年が明けたと思ったらもう2ヶ月が経とうとしています。
今年は亥年ということもあり、1年が瞬く間に過ぎていきそうですね。
教室では書初めで取り組んだオリジナルだるまが続々と仕上がってきました。
願い事を叶えてくれるという縁起物のだるま。
子供達の自由な発想にかかると、従来の姿を覆して新しいモダンアートのようです。
お手本通りに書く習字とはしばし離れ、イメージが湧いてきた子からどんどん色を乗せていきます。
絵付けは、だるまの底から頭に向かって薄く塗っていき、乾かしては塗り重ねることでくっきりとした色合いになります。
父が生前、陶芸教室で作ってくれたパレットも大活躍。
子供達の頑張りを父も目を細めて見てくれていることでしょう。
素直な心が生み出す優しい色合い。
「金運を願う!」というMちゃんはキラキラの金色に塗り上げました。
ここに一年の抱負や願い事をしたためます。
こうして年頭に理想の一年を表した文字を飾っておくと、何度も目にすることで行動が変わり、願いが叶うよう導かれていきます。
書を学びながら日本の伝統文化に触れて、心に尊い風習が宿ると嬉しいなと思います。
大人の生徒さんは小さな姫だるま。
同じ金運でも、お正月のハワイから帰国されたばかりのSさんはドルのマークでユニークに。
みなさんがお互いに「可愛いねー」「素敵ですね!」と自然に言葉を交わしながらの作業は本当に楽しいものです。
新しい年の始まりに大切にしたい言葉には、その方の生き方やお人柄が表れます。
春色で心がふんわりと温かくなるような「笑」のだるまを作られた生徒さん。
普段から明るくクラスを盛り上げて下さるかたです。
みんな違ってそれぞれの想いの溢れた楽しいだるま達は、4月6日(土)・7日(日)の世田谷桜上水『むつみ会館桜まつり』で展示します。
ご都合が合えば是非ご来場下さい。
一体一体にこもった魂からきっとパワーが得られるのではと思います。
また、この度のご縁をいただいた調布だるまが勢揃いする『深大寺だるま市』が3月3日(日)・4日(月)に開催されます。
境内周辺に約300店もの露店が並び、だるまで埋め尽くされる光景は圧巻。
梅も見頃の深大寺で、めでたさ一杯の春の兆しを感じてみられては如何でしょうか。
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下高井戸にある書道教室