あちこちに色とりどりのイルミネーションが灯り、一年で最も心浮き立つ12月。

 

 

 

世田谷、下高井戸商店街にも、手掛けさせていただいた『しもたかフィル第九公演』の看板が立ち並びました。

 

 

 

 

地元で愛される地域密着型オーケストラの荘厳な調べが、大合唱と共に街中に響き渡る屋外公演。

 

 

 

 

寒空の中で聴く大勢の観客から惜しみない拍手が送られる様子も圧巻で、下高井戸の年末の風物詩になっています。

今年は12月25日（日）クリスマスの13時開演とのこと、ご都合が合えば是非、どうぞ暖かくしてお出掛け下さい。

しもたかフィルFacebook

 

 

 

 

この秋は鮮やかな紅葉の見頃は鑑賞することが出来なかったのですが、先日、故郷岩国にて少しだけ時間が取れて、晩秋の景色を眺めることが出来ました。

秋の自然の紅葉は風情がありとても美しいものでしたが、華やかな冬のイルミネーションは何となく人恋しさを感じさせるような気がします。

 

さて、このブログでもお伝えし続けていた『第1回全国折り句コンテスト』ですが、盛大だった表彰式の様子をレポートしておしまいにしたいと思います。

主宰の折り句作家MIKAKOさんより賞状を受け取るSちゃん（小2）。

 

 

出典：ポエムピクチャーアーティスト MIKAKO Official Homepage ～君は無限～

 

Sちゃんの折り句は、子供ならでは素直な心でのびやかに表現された夢のある素晴らしい作品。

目にしたお客様たちも笑顔がこぼれていました。

 

 

 

 

後日、通学する小学校の全校朝礼でも表彰していただいたとの嬉しい報告もありました。

コンテストは、第一回にもかかわらず応募総数910点、その内、手書き部門は入賞31点という難関。

会場は毎日たくさんの来場者で賑わいました。

 

 

 

 

そして、Kちゃん（中2）のふるさと折り句は、郷土愛をうたいながらも自分を育ててくれる周囲の人たちの温かさに感謝のメッセージとなっている感動的な作品。

 

 

 

 

写真では見えづらいですが、背景に色鉛筆で描かれた制服の少女たちの絵も見事でした。

テスト期間中だったために表彰式に参加出来なかったKちゃんですが、訪れた日に折り句協会代表理事の秋山政隆さんより何と表彰式と同じようにして賞状をいただけたとのこと。

 

 

出典：ポエムピクチャーアーティスト MIKAKO Official Homepage ～君は無限～

 

書道教室のレッスンでにこにこで報告してくれました。

そして、見事グランプリを獲得した当教室アシスタント講師の横山裕園先生。

 

 

 

 

生徒たちの折り句指導にも大きく力を貸して下さった先生。

描かれた折り句には優しいお人柄があふれ、品格の高い墨色と豊かな色彩ですがすがしい作品になっています。

 

 

 

 

私は、大切な書道教室生徒さん達一人一人の字が上手くなり、豊かな人生を送れますようにという信念を描きました。

 

 

 

 

背景の『夢』は金泥、赤と緑の彩りは顔彩を使用しています。

オリンピックで沸いた今年。

東京オリンピックに向けて広がる夢を象徴するように、赤い丸は日の丸を、赤い線は迷い道や寄り道しながらも上を向いて歩いて行こうという上昇する姿をイメージしました。

 

今年も残すところあとわずかになりましたね。

皆さんの1年は、どんな光景に彩られていたでしょうか。

年末でお忙しいことと思いますが、どうぞご自愛を。