12月も半ばになり街は輝きを増して、あちこちがクリスマス&歳末ムード。
(新宿NSビル・クリスマスツリー)
銀座の待ち合わせ場所の定番、三越ライオン像前もライオンが隠れてしまうほどの人だかり。
ライオンの前足をしっかりとつかんでいる方もいらっしゃいました。
書道教室のある世田谷下高井戸も、歳末で賑わう商店街に『しもたかフィル年末第九公演』の色鮮やかな看板が今年も立ち並びました。
4年前に書かせていただいた看板を大切に保管され、毎年目にすることが出来ることはとても嬉しく気持ちが高揚します。
地元で愛されている地域密着型オーケストラ『しもたかフィル』の年末屋外公演は年々パワーアップ。
年の瀬の街に響き渡る壮大な第九を聴くと、心の底から感動が湧き上がります。
今年は12月23日(日)13時30分より世田谷区立松沢小学校にて開演です。
商店街のど真ん中に位置する小学校の子供達も、街に見守られ豊かな文化に育まれて成長しています。
年末お忙しいことと思いますが、ご都合の合う方は是非ご鑑賞下さい。
下高井戸へお越しいただいた際は、約260店舗がひしめき昭和の香りの残る元気な商店街を散策されるのもお勧めです。
ノスタルジックな下高井戸市場を中心に、お魚屋さんにお肉屋さん、八百屋さん、お豆腐屋さん、鯛焼き屋さんなど明るい会話の弾む名店が軒を連ねます。
商店街の中の書道教室のお隣は、本格中華料理の美味しい『皇庭餃子房』さん。
仲良くお付き合いさせていただいている中国人店主の茅峰さんは書道にも造詣が深く、店内もアーティステック。
壁面のあちこちが趣のある直筆の絵画で彩られています。
教室にホカホカのお惣菜を差し入れして下さったり、小さなアート作品を下さったり、いつも優しくサービスしていただいて感謝ばかりです。
雨の日の夜、とても重い荷物だった時には一緒に運んで下さったこともありました。
先日は、年末のご挨拶で素敵な黄色の中国茶器をプレゼントして下さり、黄色は私が大切にしている色ということもあって大変ありがたく頂戴しました。
明るく安全で人情味のあふれる下高井戸商店街。
これからも地域の方々の書の向上のために持てる力を尽くしたいと思っています。
今月は個人レッスンの生徒さん達も、次々にお稽古納めを迎えています。
お仕事柄、固定のレッスン日に通うのが難しい個別の生徒さんは、書きたい文字が書けるようになるよう志を高く掲げ、マンツーマンで集中してレッスン。
デジタルが主流のお仕事の中で、日本文化としての肉筆の書を大切に考えていらっしゃる方ばかりです。
心を整え、美しい姿勢で美しい文字を手に入れていらっしゃるのは、女性経営者の吉武利恵さん。
吉武さんは、持ち前の優れた美的センスも発揮してこの秋の『第3回全国折り句コンテスト』でも見事入賞を果たされました。
吉武さんとのこと→ 人とつながる書道
一年の終わりに生徒の皆さんから「今年も一年ありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願いします。」と晴れやかな笑顔でお声かけいただくとしみじみと幸せな気持ちになります。
教室に通う生徒さんは年末28日のレッスンまであともう一頑張り、みんな元気で一緒に駆け抜けましょう。
次回のブログでは、2017年のNHK大河ドラマ『直虎』の題字の筆者、Maaya Wakasugiさんの個展訪問記を綴ります。
今朝から本当に寒くなり、寒い一週間になりそうです。
皆さん、風邪などひかれませんようくれぐれも気をつけて温かくしてお過ごし下さい。
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下高井戸にある書道教室