2018.03.10
3月10日 輝く未来のために

リリア株式会社様のご依頼で制作させていただいたた筆文字ロゴ『輝』が、公開になりました。

 

 

出典:リリア株式会社HP

 

代表の吉武利恵さんと面談を重ねて創業の理念を伺い、その熱い想いに寄り添い、どうすれば伝わるかを思い悩みながら一緒に創り上げた一文字です。

 

 

 

 

リリア株式会社HPの中で吉武さんはこう綴られています。

 

…リリア株式会社の印象ビジネスのテーマは「輝」です。企業は、「輝」く人材が集まった組織。「輝」きを放つ魅力的な商品。個人は、周りを明るく照らす「輝」いた笑顔。外見も内面もどちらも輝く人。リリアのサービスは、世界に誇れる「日本文化」や「日本の礼法」を大切にしています。輝く未来のお手伝いをさせていただきます。…

 

『輝』の書体は、伝統的な日本文化を継承しつつ、新しい風が吹き抜けるような優美なイメージを表現しました。

また、リリア様の和装小物のロゴデザインも担当させていただいています。

 

 

 

 

こちらも、日本の伝統衣装である着物の衿を繊細に彩る小物。

和と洋を融合させた現代的な書風で煌びやかな雰囲気を醸し出しました。

よい経験をさせていただき感謝です。ご依頼をありがとうございました。

これからもご事業が光り輝き発展されますように心より祈念しています。

 

さて「輝」続きになりますが、先週は、北陸新幹線「かがやき」に乗って金沢へ。

 

 

 

 

初めての北陸新幹線、最速の列車は東京~金沢間を2時間28分で結び、あっという間に加賀百万石の歴史を感じる世界に。

 

 

(雪で土塀が痛むのを防ぐ「薦(こも)かけ」が施されている長町武家屋敷)

 

日本三名園の一つ『兼六園』では、有名な「雪吊り」も見ることが出来ました。

 

 

 

 

江戸時代タイムスリップしたような風情のある『ひがし茶屋街』。

 

 

 

 

長町武家屋敷では、町の代表であり九谷焼『鏑木商舗』八代当主の鏑木基由さんにご案内いただき、金沢の歴史や未来の展望について貴重なお話を聴かせていただきました。

 

 

 

 

人々が日常生活を営んでいる町を、美しく保存して後世に伝えるのは大変なお仕事。

 

 

 

 

古今を貫く鏑木さんの金沢愛の深さを感じ、一気に金沢に魅了されました。

そして滞在中に非常に印象に残ったのは、街のあちこちに溢れる風情のある筆文字。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ数えきれないほどたくさんの魅力ある墨跡が、城下町の風景に自然に溶け込んでいました。

ところどころに雪が残りつつ、春の風も感じられた金沢は本当に最高で、いつかまた是非ゆっくりと訪れたいと思います。

 

3月11日を前に、今日から福島です。

 

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