東京は青空が戻ってきました。
猛暑日が続く中、毎日各地の豪雨のニュースで心痛む日々です。
コロナもますます猛威を増すばかり。
皆さま元気でお過ごしでしょうか。
今年も夏らしい事の何もない夏でした。
しかし健康であることが何より、水分補給や熱中症対策もしっかりと残り少ない夏を元気に乗り越えたいですね。
教室も夏休み中ですが、通信添削と競書出品は普段通り行っています。
お手伝いしている地元中学の書道部のみんなとは、個別に連絡を受けて待ち合わせし作品を受け取るスタイル。
空もかすかに秋の気配
入学したばかりの頃はまだあどけなさの残っていた子も、中学3年間の心技体の成長ぶりには驚くばかり。
立ち話で近況を聴き、「高校生になっても芸術科目選択で書道を取ったりしてわからないことがあったらいつでも連絡してね。」と伝えると「はい!ありがとうございます!」とニコニコに。
中3は8月の出品が最終
手を振って、別れ際は寂しい気持ち。
大変な時ですが身体にはくれぐれも気をつけて、志望校へ合格を心から願っています。
書道教室の生徒さん達も郵送やポストインで意欲的に作品のご提出。
添えて下さる一筆に心があたたかくなります。
生徒さん一人一人のお顔を思い浮かべながらお返事を書くのも楽しいひととき。
コロナの状況を見て出来る限りの対策をし、生徒さんにストレスが掛からないよう来月からまた元気にレッスンを始めたいと思っています。
さて先日、劇団『座☆吉祥天女』さんの公演情報が公開になりました。
5年前に劇団名のロゴを書かせていただき、公演の題字や挿絵を担当させていただくようになって3年目になります。
舞台の魅力を最大限に伝えたいという願いから、原作や台本を読み込んで研究。
今年も、人情とユーモアと切なさが生き生きと描かれている江戸下町の物語。
主人公のおしずは純朴で、周りの人を自然に笑顔にしてしまう本当に素敵な女性です。
その明るさや大らかさに引き込まれて笑ったり、一途さに涙したり。
読み終えるとフワーッと幸福感に包まれました。
夫となる貞二郎は当代きっての優れた腕を持つ彫金師。
江戸時代中期から発展した日本髪や髪結い、かんざしの由来と歴史も学びました。
そうして受け取った全てをギュッと体現すべく全力投球。
ほっこりとしたおたふくが出現
チラシを目にして今を覆う閉塞感が少しでも和らぎ、優しく前向きな気持ちになれるような紙面を目指しました。
夫婦の寄り添う姿も
今年の公演は平日のみですが、ご都合の合う方は是非会場でご一緒出来たら幸いです。
私もとても楽しみです。
下高井戸にある書道教室