三寒四温と言われる通り、東京は寒さと暖かさが行ったり来たり。
大雪で厳しい日々を送られている地域の皆さまにはどうか安全に気をつけて、心よりお見舞い申し上げます。
教室には、ほころび始めた白梅のような生徒さん。
軽快な装いに春の兆しを感じて嬉しくなります。
冷え込む日々もあと少し、春の訪れを頑張って待ちましょう。
春の年度替わりを前に、ご入会のお問い合わせが大変多くなりありがとうございます。
教室は2013年より現在までほぼ満席の状態となっております。
その為、募集は年に一度5月頃に設定し、空席のあるクラスのみ先着順で受け付けさせていただいています。
募集日や、人数などの詳細は3月末~4月始めにHPのトップページでのお知らせとなります。
しかしながら、今年は2017年春、2018年春からキャンセル待ちされている方もいらっしゃり、小・中学生は募集が未定となりました。
ご検討いただいている方には誠に申し訳ございません。
少人数制のグループレッスン、個別レッスン、通信添削、全50名の生徒さん一人一人の個性を大切にし、質の高い指導を目指していますのでご理解いただければ幸いです。
さて、先月末のことになりますが、風光明媚な茅ヶ崎市内で書道教室を主宰されている井上雅月先生の『雅月書道教室展』へ。
広々と美しい茅ヶ崎市民ギャラリーで、井上先生の格調高い漢字や仮名、近代詩文書の作品や、生徒さん達の伸びやかな作品を見学させていただきました。
先生の明るくユーモアにあふれた解説を毎年楽しみにしている書道展です。
昨年12月には、ハワイのホノルルマラソンをご夫婦で完走されたそうで、お土産話にも花が咲きました。
教室展も7回目とのこと、毎年工夫を凝らされて楽しい筆文字Tシャツも個性豊か。
先生の愛情深いご指導のもとで生き生きと取り組まれている生徒さんの姿が目に浮かぶようでした。
私も昨夏の近代詩文書と新作の色紙の二点、出品させていただきました。
『漂泊(さすらい) 伊良子清白』(3尺×6尺 90㎝×180㎝)
先生の若いお弟子さん達が、近代詩文特有の様々な表情の線の世界に魅力を感じていただけたようで、ありがたいことでした。
今年の色紙の部のテーマは『椿』。
『椿』と伺って真っ先に浮かんだ句を書きました。
(『生きることは一筋がよし寒椿』 五所平之助)
映画監督の五所平之助氏が女優の山田五十鈴さんに贈られた句です。
真っ白な雪の中に凜と咲く椿を表現するために、銀潜紙の扇面に淡墨で雪のような飛沫を散らし、顔彩で椿の花を一輪描きました。
何事にも耐えて一心に生きる中にも、愛らしさを失わずに咲いている椿をイメージ。
この色鮮やかな寒椿のように生きて行きたいものです。
井上先生、今年も大変ありがとうございました。
来年の開催も楽しみにしています。
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下高井戸にある書道教室