2014.08.30
8月30日 8月のヨーロッパ vol.2 

 

 

ドイツやベルギーとの国境に接するオランダ南部の美しい街、マーストリヒト。

ここでは、「ブイテンプラーツ ヴァエスハーテルト(Buitenplaats Vaeshartelt)」という、17世紀の領主の館を利用した素敵なホテルに滞在しました。

 

 

 

 

 

 

 

どっしりとした門から並木道を車で走ること数分、青々とした芝生の先に格調高い邸宅が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

建物の周囲は手入れの行き届いた庭園。

敷地内には小さな川が流れ、澄んだ池や果樹園、養蜂場、家庭菜園などもありました。

 

 

 

 

 

 

山羊の可愛らしい鳴き声を聴きながら散策。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牛の放牧や、一幅の絵画のような点々とした羊の群れに出会い、ゆったりと夢のようなひと時を過ごしました。

 

 

 

  

 

 

そして、訪れた世界遺産は「ベルギーとフランスの鐘楼群」のひとつとして登録されている、アントワープの「ノートルダム大聖堂」。

天に向かってそびえ立つ、123mのひときわ高い塔に圧倒されます。

日本人にとってここは何と言っても「フランダースの犬」の感動的なラストシーンで有名ですね。

 

 

 

 

 

イギリスの上流作家ウィーダが1871年にアントワープを旅して書かれたこの物語は、ベルギーでは全く無名だったそうです。

日本で1975年に放映されたTVアニメで大変な人気を博し、訪れる日本人観光客が増えて、ルーベンスの絵やネロやパトラッシュのことを何度も尋ねられるためにベルギー当局が調査して観光資源にしたとか。

画家になることを夢見たネロが一目でも見たいと願った絵とはどんなものなのだろうと、緊張感を感じながら足を踏み入れました。

 

 

 

 

 

 

物語では、クリスマスイブの夜にネロとパトラッシュが寒さと飢えに凍えながらたどり着き、固く扉が閉ざされていた印象の大聖堂。

意外にも、高い窓から柔らかな光が差し込み、明るく優しい空気に包まれていました。

内部にはルーベンスの数々の名画をはじめ、いたるところに温かみのある祭壇画が展示されていて美術館のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネロが一番見たかったルーベンスの「キリスト降架」の絵の前にはやはり多くの人だかりが。

19世紀には特別な時に貴重な銀貨なくしては見られなかったこの傑作を、自由に鑑賞出来ることの幸せを噛みしめながら暫し佇みました。

 

 

 

 

 

そして前回のブログから続いたヨーロッパの旅の最後にご紹介する世界遺産は、「ブルージュ歴史地区」。

 

 

 

 

 

 

中世の街並みが見事に残っているこの運河沿いの美しい街は、「北のヴェネツィア」「天井のない美術館」とも呼ばれています。

時代をタイムスリップしたような街並み、耳に残っているのはマルクト広場から響いてくる鐘の音と、馬車を引く馬の蹄の音。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

街のあちこちに船着き場があり、どこからでも運河クルーズ船に乗船することが出来ます。

 

 

 

 

 

ダンディな船長さんの英語やフランス語のユーモアたっぷりの解説、時々日本語もまじえてサービスして下さいました。

どちらを向いても絵になる風景が広がります。

 

 

 

 

 

 

 

ベルギーでの宿泊先は、「アパートメンツ ハウス オブ シーズンズ(Apartments House of Seasons)」。

ブルージュの中心部にほど近く、キッチンやダイニングルーム、くつろげるリビングルームも備えた豪華なアパートで、お部屋での朝食も楽しみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄昏時にお散歩。

街の中心部から一本中に入ると人気もなく、ロマンティックな空気が流れているのを感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライトアップでお色直しをして夜のお客様を迎えるマルクト広場のカフェ。

 

 

 

 

 

 

 

建物もライトアップされて幻想的に輝き、ブルージュの夜はゆっくりと更けていきました。

 

 

 

 

 

 

さて、2回に渡り、8月のヨーロッパの旅をお届けしました。

雄大な自然と歴史的な街並み、そして何よりも大きく青い空が心に残った旅でしたが、皆さまに少しでも感じていただけたら幸いです。

一刻も無駄にしたくないほどの素晴らしい日々で、これからもっと色々なところに行ってみたい、知らないことを学びたいと意欲を新たにしているところです。

この貴重な経験を糧に、ますます書道に励みます。

 お世話になった皆さま、大変ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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