2021.10.20
10月20日 未来を照らす光

急に冷え込んで秋らしくなりました。

寒い雨や冷え込む夜、気圧の変化などで体調を崩されるかたも多いようです。

皆さまどうぞ気をつけて温かくしてお過ごし下さい。

昨日は、お手伝いをしている地元中学校の書道部へ。

今年は今週の土曜日に運動会が開催され観客も入ると伺いました。

 

 

昨年は無観客、オンライン限定配信

 

見学は生徒一人につき午前中1名、午後1名と制約はあるそうですが本当に良かったなあと思います。

夕暮れ迫る中、ちょうど吹奏楽部がリハーサル中。

 

 

ファンファーレと勇壮な入場行進曲

 

校庭に鳴り響く生演奏に立ち止まって聴き惚れました。

コロナ禍の2年、色々な思いが込み上げて感涙。

 

先日、書道教室にも生徒さんのために願ったり叶ったりの出来事がありました。

下高井戸にお住まいの女性の方から「皆さんで使っていただけませんか」とこんなにたくさんのご寄付が。

 

 

大切に使わせていただきます

 

半紙は生徒全員で分けたいと思います。

ブログを読んで画材も使っているのを知りましたとのことで、絵の具やパレット、ゆび筆までつけて下さいました。

来年の折り句コンテストは更に表現の幅が広がりそうです。

 

 

折り句制作の様子

 

0さんより、「道具はしまっておくものではなく使う人のもとにあるべきだと思っています。有効活用いただければ何よりです。通常の書道はもちろんのこと、ゆび筆も使って子供たちが愉しんでくれたらいいなぁと思っています。」と温かいお言葉。

本当にありがとうございました。

 

さて、その『第6回全国折り句コンテスト』。

10月14日(木)夜に(社)日本折り句協会の新サイトで審査結果が発表になりました。

教室より最高賞のグランプリを始め、準グランプリ1名、協会賞1名、MIKAKO賞1名、ふるさと賞1名、佳作6名の11名が栄誉ある受賞。

グランプリのCちゃん(高1)は一昨年に続き2度目のグランプリという快挙を見事に成し遂げました。

参加を呼びかけた山口と広島の友人も難関をくぐり抜けて受賞し、夢のような1日に。

 

 

Mちゃん(小2)初めての折り句

 

受賞された皆さん、誠におめでとうございます。

時節柄、今年も表彰式は見送られ入賞作品は10月26日(火)に1日だけ展示されるとのこと。

 

日時:2021年10月26日(火)10:00~19:00

会場:新宿京王プラザホテル4階「花」《みんなのエキスポ(アレルギー)会場内》(新宿区西新宿2-2-1)

 

 

Gくん(小2)本物のボールを見て書くよ

 

 

展示会の様子は会期中にオンライン配信し、後日YouTubeでUPだそうです。

折り句作家MIKAKOさんによる作品ごとのコメントも添えらえて全国どこからでも鑑賞出来ます。

私は26日(火)午前中と、午後3時半以降は19時まで会場におります。

お時間が合いましたら是非お運び下さい。

 

教室では年に一度、折り句の取り組みを始めて6年目。

 

 

贈る相手を想う尊いひととき

 

コンテストに関係なく「敬老の日のプレゼントで書きたい」という子、「身体の調子が良くない広島のおじいちゃんに折り句を書いて送りたい」という子、「学校の宿題のポスターに折り句を作って入れました」という子。

 

 

Mちゃん(中1)真夏からの努力

 

自分の心を見つめて、気持ちを自分の言葉で自分らしい字で書いて伝えること。

それもデジタルではなく直筆の手書き、簡単なようでなかなか出来ることではありません。

私もずっと出来ませんでした。

 

 

ありがとうを折り句で伝えるよ

 

書き損じを繰り返しても、コンテストで賞に入らなくても大丈夫。

とにかく続けることが未来へ前進する力になります。

経験を積む子供達の成長ぶりには胸が熱くなるばかりです。

 

 

折り句『楽しみ』 遥水書

 

 【た】いぼうの賞が取れた子も

 【の】ぞみが叶わなかった子も

苦【し】んを重ねて作った折り句は

【み】の大切な人を優しく包む光になるよ

 

一般社団法人 日本折り句協会

ポエムピクチャーアーティスト MIKAKO Official Homepage ~君は無限~

遥水書道教室生徒による2021年春の折り句作品展→第2回web折り句展覧会

 

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