8月8日、岩国錦帯橋空港に到着すると真夏のリゾート地のように太陽が照りつけていました。
15日(木)には東京に戻る予定だったのですが、お盆休みを直撃した台風10号の影響で飛行機が欠航になり帰京が17日(土)に。
台風を心配してメールや電話をいただいたり、こちらからの通信も遅れてしまった方には申し訳ありませんでした。
実家周辺の風雨はそれほどでもなく、思いがけずお盆初日から最終日まで過ごせたので、お寺の住職さまを自宅へお迎えしての棚経にも同席することが出来ました。
参拝者のためにミストシャワーを設置された菩提寺
亡き父が陶芸教室で作った素敵なお皿も発見。
父が墨跡も鮮やかな円相の絵皿を作っていたなんて、その時の様子を聴いてみたかったなあと何だか微笑ましく思いました。
帰省中はいつも父がいたリビングにいます。
ソファに座ると懐かしいヘアコロンの匂いがフワッと立ち上り、そばにいるように感じられた穏やかなお盆でした。
いつも訪れる錦帯橋や吉香公園周辺も朝の涼しいうちに。
城下町の風情ある白壁の通りを散策。
時代劇の舞台のように重厚な香川家長屋門(山口県指定文化財)。
道端に、曲がりくねって今にも崩れ落ちそうな桜の老木がありました。
近づいてみるとしっかりと支柱で支えられ、まだまだ花を咲かせるぞ言わんばかりに頑張っています。
昨年7月の西日本豪雨で被災し休止していた噴水施設も一年ぶりに再開。
豊かな緑の中の水遊びは最高に気持ちいいことでしょう。
錦帯橋が架かる錦川
豊富な水に恵まれて蓮根の名産地でもある岩国。
吉川家が合戦用の保存食に作らせたといわれる「岩国寿司」という郷土料理にも使われ、味の決め手になっています。
この時期は可憐な花を咲かせていました。
瀬戸内海の海沿いに点在するのどかな海水浴場。
広々とした砂浜には人も少なく、ゆったりと海水浴を楽しめます。
潮風公園みなとオアシスゆう
海の向こうには瀬戸内の島々。
この近くに広島東洋カープの由宇練習場があり、ビーチの形が『C』であることから「カープビーチ」とも呼ばれて親しまれています。
美しい山や川、海に囲まれた岩国。
私は東京の師から「遥か遠い山口から来た人」ということで『遥水』という雅号を授けられました。
故郷を離れて26年、世田谷『桜上水』という地に住んでいることも不思議な巡り合わせのように感じます。
今回の帰省では懐かしくとても嬉しい再会もありました。
そのお話は次回のブログで。
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下高井戸にある書道教室