2013.09.21
ひとひらの写真帖 vol.14

 

さて昨日のブログ、月にまつわるあれこれのお話の続きです。

世田谷は下高井戸の住宅地の中にある、何とも風流な名前の銭湯、月見湯

50年近い歴史を持ち、天然温泉が湧くこちらのお風呂屋さんの名前の由来はその昔、縁側から月が見えたからだそうです。

現在は、周りの建物にさえぎられて月は見えませんが、お庭に面した縁側は健在で、お風呂上がりに涼むのにピッタリなくつろぎのスペースになっています。

赤富士の壮大なタイル絵も見事な天然温泉のお風呂をはじめ、数種類のお風呂にサウナ、広いロビーには飲み物やアイスクリームの種類も充実していて、地域の憩いの場として週末は込み合うほど。

 

 

 

小学1年生から書道教室に来ているHちゃんは、「おばあちゃんがお風呂屋さんが好きだから、よく二人で月見湯行くんだよ!」と話してくれていました。

「じゃあ、月見湯で先生と出会ったら一緒にアイス食べようね」と楽しい約束、そのHちゃんも春から中学1年生。

頑張り屋さんの彼女は書道の腕前もめきめきと上達、師範への道も見えてきました。

 

 

そんな地元で愛されている月見湯で、昨年2月、友人のハヴケイスケさんのワンマンライブ音銭浴が実現。

ご近所の方々も見えて、チケットソールドアウトの大成功でした。

そして、今年5月21日には第2弾として、戎谷俊太さん・君塚世和さん(円人図)と、紅一点の松本佳奈さんを加えた音屋の風呂屋ライブが行われ、この秋には、初参加のAo-Nekoさんを迎えて豪華4組が顔を揃えたライブが、11月19日(火)に決定とのこと。

今回も書で携わらせていただけること、本当に嬉しく思います。

五感に染み入る銭湯ライブ、今回もほんのりと温かい浴室内でキャンドルの灯りのゆらぐ中、心地よい音楽に包まれる極上のひとときになることでしょう。

 

 

 

 

折りしも、来たる10月10日は「銭湯の日」だそうで、世田谷と杉並区内の全銭湯が癒しの香り「ラベンダー」のお湯で満たされるとか。

また同日、世田谷区全浴場で「世田谷風呂まつり」、空くじなしの福引きがあり、その他にもこの秋は銭湯のイベントが目白押しのようです。

現在好評開催中の世田谷銭湯スタンプラリー「世田谷湯屋めぐり」は10月31日まで。

杉並区では「みんなで銭湯に行こう!」というイベントで区役所で開催の「銭湯展」や、「まちの湯健康事業」として楽しい健康づくりの教室が各浴場で開かれ、銭湯がじわじわと活気づいているようです。

 

すっかり涼しくなった秋の夜長。

丸いお月様が夜道を明るく照らしています。

ご家族で、ご夫婦で、カップルで、あるいはお友達同士で、もちろんお一人でも、銭湯の広いお風呂でゆったりと温泉気分を味わってみてはいかがでしょう。

コミュニケーションが弾み、ストレスがほどかれて安らぎがもたらされるのではないでしょうか。

   

                                   名月を   とってくれろと   泣く子かな      一茶

 

 

 

 

 

 

 

 

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