お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。
皆さまには昨年のご厚情に深く感謝いたしますと共に本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
私は令和初めての年明けも故郷岩国で迎えました。
今日のブログは2020年新春の風景をお届けしていきたいと思います。
瀬戸内海の水平線から顔を出す美しい初日の出
お世話になっている書道家の岩見屋錦舟先生より岩国城がそびえる城山からの初日の出の写真をいただきました。
年末は小雨交じりで霧に包まれていた西岩国。
元旦は見事に晴れ渡り穏やかな初詣日和に。
おみくじは小吉でしたが、こんなありがたいお言葉をいただきました。
~自分も知らず、先方も知らぬが、可愛いと思う心、憎いと思う心、それがこの身体から、光となり、波となって、先方の身体に、心に伝わって、これを助け、これを傷つける。常に・・・正しい平らかな心、清い思いで、美しい光り清い心波を放出なさい~
今年一年大切に心に留めて過ごしたいと思います。
白山神社で行われた岩見屋先生と生徒さんによる格調高い書道展も見学させていただき、清々しい年の始めとなりました。
いつの時代も新年はおめでたいものですが、今年は新元号に東京オリンピックと新しい何かがはじまる予感に満ちていますね。
今年の干支の年賀状はそんな時代の高揚感も穂先に込めました。
帰京の航空便は夜でしたので残念ながら富士山は望めませんでしたが、機内誌に気持ち華やぐ素敵なアート。
書道教室も1月6日の書き初めから元気にスタートしました。
教室のある桜上水むつみ会館にはいつも季節が感じられる伝統的な品々が飾られ、訪れる人を豊かな気持ちにさせて下さいます。
地元の方から寄贈されたという華やかな装飾が施された羽子板に子供達もうっとり。
この優美な日本人形のようにみんなが健やかで幸せで凜とした女性に成長されますよう心から願います。
昨年、町会の方より寄付していただいたたくさんの半紙は、お年玉プレゼントとして生徒さん全員に配りました。
紙を大切に一枚一枚しっかり練習して今年も書道を頑張りましょうね。
教室では新年にふさわしい言葉が躍る書き初め。
普段と違う大きな紙に向かって思い切って腕を動かしました。
積み重なる努力の跡。
そして教室の新春イベントとして、全員『和』の字を書きました。
左利きのIちゃん(小5)も右手で頑張っています
清書は色とりどりの色紙箋。
お正月なのでクジを作って一人ずつ引いてもらい、当たった色紙に書くというお楽しみのひとときも。
令和の和、昭和の和、そして平和の和。
いつもの半紙ではなく、古典調の素敵な紙にそれぞれの想いのこもった『和』が出来上がりました。
持ち帰ったお子さん(小3)の親御さんより「親馬鹿ですが、『和』に感動しました。お年玉の貴重な書道紙もありがとうございます。感謝いたします」と心温まるメールもいただきました。
次回のブログでは、毛筆の書き初めについて教室で行っている様々な指導方法をお伝えしたいと思います。
今年2020年は書道教室20周年を迎える節目の年になります。
これまでに積み重ねてきたものを確立していく年にすべく今年も精進したいと思っています。
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下高井戸にある書道教室