尊敬する先生の作品の前で鑑賞していたらお連れの方々と会場に入っていらっしゃり、私達にも書の仲間のように気さくにお話しして下さいました。

 

 

 

 

思いがけない出来事で、夏の始まりに暑さに負けないエネルギーをいただきありがたいことに来月再びお目に掛かれることになりました。

先生との出逢いがこれからの書道教育の大きな糧になりますように期待して待ちたいと思います。

 

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