12月に入り、あちこちで綺麗なクリスマスツリーに出逢います。
羽田空港国内線ターミナル
楽しいクリスマスソングと共にキラキラと色が変わるタイプも。
新宿NSビル
夢があって素敵ですね。
ツリーと言えばプレゼント、お子さん達もサンタさんにもらうものを真剣に考えていることでしょう。
大人も家族やお友達へ、喜ぶ顔を思い浮かべながら贈り物を選ぶのもまた楽しみの一つですね。
お花屋さんでは、クリスマスとお正月飾りのハーフ&ハーフで店頭が賑やかに彩られていました。
新宿駅西口
日本の師走は、年賀状やクリスマス、おせち料理にお正月を迎える準備など和洋折衷で忙しい時期。
そんな中、12月の初めに一瞬ですが故郷岩国に帰りました。
まだ紅葉を楽しめるかもと期待したのですが、残念ながら落ち葉の季節に移り変わっていました。
華やかな秋が終わり冬が来たんだなあと一抹の寂しさも感じながら見上げると、最後に精一杯紅葉を見せてくれている木も。
山口県岩国市 紅葉谷公園
落ち葉の絨毯を送風機で掃除されている作業員さんのそばでお地蔵様が熊手を持って微笑んでいました。
帰りの飛行機では雲間に富士山が頭をのぞかせていて、もうすぐやってくる新年に向けて元気をもらいました。
さて、書道教室では一足早く書初め練習がたけなわ。
普段と違って大きな紙に伸び伸びと書かれたおめでたい語句に空気も引き締まります。
そして教室のある世田谷、下高井戸商店街にも毎年恒例『しもたかフィル年末第九公演』の看板が立ち並びました。
新鮮な食材が揃う市場で有名な下高井戸らしく八百屋さんの店頭にも。
5年前に書かせていただいたお仕事ですが、大量の看板を大切に保存され毎年12月になると団員の方が一本一本設置されます。
下高井戸駅前踏切に溶け込む看板
賑わう商店街の真ん中に小学校があり、中学校と二つの高校、大学の通学路にもなっている文教地区の下高井戸。
この小学校の充実した音楽クラブが発祥になり地元密着型のフルオーケストラが誕生しました。
発足当初は20名ほどだったそうですが年々盛り上がり、第九公演はプロのソリストの方や混声合唱団も加わり壮大なイベントになります。
今年はなんとチラシの紙面一杯に筆文字デザインを配していただき、驚きました。
『しもたかフィル』の丸みのある書体は、地域で長く愛されるような親しみやすさと、音符が躍る軽やかさや響きもイメージして考案しました。
来年からは毎年このデザインでチラシを制作し、譜面ファイルにも活用したいと伺い大変光栄で、一足早いクリスマスプレゼントをいただいたような温かい気持ちになりました。
年末の商店街に響き渡る第九はしみじみと今年を振り返る感動的なひとときになります。
22日(日)の午後、ご都合の合う方は是非下高井戸へお運び下さい。
下高井戸にある書道教室