2020.02.10
2月10日 縁は求めざるには生ぜず 

ここ数日厳しい寒さが続いていますね。

皆さん体調などお変わりありませんか。

あちこちで梅がほころんでいるのも見かけ、この時期らしい気候になりました。

 

 

澄んだ冬空にX型の雲

 

暖冬で薄着で出かける日もあり何となくおかしな心地だったこの冬。

冬将軍の到来に少し落ち着く気持ちになるのも春が近づいているからかもしれません。

 

 

新宿駅構内のお花屋さんには満開の八重桜

 

学生時代からお世話になっている岩見屋錦舟先生は「中央で(東京で)最高レベルの芸術がいつでも見れるのだからしっかり見て回ると良いですよ。」とよくおっしゃっていました。

故郷岩国で書を学んでいた頃、地元の市や県の展覧会と毎日展や読売展などの全国展とを区別して後者は「中央(の展覧会)」と呼んでいました。

 

 

ライトアップされた東京タワー

 

現在の師の根本伸也先生も「全ての芸術、自然、全部糧になるので書以外のものにもたくさん触れて下さい。特に日本画は構成が勉強になるのでお勧めです。そして書もどんどん新しいことに挑戦して下さい。」といつもおっしゃいます。

先日、出張レッスンで六本木に行った際、通されたお部屋で何気なく眺めた日本画。

 

 

 

 

「あれ!?」

見覚えのある橋の裏側の造形にお城。

立ち上がって近づいてみると「遙邨」の署名。

調べると、倉敷市出身の日本画家・池田遙邨(ようそん)画伯の『錦帯橋』という絵画でした。

都心でまさかの錦帯橋にビックリ、生徒さんと話題も広がりその飄々とした画風に心が温かくなりました。

 

ありがたいことに2月も刺激的な出逢いをたくさんいただきました。

 

 

 

 

今年二度目の湘南新宿ライン。

 

~まもなく1番線に湘南新宿ライン横須賀線、逗子行きが入ります~

 

というキラキラした言葉が散りばめられたアナウンスを耳にするだけでリラックスモードに。

 

 

 

 

鎌倉駅からすぐの有名な観光スポット「小町通り」は海外からの観光客や修学旅行生などでごった返していました。

こんな昭和レトロなお店も。

 

 

 

 

シュロのブラシは元々足袋や硯を洗うものだそうですが、現在ではワイシャツやソックスの部分洗い、フライパンや中華鍋を洗うのにも重宝するとのこと。

 

鎌倉で街歩きのひとときを楽しんだ後、文筆家の稲垣麻由美さんにご案内いただきイベント企画の藤崎美紀さんと共に自然豊かな逗子へ。

ニューヨークやパリでも個展を開かれてご活躍の着物ドレスデザイナー、藤巻理絵さんの素敵なサロンにお邪魔しました。

 

 

 

 

和と洋の絶妙なハーモニーで生みだされた新時代の着物ドレスの美しさに息をのむばかり。

生まれ変わるのを待つ大量の年代物の着物も見せていただいてその手仕事の重みに感服するばかり。

この日は女性お三方の情熱に魅せられて本当に大きな力をいただきました。

 

そして昨日は新宿高島屋へ。

 

 

バレンタインチョコレート売り場は猛烈な人だかり

 

岩国市横山出身海野千恵さんが高島屋初出展とのこと、10階のフロアで天然染料の素敵なストールを纏い明るい笑顔で迎えて下さいました。

 

 

 

 

千恵さんは妹さんとお二人で岩国や山口県内各所を始め日本全国から原料の岩石や土、植物を集めて染色し、様々な商品にされています。

 

 

 

 

原料の石もディスプレイされ、作者の熱い志の伝わる展示会。(2月11日(祝・火)まで)

 

 

 

 

私も『MAGMA』という稀少な野生の蚕の絹で織られた素敵なストールを見立てていただきました。

 

 

 

 

その名の通り「きっと燃えるようなエネルギーがもらえますよ!」とのこと、着けるのが楽しみです。

ちょうど同じ時間にいらした同郷の風呂敷研究家・つつみ純子さんもご紹介いただき、東京オリンピックでも東京都の風呂敷関連のお仕事をされるとのことでお話が尽きませんでした。

 

 

 

 

今日お伝えした方々は凜として花のような美しい方ばかりですが、皆さん内面にはすさまじいエネルギーを秘めていらっしゃいます。

脈々と受け継がれた日本の古き良きものを大切にし、あるいはぶち壊し、新しい感性で更に磨いて未来へと受け継いでいくその魂に心動かされました。

私も頑張ります!

 

TOP↑