2025.05.10
5月10日 明日は母の日

近所を歩いていたらアジサイがたくさん蕾をつけていて、季節の移り変わりの速さに驚きました。

 

 

@桜上水

 

明日5月11日㈰は母の日ですね。

今週の教室では、いつも全力で応援して下さっているお母さんたちへ、感謝の気持ちを込めてお母さんのお名前を書きました。

 

 

小中高大生全員のお母さんの名前手本を用意

 

人生で一番書く機会が多いのは、自分や家族の名前ですね。

しかし皆さんご存じの通り、お名前を綺麗に書くのはとても難しいものです。

まずは半紙に一生懸命練習。

 

 

お母さんに向けて書くことでグッと実力UP

 

漢字やひらがなでなく、アルファベットで書きたいという子も。

 

 

 

 

清書は、漢字書道用の手漉き染画仙紙に書いてもらいました。

お母さんのぬくもりのような色合いで、奥ゆかしくどこか懐かしさも感じられる素敵な紙です。

 

 

『雫箋』 1.75尺×7.5尺(約53㎝×225㎝)

 

この展覧会サイズの大きな紙を、色紙大の大きさに100枚分カット。

 

 

味わい深い線の出る作品になります

 

普段の半紙と違い、墨のくい込みがよく、にじみが強く出るため書きにくかったと思いますが頑張りました。

 

 

一点一画を丁寧に書くYくん(小4)

 

書きやすいものばかり書いていては成長に繋がりにくく、少しばかり不自由な中で表現することでまた一歩、前進するものです。

今回、作品の彩りに可愛い消しゴムはんこを使ってみました。

 

 

Yちゃん(小5)の試し押し

 

消しゴムはんこを使うのは初めてという子がほとんどで、まずは美しく押す練習。

 

 

印面を上に向けてスタンプパッドをポンポン

 

作品のどこに押すと効果的か、レイアウトも慎重に工夫。

 

 

このあたりに押そうかな

 

書道教室なので、文字を正しく美しく書くことを目指しますが、まずは書くことが好きで楽しいと思ってもらうことが大切だと考えています。

 

 

もう一つお花を入れたいな

 

一つ一つ手順を踏んで、最後に心を込めて押印。

 

 

両手で心を重ねて

 

ありがとうの気持ちがお母さんに届きますように。

 

 

細長い茎の線もきっちり出したい

 

お子さんの熱意や成果が作品を通して伝われば私も嬉しいです。

 

 

Nくん(中3)の心意気が現れた書

 

現代のようにデジタル化が進んでいることでなおさら、直筆で書いたものや手仕事への価値が高まっているように感じます。

手漉きの画仙紙に毛筆で書いたものは魅力的ですが、

 

 

 

 

手作りの消しゴムはんこが添えられたことによって、明るく生き生きした作品にグレードアップしました。

 

 

消しゴムはんこ https://www.instagram.com/hocohanko/

 

今週のレッスンで一番心に残ったのは、お母さんの名前のお手本を手渡した瞬間、子供たちみんながフワッと優しい表情になったこと。

書いている間も、お母さんがそばに寄り添い励ましてくれているような気持ちだったのかもしれません。

作品は、「母の日まで隠しておく!」という子もいたので今日は完成品の写真を控え目にしました。

しかし、大好きなお母さんを想い書くことでこれだけ上手く書けるものかと目を見張るほど、みんな本当に素晴らしかったです。

私も勉強させていただきました。

 

 

 

 

それでは皆さん、明日は素敵な母の日をお過ごしください。

 

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