いよいよ夏本番ですね。
これからゆっくりお盆休みという方も多いのではないでしょうか。
新宿駅構内のお花屋さんも夏仕様
教室のある世田谷、下高井戸駅前には今話題のタピオカ屋さんが4つもオープンして賑わっています。
7月最後の教室は夏休みでウキウキモードの子供達、「もうハワイに行ってきたー!」「北海道のおばあちゃんちに行くよ!」「家族で沖縄に行ってきまーす!」などこんがり日焼けのまぶしい笑顔。
8月はお休みですが、通信添削や競書出品、個人レッスンは行っていて、意欲的に取り組まれている生徒さんも多くいらっしゃいます。
外出をためらうほどの猛暑の中、「先生と家が近いので・・・」とすでに二回も自宅まで作品を届けて下さった生徒さんや、中学生の書道部の生徒と校門で待ち合わせて受け渡しすることも。
日傘をさし素敵なサマードレスでレッスンにいらした生徒さん。
おばあさまの総絞りの着物をほどいて手縫いでリメイクされたそうです。
再び反物に戻すことも可能なようにと、ミシンではなく何時間もかけて一針一針縫われたそうで、ものを大切にされる心に頭が下がるばかり。
文字にも誠実なお人柄が表われていますね。
「正絹は生地が良くて表面に凹凸もあって意外と涼しいんですよ」とにっこり、目にするこちらも涼をいただきました。
私も毎年8月は日常から少し離れ、リフレッシュやパワーチャージ出来る期間になります。
ミュシャ展 渋谷Bunkamuraザ・ミュージアム
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家、ミュシャ展。
繊細でため息が出るばかりの作品はもちろん、影響を受けた明治時代の画家や現代の漫画家、グラフィックデザイナーの方々の作品も展示され、受け継がれているものが良くわかる構成に感激でした。
こうした美術展や普段なかなか行けない場所や面白いイベントなど、自分の目で見て体験すること全てが血肉となり今の仕事に繋がると思っています。
先日は所用で久しぶりに神楽坂へ。
神楽坂のシンボル、毘沙門天の提灯が並ぶ善國寺
パリのモンマルトルのようだと称される風情のある坂道を歩き、学問や芸術の神様が祀られている赤城神社にも初めて参拝しました。
赤城神社
2020東京オリンピックの『新国立競技場』デザインの建築家、隈研吾氏が監修されたというスタイリッシュな神社に目を見張りました。
最近は和と洋が美しく融合した建築も見かけるようになりましたが、書道においても古き良きものを守りながら洋の新しいものと調和をとることは大変難しく大きなテーマです。
別日には友人が主宰する『ねえ散歩』という都内各所を巡る街歩きに参加。
初めて行く場所で深い歴史を知り発見があり、その場に行ったからこそ味わえる感動ばかりで予定が合う限り同行させていただいています。
『江戸湊と佃島をねえ散歩』
「ねえさん」と呼ばれ皆さんから慕われていることから会の名称は「ねえ散歩」。
一つの散歩コースを考案するのに、フルタイムで働きながらも7,8回以上下見に行くとのこと。
佃小橋
この日も、江戸時代の趣が残る下町の景色に高層マンションの未来的な景色が混在するなんとも魅力的な佃島を堪能させてもらいました。
佃島のお話は、後日書きたいと思います。
また、とある土曜日には白金にある東京都庭園美術館の見学。
アール・デコの館 旧朝香宮邸・本館(1933年竣工)
都心とは思えない鬱蒼とした木立を抜け皇族がお住まいだった瀟洒な建物が目の前に広がると、会社員時代に担当していたお客様をおもてなしする施設を思い出しました。
吉田茂元首相の外務大臣公邸時代の書斎から見た景色
丸い出窓の食堂に足を踏み入れると、昔見ていた光景のささやかな面影も感じられ温かい気持ちになりました。
友人の心のこもった散歩で感じる大きな愛や心の底からの喜びを伝えたい気持ちがこんな折り句に。
折り句『ねえさんぽ』(ねえ散歩)
ね つ意のあふれた
え り抜きの散歩コースを
さ い高の仲間と共に
かん 謝して歩む
一ぽ 一歩踏みしめる道は明るい未来へ続く
次回のブログは夏休み写真日記、お盆の故郷編を綴りたいと思います。
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下高井戸にある書道教室