2022.10.10
10月10日 天空の表彰式

10月2日(日)に行われた『第7回全国折り句コンテスト』展示会及び表彰式。

 

 

青空に映える東京ドームホテル

 

大盛況のうちに無事終了し1週間経ちました。

 

 

各地から集まった皆様

 

 

下北沢のグループ展『開放空間』についてブログが途中でしたが、今日はこの日の様子に触れておきたいと思います。

全国から寄せられた素敵な作品で埋め尽くされた会場は、大きな窓一杯に絶景が広がる42階のスカイバンケット。

 

 

眼下には楽しい東京ドームシティ

 

大切な人への愛や故郷への想い、未来への祈りや夢や希望、思いやりや優しさ、

 

 

手描き部門

 

そんな前向きなものしかないあたたかな言葉たちが大空に羽ばたいていくような幸せな空間でした。

 

 

手描き部門上位入賞作品

 

このコンテストは年齢や国籍、プロアマ何も関係なくどなたでも取り組めるのも魅力の一つ。

しかし、作品は言うほど簡単に出来るものではありません。

教室では9月の締切りに向けて5月の連休明けから少しずつ制作。

子ども達は悩んだり、失敗したり、学校や塾や他の習い事が大変で完成を諦めようとしたり、様々な困難を乗り越えました。

締切りギリギリになり、修学旅行から帰ってきた日の夜に書きに来た中学生もいます。

生八つ橋をお土産に持って。

折り句制作は賞を取ることが目的ではなく真剣に自分に向き合って表現する、そのプロセスが一人一人の宝物。

生徒全員の作品はまた別の機会でお披露目したいと考えています。

しかし、厳しい審査をくぐり抜けて受賞することの出来た作品は展示会の主役。

 

 

 

 

大きな会場に飾られ、たくさんの人に褒められて、また、他の作品を見ることで糧にして欲しい。

それぞれの想いが美しく映える展示や表彰の準備に関係者一同力を尽くしました。

 

 

熱意あふれる日本折り句協会メンバー

 

いつもより少しおめかしをした生徒さんがご家族やご親戚と続々とやって来られ笑顔で鑑賞。

折り句を初めて見るかたには「折り句ってとてもいいものですね。」というお声をたくさんいただきました。

 

 

受賞者集合写真に沸くギャラリー

 

そしてその場のみんなで創り上げた堂々たる表彰式。

コンテストを牽引する折り句作家MIKAKOさんの講評も心に響く素晴らしいものでした。

 

 

 

 

表彰状授与の後、ひじタッチで笑顔が弾ける生徒さんに胸が熱く。

 

 

 

嬉しい賞品は、珠玉の作品がプリントされた世界で一つだけのオリジナルノート。

 

 

 

今年は、故郷岩国の会社員時代にお世話になった先輩tatu_no_koさんがメール部門に素晴らしい折り句を初出品、見事佳作を受賞されました。

 

 

折り句『ありがとう』

 

広島の高校時代からの親友も「毎年、色んな事に想いを馳せ、改めてありがとうの気持ちを折り句で伝えられることに感謝」というコメントと共に3枚出品、1枚が佳作に。

 

折り句『であい』

 

お二人共上京は叶いませんでしたが、作品を見た多くの人に元気や潤いを与えてくれました。

式の翌日には、佳作だったSちゃん(中3)のお母様がなんと「まえだせんせい」で折り句を送って下さって感動。

』いかい会うたびにステキな

』がおの先生

』からうれしくなっちゃう

』たがやの習字教室

せ『』せいも

』いとも

』いえがお!

 

 

表彰式に参加した遥水教室メンバー

 

コロナがまだ落ち着かないにも関わらず、何事もなかったような活気と笑顔と生命力に満ちた会場。

自分らしく一生懸命に創った折り句は見てくれた人の心を動かし、記憶に残り、生きる力も与えてくれる。

キラキラした子ども達はあの天空の夢のような会場で自然に感じ取ったのではと思います。

自信を持ってまた新たな一歩を踏み出して欲しい、先生はいつまでも伴走して応援しています。

 

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