暑かった夏が終わったと思ったら急に秋めいてきましたね。
寒暖の差が激しいので皆さんくれぐれもご自愛下さい。
馬術熱戦の名残り@世田谷馬事公苑
さて、芸術の秋開幕。
9月19日(日)より全日本書道教育協会主催の『第105回書教展』が会期になります。
昨年は中止になってしまいましたが、今年は無事開催の運びとなりました。
コロナ禍で大きな変化のあった1年半。
学びを発表出来る場の火が灯ることが心から嬉しいです。
広大な会場には古典に立脚した大作はもちろん、インテリアにも溶け込むデザイン性の高い作品から元気いっぱいの子ども達の力作までバラエティに富んだ作品が並びます。
私は4尺✕4尺(約120㎝✕120㎝)サイズの近代詩文書(島崎藤村『初恋』)で出品しています。
ご都合が合えば、秋の初めの爽やかな上野公園散策と共にご高覧いただけたら幸いです。
【 第105回 創立90周年記念 書教展 】-伝統の書美を翼に乗せて-
日時:令和3年9月19日(日)~26日(日) AM9:30~PM5:00(最終日は正午まで)
場所:東京都美術館2F 第1展示室から第3展示室(台東区上野公園内)
内容:役員・一般部・学生部(毛筆・硬筆部門あり)
25日(土)と26日(日)は会場の受付におります。どうぞお声かけ下さい。
また、第一回目から参加している『第6回全国折り句コンテスト』も〆切りまであと少しになりました。
受賞者の作品展示会や表彰式は昨年も今年も中止になってしまいましたが、10月26日(火)に一日だけ新宿京王プラザホテル内で展示されることになりました。
チラシには「入賞作品展示 オンライン配信」と記載されていますが、会場から配信が行われ、折り句作家MIKAKOさんによる一点一点の味わい深い講評が鑑賞に彩りを添えます。
教室から昨年度グランプリを受賞したKくん(当時小5)の作品は、全国のたくさんの人に見ていただき大きな反響がありました。
【お】おきくなったら楽させてあげたい
【や】だと言えばぼくのためにしかってくれる
【こ】どもがいて幸せだと言うけれどぼくは母と父がいて幸せだ
美しい筆文字の背景にはプール付きの大邸宅と高級車、親子三人で手を繋いでいる姿が丁寧に描かれています。
小学生で最高賞の受賞は、将来に向けてひとつの自信をつけることが出来たのではないでしょうか。
教室から毎年参加している子ども達、初参加の子ども達もみんな、仲間と共にコツコツと頑張って制作中。
これから清書に向けてラストスパートです。
温かな気持ちのこもった折り句を自分らしい書画で表現することで、可能性いっぱいの未来に繋がればと願います。
ブログを読んで下さっている「折り句、書いたことがないよー」という皆さん!
手書きはハードルが高くてもメール応募の部門もあります。
まずは楽しく一歩を踏み出してみませんか。
書き方や応募方法などでわからないことがありましたらどうぞ遠慮なくご連絡下さい。
ポエムピクチャーアーティスト MIKAKO Official Homepage ~君は無限~
遥水書道教室生徒による折り句作品展→第2回web折り句展覧会
最後にもう一つ素敵なお知らせです。
幅広い年齢層の方々から熱い支持を集め、今年なんと結成36年という老舗劇団『激弾BKYU』の年に一度の公演。
毎回チケットがソールドアウトになるほどの人気です。
こちらも2年ぶりに9月17日(金)開演。
同郷の同級生、蔵重美恵さんが所属しているBKYUさん。
中央が蔵重美恵さん
20代のころからずっと、期待に胸を膨らませながら楽しみに鑑賞し、皆さんとも仲良くさせていただいています。
感謝の気持ちいっぱいで書かせていただいた『遊』のチームTシャツ。
BKYU折り句でトートバック。
【激】闘の舞台からエネルギーが
【弾】丸の如く降り注ぎ心の
【B】arrierを撃ち破り
【K】nockout performanceで人々に
【Y】ellを送る
【U】niversal entertainment
生成り・ブラック・ネイビー、ミントグリーンも
劇団創立者で弾長、脚本・演出、役者も全ての才能が光輝く酒井晴人さんへのメッセージ。
【さ】い高の芝居を創るために命を削り
【か】ぎりない苦労を自ら背負って立ち向かい
【い】く多の挫折を繰り返しても底抜けに陽気で
【は】るのようにあたたかく喧嘩っ早くて涙もろい
光【る】舞台の真ん中で誰よりも輝く役者 酒井晴人
【と】きを超え時代を越えて世界へ届け
今年も笑いと涙と人間愛の詰まった珠玉の作品、本当に楽しみです。
下高井戸にある書道教室