故郷岩国の話題が続きます。
11月1日(金)は上野へ、2年に一度、岩国にゆかりのある方々が集う盛大なパーティでした。
楽しかったひとときを写真と共に振り返ってみたいと思います。
夜の上野公園は暗く目的地がわかりにくい印象だったのですが、桜並木がライトアップされて明るくなっていました。
期間限定のイベントで光と音が繰り出されるプロジェクションも行われて煌びやか。
道端には色鮮やかな浮世絵の行灯が立ち並び幻想的。
足取り軽く歩いていると、闇夜に浮かび上がった上野精養軒はキラキラのクリスマスモードでした。
岩国市の中心部に岩国錦帯橋空港が出来て7年。
岩国東京間は抜群にアクセスが良くなりました。
今年の架け橋会は過去最高の250名余りの参加ということで大変な盛り上がり。
福田良彦岩国市長のご挨拶
金屏風のステージでは岩国藩鉄砲隊保存会の興味深いお話や、
岩国国際観光ホテルさんによる郷土料理の岩国寿司の実演に、美しいミス岩国の皆さんの岩国PR。
精養軒さんのお料理も美味しいですが、出来たてホヤホヤの押し寿司が各テーブルに配られるとみんな大喜び。
岩国の誇る五つの酒造のお酒も豪華に顔を揃えていました。
東京でも今、「岩国」と聞いて一番ピンときてもらえるのは日本酒ではないでしょうか。
「獺祭」があまりにも有名ですが、他のお酒も非常に人気です。
そして岩国名産の蓮根や高森牛などを使用した食品の紹介と試食コーナーも充実。
友人の岩国観光大使MIKAKOさんに色々な方をご紹介いただいてありがたい限りでした。
「初めまして」のあとに、「横山です」(町名)「今津です」(町名)と添えられた一言で笑顔が広がり一気に縮まる距離。
どなたとお話ししても、優しい言葉がこだまのように返ってきます。
福田良彦岩国市長を囲んで
東京で働きながら岩国で地元の子供達のためのイベントを開くことに尽力されている方。
岩国藩主吉川公の山や蓮根畑の泥を用いて手染めの商品を開発している方。
お話を伺いながら、地元愛と並々ならぬご努力に感銘を受けました。
「年齢を重ねるごとに故郷の良さを再確認しますね!」という意見で皆さんと意気投合。
漫画家の弘兼憲史氏を囲んで
福田市長による特産品抽選会ではなんと岩国名産「岸根栗(がんねぐり)」のお菓子が当たり、市長と共にステージに立って言葉を交わすという光栄な瞬間もありました。
宴もたけなわ名残惜しいお開きを前に、岩国のますますの発展を願い全員で万歳三唱。
帰りにはMIKAKOさんデザインの紙袋に、岩国の恵み一杯のお土産をいただきました。
清流、錦川に架かる錦帯橋をイメージした『架け橋』会。
岩国と東京を結ぶ架け橋とも言えるのでしょう。
地元を遠く離れても錦帯橋は岩国出身者の心の要(かなめ)。
首里城焼失で魂のよりどころを失ってしまったような沖縄の人々を見て思います。
岩国の思い出が鮮やかによみがえり故郷の話題に花が咲く。
心躍る会に参加させていただいて心から感謝です。
この旧交を温めたかのような尊い出逢いを大切に、これからも皆さんと交流を続けて少しでも岩国にご恩返しが出来たらなと思います。
下高井戸にある書道教室