降り続く雨に、紫陽花が美しく映えるこの頃ですね。
来週は、杉並のデイホームをご訪問の予定、雨音を聴きながらお手本を創っています。
当日は、書友と共に浴衣で伺い、うちわに夏にまつわる言葉を書いていただくおけいこで、涼をお届け出来たらと思っています。
通常のおけいこのお手本も、手にされる生徒さんのお顔を思い浮かべながら、一枚一枚心を込めて。
今週のおけいこでは、毎月の課題の他に、七夕の短冊に願い事を書いていただいています。
七夕は皆さまご存知の通り、織姫と彦星が年に一度だけ天の川を渡って逢える日。
機織りの上手だった織姫の伝説に合わせて、お習字やお裁縫などの習い事の上達を願う行事として、江戸時代の頃に庶民の間に広まったということです。
季節感のある、日本の伝統行事を通じてさらに書に親しんで、日々の生活が豊かなものになりますように。
暑さ寒さも彼岸まで
ひたすら暑かった夏休みも
早いもので8月も
今年はあちこちで盛大に
まだまだ残暑の厳しい毎日が