今日は前回に引き続き、生徒さんの心のこもった折り句作品をご覧いただきたいと思います。
想いを折り句にするために紡ぎ出された言葉一つ一つに感動の連続でした。
『紡ぐ』とは、綿や繭から繊維を引き出し、よりをかけて糸にするという意味です。
感謝の気持ちや懐かしい思い出、夢や希望など色々な想いを表すために丁寧に言葉を選んで折り句を作り、真心を込めて書く。
折り句作りを共にすることで生徒さんの内面に触れ、より近くに感じ愛しさが深まったのは大きなことでした。
毛筆に墨だけでなく、色々な用具や用材を使って伸び伸びと自由に描かれた温かい折り句の世界をどうぞお楽しみ下さい。
作品には作者のコメントが添えられています。
ありがとう折り句【友達にありがとうの想いを込めて】(M.Nさん 小5)
ありがとう折り句【友達が大好きということを、ありがとうの気持ちを込めて作りました】(Y.Tさん 小5)
ありがとう折り句【お母さんにありがとうという想いをこめて】(N.Fさん 小5)
ありがとう折り句【友達へありがとうの気持ち】(C.Oさん 小5)
ありがとう折り句【お母さんの姉にいつもお世話になっているのでお礼の気持ち】(T.Kさん 小6)
ゆめ折り句【まだ見つかっていない夢に向かって頑張りたいという想いを込めました】(S.Oさん 小6)
ふるさと折り句【おじいちゃんのいる北海道へ行った時の気持ちを書きたかった】(T.Tくん 小6)
ふるさと折り句【私のふるさとの名古屋に対してありがとうの気持ちを込めて】(T.Aさん 中1)
ふるさと折り句【横浜のふるさとや友達に。中学生になってみんなそれぞれ離れてしまったけれど、いつになってもふるさとを忘れないでいようね】(N.Fさん 中1)
ありがとう折り句【家族と一緒に過ごす毎日が幸せ、ありがとう】(M.Sさん 一般)
いかがでしたでしょうか。
思いやりや優しさが溢れていてほっこりされたのではないでしょうか。
同じ一言でも、手が生み出した言葉には表情や温もりがあり、手作りの言葉で気持ちを伝えるという意義も改めて実感しました。
東京スカイツリーソラマチ『郵政博物館』にて大盛況のうちに閉幕した『第1回 全国折り句コンテスト』。
表彰式では涙なみだの感動的な場面もありました。
それほどに作品に想いが込められていたのでしょう。
素晴らしい入賞作品を始め、表彰式やたくさんの来場者で賑わう会場の様子など次回のブログで綴りたいと思います。
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