2018.12.30
12月30日 年末詣

明日は大晦日。

昭和が終わり、そして間もなく平成も終わりますね。

平成最後の年越しと聞くとなんだか人生の黄昏のようなもの寂しさを感じます。

 

 

(東京駅丸の内駅舎のライトアップ)

 

ブログも今年最後の投稿になります。

2012年11月から10日ごとに細々と更新を続け、早いもので6年。

お世話になった皆さま、一年を通じてご訪問いただいた皆さま、書道教室やこのサイトを通じて新たにご縁をいただいた皆さま、大変ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

 

 

(丸の内イルミネーション2018)

 

子供達は28日まで、冬休みを返上して書初め練習を頑張りました。

 

 

 

 

仲良しの書道ガールズ達も、書初め練習は普段と違う神妙な面持ち。

積み重なる反古紙からも上手く書きたいという熱意が伝わります。

 

 

 

 

半紙とは違う、大きな紙に大きな筆で大きく腕を動かして点画を丁寧に書くことで実力がジャンプアップします。

 

 

 

 

バックから何やら赤いものを取り出したNちゃん。

 

 

 

 

大切な書初め用紙に折り目がつかないようにと、お母様がポテトチップスの空き箱をリメイクして作られた紙筒でした。

 

 

 

 

小学校では3年生から毛筆が始まるので、Nちゃんは初めて大きな紙に挑戦する書初め。

緊張の中にも優しいお母さんの愛に見守られてしっかりと書き上げました。

 

 

 

 

こうした生徒さんの頑張りや笑顔に会えるだけでも本当に嬉しく、毎日心豊かに過ごすことが出来ています。

大人の生徒さんから、書道が楽しいと言っていただけるのも大変ありがたいことですし、皆さんに出逢わせて下さった神様にも感謝です。

先日は、今年一年のお礼に深大寺へ年末詣に行って来ました。

初詣は毎年故郷岩国の神社に参拝するので年末詣は初めての経験です。

 

 

(調布市 深大寺)

 

賑やかな初詣も清々しく心地よいものですが、静かで人の少ない神社は神聖な雰囲気に満ちていて、ゆっくりと感謝の気持ちを伝えることが出来ました。

漫画家の水木しげるさんが50年以上住んでおられたゆかりの地である深大寺は、着くとすぐに鬼太郎とねずみ男がお出迎えしてくれます。

 

 

 

 

周辺には見所がいっぱい。

 

 

 

 

豊富な湧き水を利用した水車小屋。

 

 

 

 

水がきれいなところなので、古民家風のおそば屋さんもたくさんあります。

 

 

 

 

故郷に似た水辺の景色も楽しめて郷愁を誘います。

これから四季折々に訪れたくなりました。

 

 

 

 

そして、深大寺を訪れた大切な目的はこちら。

 

 

 

 

年明けの書道教室の書初めはだるまに絵付けをして願い事を書き、小さなオリジナルだるまを作る予定で子供達も楽しみにしています。

 

 

 

 

東京に春を呼ぶ、深大寺の「だるま市」は「日本三大だるま市」の一つ。

深大寺の入り口に佇む真っ赤なお店「だるちゃんのおうち」代表、貴山圭子さんとご縁をいただき、だるまについて貴重なお話を伺いながら、実際にだるまに命を吹き込む体験をさせていただきました。

 

 

 

 

願いのこもった色とりどりのだるまは、新年に明るい希望をもたらしてくれるのではないでしょうか。

 

 

 

 

来年は遥水書道教室開室20年目を迎える記念の年になります。

心新たに書道に精進したいと思っておりますので、来年もまたよろしくお願い申し上げます。

折り句「ゆくとし」で筆納めさせていただきたいと思います。

 

 

折り句 『ゆくとし(ゆく年)』

   

ゆ めに向かってまっすぐに

 なんを乗り越え 歓びをわかちあい

 もに歩んだ仲間への感謝を

 ずかに想う年の瀬

 

皆さまどうぞお健やかに良いお年をお迎え下さい。

 

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