書道教室のある世田谷・下高井戸商店街は、昭和の商店街の活気を維持する東京らしい商店街。約260店舗がひしめき合っています。
この時期は心踊るクリスマスソングが流れ、店頭には色とりどりのクリスマスグッズやお正月用品がぎっしりと並んで普段以上の賑わい。
年末27日(日)には、オーケストラ『しもたかフィル』による恒例の『年末第九公演』が開催されます。
昨年書かせていただいた看板が、今年も16本立ち並びました。
地元で愛されている地域密着型オーケストラ『しもたかフィル』は、商店街の真ん中にある世田谷区立松沢小学校のクラブ活動が発祥になり創立されました。
当初20名程度だったそうですが年々盛り上がり、プロのソリストや混声合唱団も加わった昨年の第九公演はこのように。
出典:しもたかフィルFacebook
このHPの管理をしていただいている(株)FORTISSIMOの代表、新野隆憲さんや、撮影を担当して下さっているStage Frightのフォトグラファー千葉広子さんもメンバーで、その他にも書道教室の元生徒さんや友人、知り合いのお顔がたくさん。
そして今年も昨年以上に人数が増えて、練習される音楽室がぎっしりとのことです。
出典:しもたかフィルFacebook
ご都合の合う方は是非、27日(日)14時から松沢小学校で行われるこの壮大なイベントに足をお運び下さい。
通りに面した半地下のスペースで全面の窓が開け放たれて響き渡る感動的な第九は、しみじみと今年を振り返るひととき。
今年も色々なことがありました。
書道教室に通って来る子供達が、習字を楽しみながら伸びて行くのを見るのは何よりも嬉しいこと。
積極的にコンクールに挑戦する子も増えました。
学校で書いた作品が代表として選出されて、展覧会で受賞した5年生のTくんとSちゃん。
幼稚園が一緒で、小学校は別々になってしまったという二人ですが書道教室で再会し、今は隣合わせでお互いに切磋琢磨し頑張っています。
高学年として、小さな子供のまとめ役にもなってくれる頼もしい先輩。
また、普段のレッスンでも「習字が楽しい」と笑顔だったり、上手く書きたいという一心で真剣な表情だったり、そんな子供達の姿に接するととてもありがたく大切な何かを気付かせてもらえるような気がします。
そして忘れてならないのはその頑張りを支えて下さっている親御さんの存在。
子供一人だけでやっているわけではなく、学校や部活や塾、他のおけいこごと忙しい子供達の大切な時間をやりくりして送迎や用具の管理などに心を砕き、教室に通わせて下さっています。
子供も良く知っていて、『お父さんが新しい筆買ってくれたんだ!』と嬉しそうに見せてくれることも。
今週は、練習を重ねてきた書初めを仕上げるレッスンになります。
普段の実力を発揮出来るように頑張りましょう。
大人の生徒さんも、「書いているときが楽しいです」、「何もかも忘れて集中出来る充実した時間です」などと言っていただけて講師冥利に尽きます。
この一年皆さんと共に学ばせていただいて、自分一人では決して出来なかったことや達成出来なかったことが出来たような気がします。改めて心から感謝の言葉を贈りたいと思います。
ありがとうございました。
来年は、書道教室の集大成ともいえることにチャレンジすることになりました。
発表は次回のブログで。
下高井戸にある書道教室