11月の終わりはクリスマスツリーの点灯式が行われたり街路樹にイルミネーションが施されたりで、街は一気に華やぎました。
六本木1丁目駅
去る11月23日(土)、『第4回全国折り句コンテスト』の受賞者が全国から集まり表彰式が盛大に行われました。
会場となった東京スカイツリーの最寄り駅も心浮き立つクリスマスカラーでお出迎え。
押上駅
エレベーターホールには輝くオブジェ。
いつもは和の雰囲気一杯の郵政博物館も、ツリーやプレゼントで彩られて特別な空間になっていました。
今年のコンテストのテーマは、「ありがとう」「ふるさと」そして「れいわ」。
応募総数1682作品から選ばれた作品はどれも本当に心に響くものばかり。
忙しい年末だからこそ、離れて暮らす大切な人が元気でいる当たり前のことが尊く感じられます。
佳作 ふるさと折り句【しずおか】Mちゃん(小5)
受賞作品を含めた教室の全生徒の力作は来年春のむつみ会館桜まつりにて展示し、こちらでも誌上展示会をしたいと思っています。
会場に喜びに満ちた表情でやってくる子供達や親御さん。
ご両親や兄弟、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に鑑賞して一年一年のお子さんの成長を見ていただけるのも醍醐味です。
我が子の折り句を会場で始めてご覧になり、心から感動されているのが伝わります。
午後の表彰式に参加出来なかったRくん(小3)。
式の日朝一番にお父さんと一緒に訪れ、ありがたいことに折り句協会理事長より式と同じように賞状を手渡していただきました。
二年連続で準グランプリという真似の出来ない栄冠を手にしたKくん(小4)。
昨年の「とやま」今年の「かみこうち」と毎年家族で帰る故郷の光景を心を込めて綴り、周囲の人達への感謝のメッセージにもなっている折り句は、たくさんの方から感嘆の言葉が上がっていました。
そして、今年のグランプリはなんと若干13歳の中学生。
小学2年生から書道教室に来てくれて、厳しい受験を乗り越え中学校でも書道部でがんばっている書道歴6年のCちゃんが見事獲得。
その晴れ姿を幸福感に包まれながら見守り、一緒に駆けつけたご両親と共に大きな喜びを分かち合いました。
グランプリ ふるさと折り句【とうきょう】Cちゃん(中2)
来年の東京オリンピックに向けて夢が広がる折り句は、詠んだだけで全身に力がみなぎってくるような作品です。
主宰の折り句作家、MIKAKOさんより丁寧なご講評もいただきました。
式の後は一人一人に激励の言葉をいただき、みんな照れながらも笑顔。
私も親御さん達と普段なかなか出来ないお話をして絆の深まった和みの場になりました。
協会より立派な感謝状もいただきました。
閉式後もいつまでも名残惜しく、色々な人との繋がりをクリスマスの飾りが寄り添い心温まる冬のスタートになった素敵な一日でした。
今年も残すところ1ヶ月。
何かと慌ただしい師走に入りますが皆さま体調にくれぐれも気をつけて、最後まで頑張って参りましょう。
下高井戸にある書道教室