2019.12.20
12月20日 今年を振り返って 

今年も残すところ10日余り。

毎月10日、20日、30日に投稿しているブログも年内はあと2回となりました。

いつも訪問して下さる皆さまには心よりお礼申し上げます。

あと少しで楽しいクリスマスですね。

 

 

ウェスティンホテル東京(恵比寿)

 

美しいクリスマスツリーを見るとつい写真を撮ってしまいツリーの写真が続きましたが、今日が最後です。

 

 

恵比寿ガーデンプレイス

 

皆さんもどこかでクリスマスイルミネーションをご覧になりましたか?

この時期、これでもかというほど煌びやかに飾り付けされた街並みに、耳に響いてくるのは華やかなクリスマスソング。

人々が笑顔で写真を取り合っている様子は、一年最後の打ち上げ花火がポンポン上がっているようで幸せな気持ちになります。

先日は、友人二人と共に映画「アナと雪の女王2」を観ました。

 

 

新宿ピカデリー

 

待ち合わせ場所もクリスマス仕様。

 

 

新宿伊勢丹

 

映画は最新技術の粋を集めた映像と、音楽もそれはそれは素晴らしいものでした。

上映中なので詳しくは書けませんが、描かれている人々は平凡でも心豊かな生活を送り、それがずっと変わらないことを望んでいたけれど思わぬ苦難が降りかかります。

傷つき戦いながらも過去の記憶をしっかり胸に、今出来る最善のことを一つ一つこなして変化を恐れず果敢に乗り越えていくという内容でした。

私自身、昨年から私的な面で色々なことが重なりました。

2019年の書道の活動は自ら発信することはせず、健康を取り戻すこと第一に。

日々古筆を学ぶこと、書道教室を着実に行うこと、ご依頼いただいた制作は120%の成果を出せるように取り組むこと。

これだけを地道に行う年にしようと決めていました。

そして今、つつがなく過ごせた一年の終わりに、大切な友人と元気に会えて素敵な映画を観ることができ、清々しい気持ちで一杯です。

今日と次回のブログでそんな2019年を振り返ってみたいと思います。

まずは前半戦。

新春は毎年恒例、年賀状の干支の書からスタートしました。

 

 

 

干支の創作は卯年から始めて9年目。

楽しみに待っていらっしゃる方もおられありがたいことです。

 

 

 

 

2月から3月は教室の生徒さんと共に桜上水むつみ会館桜まつりに展示する作品制作を頑張りました。

そして4月に作品展示。

こちらもお世話になっている町会の方から2014年からお声かけいただき、年々盛り上がっています。

 

 

 

 

5月は新元号令和の書。

顔彩でおめでたい紅白の梅の絵も添えました。

 

 

 

 

こちらは下高井戸の教室のお隣、本格中華料理店『皇帝餃子房』さんに展示していただいています。

 

 

 

 

中国福建省出身の店長さんには年間を通して美味しくて温かいお惣菜を何度も差し入れていただきました。

お店に伺えば家族のように優しくもてなして下さり心から感謝しています。

 

また、2016年から始めた折り句は毎月勉強会に参加し研究を重ねました。

 

 

 

 

これは故郷岩国で子供の頃から可愛がってもらっていた82歳の女性に、母の日にプレゼントした折り句です。

開いた途端に涙を流して喜んで下さいました。

ところが、彼女はある日突然病に倒れ、今は言葉を交わすことも難しい状態に。

東京から電話して元気な声を聴いた翌日のことでした。

母の日に感謝の気持ちを折り句にして伝えることが出来たことが奇跡のよう思えて、心が震えました。

 

6月には25年に渡り応援し続けている劇団、激弾BKYUさんの折り句トートバック制作。

 

 

 

 

こちらも尊敬する団長さんが「どうして自分の気持ちがわかるの?本当に嬉しい。ありがとう。」と目に涙を溜めて喜んで下さり、共に涙しました。

激弾BKYU OFFICIAL WEBSITE

 

後半戦は次回のブログに続きます。

今年やり残したことも書いておきたいと思っています。

こうして振り返ってみると、健康でお仕事ができ、一生懸命に書道に取り組む生徒さんや周囲の大切な方々とともに歩んでいけることがとても贅沢で、人生最高の幸せなのだと心から感じた一年でした。

後半は特に、思いもよらない嬉しい出来事が立て続けに起こりました。

年頭に誓った「何も発信せずに地味に過ごす」はずが、かけがえのない宝物がいくつも舞い降りた夢のような年になりました。

2019年を漢字一文字書で。

 

 

 

 

少し気が早いですが、来年も「嬉しい」をたくさん口にし、たくさん伝えられるような一年になるといいなあと思います。

 

さて、明後日22日(日)は地元の誇るオーケストラ、しもたかフィルさんの年末第九公演。

しもたかフィルさんが発足して13年、年末第九公演は8年目になり、友人知人もたくさん出演します。

市民オーケストラによる素晴らしい芸術文化の浸透をずっと応援してきました。

今年も一年の締めくくりに壮大な第九を鑑賞するのを楽しみにしています。

お近くの方は是非ご一緒しませんか。

 

 

遥水書

 

演奏は、松沢小学校の商店街に面したスペースで大きな窓を全開にして行われます。

防寒はしっかりと、どうぞ温かくしてお越し下さい。

しもたかフィルFacebook

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