今年も桜の季節がやって来ましたね。
先日、故郷岩国へ駆け足のショートトリップ。
『日本さくら名所100選』にも選ばれている錦帯橋周辺の約3000本の桜はまだ固いつぼみでしたが、3月19日にオープンしたばかりの素敵な美術館を訪れることが出来ました。
標高200mの城山にそびえる岩国城のたもと、蔵のような外観の美術館『五橋文庫』。
この、土蔵風の姿からは想像できない、新しい木目調の展示室に足を踏み入れると、岩国市にゆかりのある文人、小林雲道人(うんどうにん)の書画や篆刻、硯、陶芸など貴重なコレクションの数々に目を見張るばかりでした。
写真撮影はNGでしたので、ポストカードやリーフレットで雰囲気を少し。
隣の敷地には、りりしい表情の佐々木小次郎像があります。
周辺にも吉川資料館や岩国徴古館、岩国美術館など歴史ロマン香る美術館や、古民家風のギャラリーやお洒落なカフェなどが点在し、落ち着いて散策出来て何度訪れても新しい発見のある場所です。
3月25日には『岩国観光交流所 本家 松がね』がオープン。
photo by Shoukan Mitani
江戸時代の岩国城下町の様子を伝える国登録有形文化財「国安家住宅」を改装して作られたそうで、もとは、鬢付け油などを製造・販売していた商家であったとか。
photo by Shoukan Mitani
多目的トイレや授乳室なども完備された便利な観光案内所は、全世代の人々、そして外国人の方々も重宝されるのではないでしょうか。
photo by Shoukan Mitani
本格的なお花見シーズンを前に、錦帯橋の下を流れる錦川では風情のある『春の遊覧船』の運航も始まったとのこと。
古き良き文化を大切に守り育て、岩国がさらに盛り上がり魅力のある観光スポットになりますように。
さて、懐かしい岩国を後にして今週末はいよいよ桜上水の桜まつりで書道教室展。
会館内の書道のコーナーで子供達の力作が壁いっぱいに躍動しているような空間を目指し、たくさんの人のご協力のもとに準備しました。
今年は、桜上水の両隣の駅の桜まつりも同じ日に開催になります。
長い歴史のある『第42回しもたか大さくら祭り』、そして『第31回上北沢桜まつり』、どちらも地元町会や商店街、各種団体による出店やステージ、ゲーム等趣向を凝らした催し物で毎年大変賑わいます。
直径1キロにも満たない範囲内で三つの桜まつり、楽しいお花見ウォーキングも楽しめるのではないでしょうか。
一昨年に初めて開催した桜まつりの書道教室展もおかげさまで今年で3回目になります。
多感な子供達には進学進級で出逢いや別れの続く春。
教室のみんなで作品創りを頑張ったり、楽しい桜まつりで家族やお友達とたくさん遊んだり、書道展を見てもらって作品を褒められて嬉しかったり、やわらかな春の日差しを浴びるように身体で感じてもらいたい。
努力の先にある景色を、満開の桜と満開の笑顔と共に旅の記憶のように心に映して成長していってもらえたら幸いです。
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下高井戸にある書道教室