2026.02.10
2月10日 岬涯書院書き初め展

立春を過ぎたものの日本各地、記録的な大雪に見舞われていますね。

これ以上の被害が出ないことを祈るばかりです。

外に出てみると、冷たい朝の空気に包まれながらも白梅が凛と咲き初めていました。

 

 

@桜上水

 

積もった雪の下にも植物が芽吹く準備をしていることでしょう。

寒い中、端正な白梅のような装いでいらした生徒さん。

 

 

港区から通われてこの1月で丸8年です

 

今月は、厳しい受験を終えた生徒さん達も続々と復帰になります。

本当の春まであと少し、皆さん身体を温めつつ頑張ってこの寒さを乗り切りましょう。

 

さて、先月末は広島、山本岬涯先生の書初め展へ。

 

 

機窓からの富士山に太陽のスポットライトが

 

会場に到着すると、遠くからでも目を引く先生直筆の貫禄ある看板。

 

 

広島市安芸区民文化センター

 

毎年変わる斬新な意匠はまさに匠の技。

線の緻密さと迫力に圧倒されるだけでなく、その中に息づく気品に魅了されて見入ってしまいます。

子ども達の個性が存分に発揮された色紙のコーナーや、堂々とした筆遣いの書初めコーナーも壮観でした。

 

 

先生とお弟子さんの教室の合同展覧会

 

力のあるお弟子さんが一堂に会した条幅のコーナー、先生の風雅な作品にも多くの学びを得ました。

 

 

たくさんのお客様で大賑わい

 

15歳の時からの親友の師である山本先生。

 

 

作品もファッションも自由でモダンです

 

上の写真の左端の掛け軸は「たらちね」、中央は「ますらお」と書いてあります。

先生独自の表現はいつも明るくポップで楽しいもの。

しかしよく見ると1本の線の中に様々なアートが非常に繊細に描き出され、その精微な描写にエネルギーが注がれれば注がれるほど作品のパワーとなって感動を生むのだと感じます。

 

 

構成、動き、余白、色彩の絶妙な美

 

書道界のレジェンド、石川九楊先生は『書は「何と書かれているか」ではなく「どのように書かれているか」の表現だ』と語られました。

こうした創作は、書道を志している人には言わずもがなですが、地道な臨書の鍛錬の上にこそ成り立つもの。

面白そうだからといきなり挑んでもすぐに限界が来るでしょう。

 

 

春は来る 岬涯書

 

古典に立脚しながらもスタイリッシュで格調高い作品たち。

先生が先人から受け継がれた確かな技術とお弟子さんへの惜しみない愛にあふれた素晴らしい書初め展でした。

同級生4人と集まることも出来て、心ゆくまで堪能させていただきました。

自分の作品制作はもちろん、教室での指導にも活かすことが出来るよう精進いたします。

 

来月は遥水書道院も下高井戸と桜上水にて学生折り句展を開催します。

山本先生との出逢いをもたらしてくれた親友も毎年、素敵な折り句を書いてくれますが今年は特に心に沁みるものでした。

 

 

折り句「親友」 旨山霄遥

 

高校、短大で毎日笑ってばかりの学生生活を共にし、彼女は広島市内で銀行員に。

私は化学メーカーに勤務したあと27歳で東京へ。

けれどお互いに幼稚園の頃から筆を持ち、今こうして同じ書道の道を歩んでいること、お互いの師から授けられた雅号が偶然にも『遥』であったこと。

何だか神がかっているような恩恵を感じます。

住む場所が遠く離れてしまっても、こうして心で繋がり支え合えることはなんと幸せなことでしょう。

 

 

岬涯書院花上教室主宰 旨山霄遥先生

 

3月の折り句展では生徒の力作と共に彼女の慈愛に満ちた折り句も展示させていただきます。

只今、開催に向けて全力で準備中。

詳細はまたブログでお知らせいたします。

楽しみにお待ちください。

 

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