2018.09.20
9月20日 自分の心で書く vol.2 

いよいよ本日20日より、上野の東京都美術館にて(公社)全日本書道教育協会主催『第103回書教展』が開催されます。

 

 

 

 

私は、3尺×6尺(約90㎝×180㎝)サイズの色画仙紙に濃墨で近代詩文書を書き、二部審査員の部に出品しています。

年に一度、近代詩文書の勉強も兼ねて書き込む大きな作品です。

ご都合が合いましたら、会場でご高覧いただけたら幸いです。

私は23日(日)と25日(火)に足を運ぶ予定ですので、見かけたらどうぞお声を掛けて下さい。

よろしくお願い致します。

展覧会の様子は会期終了後にUPしたいと思います。

 

さて、そして今年も、劇団名の筆文字ロゴを担当させていただいた『座☆吉祥天女』さんより秋の公演のお知らせが届きました。

 

 

出典:座☆吉祥天女HP

 

2005年に、初めて『座☆吉祥天女』さんの舞台を観劇してから13年。

品格のある時代劇で繰り広げられる温かい人情世界は、観るたびに静かな感動が湧きあがります。

日々、最高の舞台を目指して努力を重ねていらっしゃる主宰の女優、井口貴子さん。

 

 

 

 

劇団名のデザインは、歴史深いお芝居を軽やかに現代へ届ける、吹き渡るそよ風のようなイメージ。

「天」の最終画は大きく伸びて未来に羽ばたき、空を切りました。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も公演のご成功を心より祈念しています。

興味を持たれた方、いらっしゃいましたら是非ご一緒しましょう。

 

書道教室も二学期が本格的にスタート、子供達は9月末〆切りの『第3回全国折り句コンテスト』に向けて頑張っています。

今年のテーマは、『ありがとう』、『ふるさと』、そして『へいせい』。

平成最後の夏に生まれた心のこもった折り句を、一文字一文字丁寧に書き記していきます。

 

 

 

 

レッスンで身に着けた書写力が、いつも以上の力を発揮。

一番大切なのは、読み手にきちんと伝えたいという気持ちです。

 

 

 

 

今の時代、小筆に墨で長い文章を書くことはほとんどありませんね。

だからこそ、この折り句を書く経験はみんなの大切な宝物になると信じています。

 

 

 

 

向上心が高く、絵を描くのも大好きなメンバー。

書の背景には、折り句にピッタリのアートが次々に出現します。

 

 

 

 

描いている子供達が楽しければ、見ている私達も楽しく、

 

 

 

 

学校や学年の垣根を越えた友情も育まれます。

 

 

 

 

基本的に、自由に創作してもらっていますが、こうした筆遊びを通じて書道も上達するもの。

何より嬉しいのは子供達が生き生きと目を輝かせて取り組んでいることです。

 

 

折り句 『へいせい(平成)』

  

へ い凡でも

い 場所のある幸せが

せ すじを伸ばして

い きてゆく 支えになる

 

教室で仲間と一緒にコツコツと積み上げてきたものを自信に変えて、未知の可能性のある未来に繋げて欲しいと願っています。

 

一般社団法人 日本折り句協会

ポエムピクチャーアーティスト MIKAKO Official Homepage ~君は無限~

 

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