タイトルがオーバーですが、5月16日(火)に行う1年半ぶりの生徒募集を前に「遥水書道教室」から「遥水書道院」に変わります。
屋号の「教室」が「院」になるだけで事業内容は一切変わりありません。
生徒の皆さんはどうぞご安心下さい。
「院」とは、かこいのある建物や庭、そして土塀という意味も持ちます。
山口県岩国市 吉香公園
「教室」という枠にとらわれず、しっかりと基礎の固まった土塀のように更なる高みを目指したいと思います。
自宅の一室からスタートした小さな習字教室の変遷を2年前に綴りました。
2020年7月30日ブログ HP開設8周年
新緑の桜上水
開室当初から時を経て、筆文字の提供など幅が広がり「教室」という名に少し引っかかりを感じるようになっていました。
HPでSNS発信を始めて11年目を迎えることもキリのいい節目だったかもしれません。
「遥水」は書道協会での通称で、何をやっているかを表す「書道」も残して何か良い案はと考えを巡らせました。
そこで浮かび上がったのが「院」という言葉。
4歳の頃から通った故郷岩国の書道教室が故古川奠雪先生の「日本書道学院」でした。
線路のそばにある広いお宅の狭く薄暗い階段を上がったお二階が教場。
毎週土曜日の午後、大勢の生徒でひしめき合って習っていました。
当時、土曜日は学校が半ドン(午前中授業)で、家に帰ってお昼ご飯を食べると一番乗りで教室へ。
帰りも誰よりも遅くまで残っていたように思います。
古川先生が亡くなられたあとは、重鎮の森里錦雲先生が「岩国文化書道院」という名で引き継がれ現在92歳、ますますご活躍中です。
ツツジもそろそろ満開です
そんな親しみのある「院」という字は3年生で習う比較的やさしい漢字。
「遥水書道院」は易学的にも『教育・スクール業やコンサルティング業など、知識や技術を原資とする事業で次世代を担う人材育成や他社の発展に貢献すれば、大きな徳に恵まれる。』との大大大吉。
周囲の人に話しても好反応をいただきましたが、やはり名を変えるのはたとえ一文字でも勇気のいる事でした。
ですが最後に背中を押してくれたのは、私が新入社員で入社して5年間鍛えてもらった「M化学工業」と全く同じ画数であったこと。(現在は社名が変わっています。)
もう、この名前で気力体力の続く限り書道の魅力をお伝えしていきたいと気持ちが定まりました。
長くなりましたがこういうわけでこれから「遥水書道院」として生まれ変わります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
さてまずは、題字デザインを担当した蔵重美恵さんのツアーが明日から始まります!
解説はこちら→ひとひらの写真帖 vol.31
美恵さんはクラウドファンディングにも果敢に挑戦されています。
(タイトル画像の中央の白く薄い円をタップすると少し歌声が聴けます。)
ライブにかける決意と意気込みが伝わるプロジェクトのページ、よろしければ是非ご一読下さいませ。
ご支援の募集終了まであと10日で目標達成までもう少しのようです。
皆様、もし共感していただけましたらお力を貸していただけますと幸いです。
出典:蔵重美恵さんTwitter
リターンのTシャツに私のデザインを使っていただいています。
今回のツアー当日も新しいデザインのものを販売するとの知らせに胸が高鳴りました。
自分が書いた作品がグッズになるのは心が打ち震えるほど嬉しいものです。
遠方の方、会場にいらっしゃることの出来ない方もご希望を承りますので遠慮なく前田までご連絡下さい。
私は明日の新中野と29日(土)の広島に参加します。
ご都合の合うかた是非ご一緒しましょう。楽しみです。
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下高井戸にある書道教室