5月も明日で終わり。
梅雨入りと台風の影響もありジメジメした毎日が続きそうです。
気象の影響で体調を崩しやすいこの時期、皆様どうぞご自愛下さい。
紫陽花の季節がスタート
GWのあと、地元の小・中学校では運動会があちこちで行われました。
コロナが5類になって初めての開催。
来場者の入場制限も一切なく以前の運動会が戻ってきました。
生徒も先生方も全員ノーマスクだったのにはちょっと驚きましたが、グランドに元気な子ども達の声が響き渡る運動会はやはり素晴らしいですね。
5月20日(土)世田谷区立松沢中学校
3年間マスク生活だった思春期の生徒達。
いきなりマスクを外されることに心理的な葛藤もあったかと思います。
無理なく少しずつ慣れていくことを願います。
6月は祝日がなくこれから夏休みまで大変ですね。
中学生の漢字条幅
インフルエンザもちらほら聞きます。
体調管理を万全に過ごして下さい。
書道教室もマスクなしでやってくるお子さんがグッと増えました。
母の日に向けて書いた『母』は、おうちでとても褒められたとみんなニコニコで報告してくれました。
マスクのない顔いっぱいの笑顔を見るだけで幸せな気持ちになります。
「教室の生徒さんにどうぞ」と故郷岩国の有志の方より人数分の素敵なストラップをいただき、『母』の作品と一緒に持ち帰ってもらっていました。
Sさんいつもありがとうございます
4年生のMちゃんは『習字とお花の絵と先生からもらったストラップとお手紙を手作りのバックに入れてベッドの下に隠しておいて母の日に渡した!』と話してくれました。
Mちゃんの心を込めて書いた『母』
この愛に満ちたサプライズには周りの子も「すごいね!」「お母さん泣いたんじゃない?」とビックリ。
全てのものに気持ちを載せる幼い姿は大切なことを気付かせてくれる大きな存在です。
「お母さん泣かなかったよ」
先週から体験レッスンも始まりました。
皆さん、募集開始の12時ジャストにお申し込みいただいたかたです。
高い志を持つ方々に巡りあえてなんとありがたいことでしょう。
毛筆の体験
生徒さんと同じ保育園出身だったり他の習い事が一緒だったり、学校や学年は違ってもなぜか何かしら共通点があるお子さんばかり。
硬筆の体験
思いがけない遭遇に「似てんなーと思ったら、〇ちゃんじゃん!」など目をパチクリさせた生徒さんもいて大いに盛り上がりました。
初めての場所に緊張して来室したお子さんもホッとされたかもしれません。
親御さんには書教の記念誌もご覧いただきました
それにしても同じものごとに心惹かれるかたが集まるのでしょうか、不思議なものですね。
これをご縁にまた新たな繋がりが生まれて学びが続いていきますこと、楽しみにしています。
暑かったり肌寒かったり晴れたり雨が降ったり、5月らしくないお天気が続いていますね。
涼しげな装いの生徒さん
今年度の生徒募集を5月16日に行いました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
本日までに全員に返信していますのでもし届いていない方がいらっしゃいましたらご一報下さい。
キャンセル待ちになられた方はすぐのご案内が出来ず申し訳ございません。
さあ、来週から体験レッスンが始まります。
レッスンをギュッと短縮して体験
皆様とお会い出来ることを楽しみにしています。
メールをいただいた中で、お嬢さんが小学校1年生になる時にHPをご覧いただき入会を希望していたというお母様がいらっしゃいました。
「なかなか空きが出ない中、なんと高校1年生になってしまいました」とのこと。
10年です。
高1といえば学校や校外活動も大変忙しい時期でしょう。
教室に入りたいと思って下さっていることに身の引き締まる思いでした。
少しお待ちいただくことになりますが、是非これから共に学びを深めて行けたらと思っています。
さて、先週は母の日に向けて、作品用の色染め画仙紙に『母』の字を書きました。
小2・小3・小4の書道ガールズ
お母様へのサプライズプレゼントにしたく、この制作をすることはレッスン当日に発表。
毛筆を始めていない2年生のHくんも「今日は筆で書きますよー!」の突然の声かけに驚きながらも頑張って挑戦。
左利きで見事な出来映え
同じく2年生のKちゃんも、ものすごい集中力で何枚も書きました。
大好きなお母さんにプレゼントするんだという気持ちが丁寧な筆運びに表れます。
書きやすいように筆順を変えています
やはり実際に贈る相手があって、それが大切なお母さんであることがとてつもない上達に繋がるのだなあと私も胸が熱くなりました。
毛筆歴9ヶ月のAくん(小5)作
N.Hちゃん(中2)のお母様は書道への意識を高く持っておられ、3人のお子さん全員教室に通わせて下さいました。
「時間があれば私もやりたいです。」とも。
伸びやかな『母』(N.Hちゃん)
普段、練習に使う半紙はにじまず書きやすい機械漉きのものですが、この日は書道特有のにじみやカスレが出る手漉きの紙に書いてもらいました。
筆に含ませる墨量や運筆の速度もいつもと勝手が違い、かなり難しかったと思います。
清書用紙に筆を落とした途端「めっちゃにじむんだけど!」の慌てる声も多く聞かれました。
しかし、味のある作品になるから頑張ってと励まし続けていくつもの表情豊かな作品が誕生。
「母」の字は見ているだけで和みます
抜き打ちテストのような今回の制作に俊敏に対応してやり遂げる子ども達の底力に感服でした。
競書誌の毎月の課題に追われる日々ですが、これからもこんな心潤う書も取り入れていきたいと思います。
中3のベテランM.Hちゃんは、14日(日)の母の日当日、ちょうど親子一緒にレッスンでした。
初歩のお母様に優しく寄り添う光景
ダイナミックに「母」を書き上げる娘さんの成長ぶりを目の前で見て、お母様も心に残る母の日になったのではないでしょうか。
作品は山口文林堂さんの美しい手仕事により色紙仕立てにすることが出来ます。
M.Hちゃんのお母様はその日のうちに申し込まれました。
お子様が持ち帰られた作品を色紙にというかたはこれからでも大丈夫ですのでレッスンにお持ち下さい。
みんなお母さんのことを思って一生懸命書きました。
日々、子育てやお仕事、家事に邁進されているお母様達に直筆に込められた愛が届くといいなと思います。
コロナも落ち着き、久々に何の制限もなかったGW。
故郷岩国は新緑の季節を迎え、目に沁みいるような緑に包まれていました。
岩国市 吉香公園
私が5月生まれだからでしょうか、爽やかなこの時期は一番好きな季節です。
風情ある吉香神社の玉垣
そしてここがこの世で一番美しい場所だと思える瞬間でもあります。
隣接する紅葉谷公園も光あふれる緑
静寂の中、吹き抜ける心地よい風と鳥のさえずり。
いつまでも座っていたい場所
心も身体も健やかにしてくれる故郷の自然。
あちこちに設けられた休憩所
コロナ禍を乗り越えてひときわ輝くような美しさに浸る幸せを味わわせてもらいました。
多くの人の手で美観が保たれています
コロナ直前の2019年10月に故郷の優しい風というタイトルでブログを書きました。
内容は、岩国でお世話になった書道家の岩見屋錦舟先生のことと、幼・小・中学校の同級生でアーティストの蔵重美恵さんのこと。
奇しくも岩見屋先生とはこの春より、仕事上で再び深いご縁をいただくことになりました。
このことはまた後日綴ります。
そして、蔵重美恵さんは先月『Mie Kurashige Birthday Live Tour!TOKYO→YAMAGUCHI→HIROSHIMAくらのうた3』と銘打った初ツアーを敢行。
故郷に優しい風が吹き抜けました。
バンドメンバーの皆さんも錦帯橋へ
2019年のライブでも筆文字デザインを担当させていただきました。
ロゴTシャツも作成・販売
「また来年もライブやるよー!」の熱い約束のあと勃発した3年に渡る行動制限。
晴れてこの4月、戻ってきたひとときは奇跡のようでした。
くらのうた3(新中野BENTEN)
費用を募るクラウドファンディングも皆さんのあたたかなご支援により大きな目標を達成。
ご協力いただいた方、気に掛けて下さっていた方には心より感謝申し上げます。
私は4月21日(金)の東京公演と29日(土)の広島公演に参加。
美恵さんの力強い歌声と唸るほど素敵なバンド演奏、飛びかう軽妙なトーク。
最高のパフォーマンスに酔いしれ、久々の同級生たちにも逢えて休憩時間も話が尽きぬばかりでした。
三カ所のライブ会場全部で繰り広げられた、メンバーやお客さんからのバースデーサプライズ。
岩国ではコーラスの二人が母校麻里布中学校の校歌を見事な歌唱力で歌い上げ、会場が大いに湧いたそうです。
驚きと嬉しさでいっぱいの美恵さんと支える強力なメンバー、愛情たっぷりのお客さんに胸が熱くなりました。
新作Tシャツも好評で感謝
演者もお客さんも全員が一つになって楽しんでいるのを深く実感。
最後の一曲は、ライブにもお力添えいただいた地元の名士、神髙克彦さんが素敵な動画にして下さいました。
いつまでも心に残る楽曲、よろしければご覧下さい。
神髙克彦さんTwitter(許可を得て掲載)
岩国ロックカントリーにて
故郷の同じ景色を見て共に過ごした同級生や仲間と昔と同じように話したり笑ったり。
このライブを通じてたくさんの繋がりや絆も結ばれて大切なことも気づかせてくれました。
美恵さんにひたすら感謝するばかりの今日この頃です。
夢のような時間を本当にありがとう。
くらのうた画像出典:蔵重美恵さんTwitter
皆様素敵なGWをお過ごしでしょうか。
書道教室のお問い合わせを年間を通していただいております。
大変ありがとうございます。
募集は、生徒さんの進級や進学による日時の移動が落ち着いた5月頃に年に一度だけ行っています。
募集開始日より、空席があるクラスの先着順で受け付けし、5月末から1クラス1~2名ずつ見学・ご体験という流れとなります。
クラスが定員に達したあと、キャンセル待ちを希望される方は翌年3月末までの1年間を期限として承ります。
但し、少人数レッスンのため2013年より現在ほぼ満席となっており、コロナで適切な距離を保つために定員数も制限しています。
今年はむつみ会館教室は募集出来ず、しもたかステーション教室のみの募集となる見込みです。
しもたかステーション教室
ご希望に添えない場合は誠に申し訳ございません。
ここ数年の募集状況は下記のようになっております。
ご理解下さいませ。(ご家族や縁故の入会はあります。)
2019年→空席がなく募集見送り。
2020年→緊急事態宣言により4月~6月中旬まで休室だったため、9月に小学生5名、中学生以上・一般2名の募集。
2021年→小学生4名、中学生以上・一般1名の募集
2022年→空席がなく募集見送り。(前年度キャンセル待ちのかた2名ご入会)
一度ご入会いただきますと、クラス間の移動希望は優先して行っています。
数年前のものとなりますが、学生クラスの紹介は下記をご覧下さい。
一般クラスは、お一人お一人の学びたい分野やペースに合わせてレッスンの内容をプログラムしています。
毛筆(楷書・行書・草書・篆隷書・仮名・条幅・創作・小筆実用書)からペン習字まで対応します。
初心者のかたでもお道具選びから伝授しますのでご安心下さい。
一般クラスについてはこちら→ 大人のための書道教室
今年度お申し込み要項は下記になります。
※2023年5月16日(火)正午より今年度の新規生徒募集受付を開始します。募集のあるクラスと人数は5月10日(水)にHPトップに掲載します。ご希望の方はお問い合わせフォームよりお申し込み下さい。ご応募はメールのみ1通1名様でお願いします(電話や時間外のメールは無効)。定員になり次第〆切りとさせていただきその旨こちらに記載します。5月20日(土)までに応募者全員にPCアドレス(m.mary@mx6.ttcn.ne.jp)より返信致します。迷惑メール対策などでPCからの受信を拒否する設定になっている方は解除をお願い致します。先着順で5月下旬よりご見学・無料体験という流れになります(キャンセル自由)。 ご応募の際は下記事項をご記入の上お申し込み下さい。
1.ご希望のクラス
2.一般 or 学生…学校名・学年・氏名(ふりがな)
3.ご住所 お電話番号
4.キャンセル待ち希望の有無(ご案内は2024年3月末日までとさせていただきます)
さて先日、高3のCちゃんから「…部活(書道部)の卒業制作で全紙(約69㎝✕136㎝)に作品を書きました。」と嬉しいラインが届きました。
WANIMAの歌『やってみよう』より
小学2年生の時に教室にきてくれたCちゃん。
ご家族のあたたかな支援のもと書道の基本をコツコツと積み上げ、表現の幅が大きく広がりました。
書初め大会や各種コンクールなど目標に向けて人一倍努力する頑張り屋さん。
小5の書初め
今ではお手本無しで見事なオリジナル作品を書き上げるまでに成長しました。
一点一画に魂がこもっています。
折り句『書道』(高2)
『し』ょうがくせいの時に母に連れられて出会い 今では人生の一部になった
『ょ』う水先生はいつも優しく私の個性を大切にしてくださって
『ど』んなに大変でもいつも明るく元気な部活の同輩にも恵まれて
『う』れしいことも悔しいこともたくさんあった 書道に出会わせてくれた母に感謝
これからもたくさんの人と出逢うことで色々な可能性が芽生え、進む道を照らしてくれることでしょう。
私もまた、新しい世界に挑戦する皆さんと共に書道を行うことを楽しみにしています。
タイトルがオーバーですが、5月16日(火)に行う1年半ぶりの生徒募集を前に「遥水書道教室」から「遥水書道院」に変わります。
屋号の「教室」が「院」になるだけで事業内容は一切変わりありません。
生徒の皆さんはどうぞご安心下さい。
「院」とは、かこいのある建物や庭、そして土塀という意味も持ちます。
山口県岩国市 吉香公園
「教室」という枠にとらわれず、しっかりと基礎の固まった土塀のように更なる高みを目指したいと思います。
自宅の一室からスタートした小さな習字教室の変遷を2年前に綴りました。
2020年7月30日ブログ HP開設8周年
新緑の桜上水
開室当初から時を経て、筆文字の提供など幅が広がり「教室」という名に少し引っかかりを感じるようになっていました。
HPでSNS発信を始めて11年目を迎えることもキリのいい節目だったかもしれません。
「遥水」は書道協会での通称で、何をやっているかを表す「書道」も残して何か良い案はと考えを巡らせました。
そこで浮かび上がったのが「院」という言葉。
4歳の頃から通った故郷岩国の書道教室が故古川奠雪先生の「日本書道学院」でした。
線路のそばにある広いお宅の狭く薄暗い階段を上がったお二階が教場。
毎週土曜日の午後、大勢の生徒でひしめき合って習っていました。
当時、土曜日は学校が半ドン(午前中授業)で、家に帰ってお昼ご飯を食べると一番乗りで教室へ。
帰りも誰よりも遅くまで残っていたように思います。
古川先生が亡くなられたあとは、重鎮の森里錦雲先生が「岩国文化書道院」という名で引き継がれ現在92歳、ますますご活躍中です。
ツツジもそろそろ満開です
そんな親しみのある「院」という字は3年生で習う比較的やさしい漢字。
「遥水書道院」は易学的にも『教育・スクール業やコンサルティング業など、知識や技術を原資とする事業で次世代を担う人材育成や他社の発展に貢献すれば、大きな徳に恵まれる。』との大大大吉。
周囲の人に話しても好反応をいただきましたが、やはり名を変えるのはたとえ一文字でも勇気のいる事でした。
ですが最後に背中を押してくれたのは、私が新入社員で入社して5年間鍛えてもらった「M化学工業」と全く同じ画数であったこと。(現在は社名が変わっています。)
もう、この名前で気力体力の続く限り書道の魅力をお伝えしていきたいと気持ちが定まりました。
長くなりましたがこういうわけでこれから「遥水書道院」として生まれ変わります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
さてまずは、題字デザインを担当した蔵重美恵さんのツアーが明日から始まります!
解説はこちら→ひとひらの写真帖 vol.31
美恵さんはクラウドファンディングにも果敢に挑戦されています。
(タイトル画像の中央の白く薄い円をタップすると少し歌声が聴けます。)
ライブにかける決意と意気込みが伝わるプロジェクトのページ、よろしければ是非ご一読下さいませ。
ご支援の募集終了まであと10日で目標達成までもう少しのようです。
皆様、もし共感していただけましたらお力を貸していただけますと幸いです。
出典:蔵重美恵さんTwitter
リターンのTシャツに私のデザインを使っていただいています。
今回のツアー当日も新しいデザインのものを販売するとの知らせに胸が高鳴りました。
自分が書いた作品がグッズになるのは心が打ち震えるほど嬉しいものです。
遠方の方、会場にいらっしゃることの出来ない方もご希望を承りますので遠慮なく前田までご連絡下さい。
私は明日の新中野と29日(土)の広島に参加します。
ご都合の合うかた是非ご一緒しましょう。楽しみです。
この春、次代を生きる子どもたちのためにと立ち上がった秋山政隆さんへ、折り句をお届けしました。
遥水書
あかるく輝く笑顔と
きよらかな心を持ち
やさしく語りかける
まいホームパパ
まっすぐな思いで手を
さしのべる姿は
たのもしく希望に満ちた
かぞ市を創る新たな光
埼玉県加須市 東武日光線新古河駅
ご家族皆様、ご関係の皆様全員で体調を整えて前進されますように。
ご長男と共に明るい未来を!
桜舞う快晴の4月1日。
むつみ会館へ誘う桜並木
桜上水のむつみ会館桜まつりが2019年以来3年ぶりに開催。
4月1日(土)と2日(日)の二日間、好天にも恵まれて大盛況のうちに終了しました。
会館前の広場
「桜まつりで酒屋さんをやるよ!」とニコニコだった運営委員会副会長のMさん。
(むつみ会館教室を陰になり日向になり支えて下さっている恩人です。)
初日、早々に店じまいされて会館に戻ってこられ「昨日の分のビールまで売れちゃったよ~!」
相棒のNさんに「ん?昨日じゃないでしょ!」と言われ、「あ、今日の分か!」
Nさん「今日じゃなくて、明日の分でしょ!」
その場のみんなで大笑い。
このくだりが2,3回繰り返されたように思います。
ワインに日本酒、おでんや焼き鳥も…
そんな、コロナの影を感じさせない何か一つ重しを取り払ったような底抜けに楽しいおまつり。
地域のために尽力される町会の皆さんの強い結束力にも舌を巻くばかりでした。
自由に動けること、表すこと、そしてつながりあうことの尊さを呼び起こしてくれた幸せあふれる二日間。
MIKAKOさんより素敵な贈りもの
書作品は前日の3月31日(土)に飾り付け。
Mさんを始め、教室の生徒さんや親御さん、駆けつけてくれた友人が創意工夫して懸命に取り組んでくれました。
お手伝い誠にありがとうございます
一点一点を大切に、それぞれの個性が発揮されつつもしっかり調和の取れた空間になったのではと思います。
全60点展示させていただきました
小・中・高生は昨年の『第7回全国折り句コンテスト』の出品作を展示。
桜まつりが中止になっていた3年間はweb折り句展でしたが、念願のリアルでご高覧いただけたこと感謝するばかりです。
一般クラスの生徒さんは漢字や近代詩文、ペン字など、20代から70代の今を表す思い思いの作品を1本の桜に。
その人らしく心地よく咲くディスプレイになるように、家で床に広げて試行錯誤を重ねました。
想いが生き生きと映えますように
私も真心を込めて折り句を作り扇面に清書。
折り句『こころ』 遥水書
大人と子ども、世代を超えた皆で創った会場。
ご来場の様々な年齢層の方より「すごい上手いですね」「書道やりたくなった」「折り句っていいですね」など、嬉しいご感想もたくさんいただきました。
笑顔と優しさに満ちた空間
隣のお部屋では春の庭園のようにあたたかな絵画展。
お絵画き教室の作品展
やはり春は出逢いの季節ですね。
むつみ会館から徒歩30秒のお絵画き教室PIAZZA GRANDE(イタリア語で大きな広場)を運営する画家の鈴木英美先生とも初対面で意気投合。
お絵画き教室と書道教室、両方に通っている小学生が4名いることもわかりました。
これから子ども達の成長のために豊かな関係を築いていけたらと、新しい扉が開かれたような気持ちになりました。
私の作品はこちらの3点も展示。
『卯』・『跳』・折り句『春の訪れ』
先ほどの風雅な扇面色紙やこの3枚の美しい色彩の色紙は全て、町会の方よりご寄付いただいたものを使わせていただきました。
みんなの新たな一歩を陰ながら応援
確かな春の訪れを感じさせてくれたむつみ会館桜まつり。
生徒さんやご家族の皆様、友情出品して下さった白倉はるる先生、ご来場の皆様、ご協力いただいた関係者の皆様、遠くから応援して下さった皆様、この場を借りて心より厚く御礼申し上げます。
これからも生徒さん達と真剣に向き合い、一緒に成長していきたいと思っておりますので今後ともよろしくお願い申し上げます。
桜が満開になった先週末の土日もまとまった雨。
生徒さんから「下高井戸の桜まつりにダンスで出るので見に来て下さい!」と言われて楽しみにしていたのに二日間共に雨で中止になりました。
桜の時期は雨が多いものですが今年は特に雨が続き、お花見チャンスも得られなかったかたが多いのではないでしょうか。
25日(土)は友人の蔵重美恵さんが出演する舞台『グレイッシュとモモ』を観劇に川崎市立今井小学校の体育館へ。
武蔵小杉駅の西口を出ると冷たい雨
ドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデの名作「モモ」を原案に、激弾BKYU代表の酒井晴人さんが作・演出された素晴らしいお芝居です。
初演は1996年の品川、六行会ホール。
27年前に観劇させてもらって、大号泣しつつ会場を後にしたことが昨日のことのように思い出されます。
その後、世代を超えた多くの方の支持を得て、2007年の下北沢の北沢タウンホールをはじめ地方公演や小学校公演など何度も再演。
私も5、6回みせていただいたでしょうか。
障害のある主人公モモと大人達との関わりを通じて、優しさや思いやりの大切さが心に染み渡る唯一無二の舞台。
機会があれば是非親子で見ていただきたい作品です。
出演者とちびっ子ダンサー達の大団円
最近よくブログに登場する岩国の同級生アーティスト、蔵重美恵さんと。
終演後にパチリ
筆文字ロゴを担当させていただいた4月のライブツアーはクラウドファンディングにも取り組んでいるそうです。
彼女が渾身の力を込めた内容になっています。
よろしければお時間のあるときにご一読と、応援のお気持ちもいただけましたら幸いです。
私が協力した筆文字Tシャツもリターンになっています。
(筆文字の中央に浮かぶ白い円をタップすると歌声を聴くことが出来ます。)
さて、今週末は桜上水むつみ会館の桜まつりが3年ぶりに開催されます。
こちらの桜まつりは自治会の皆さんがフルパワーで、手作りの美味しい食べ物や飲み物がふるまわれる愛情たっぷりのおまつり。
近隣の樹木を探して巡る名物のスタンプラリーや屋台ゲームも行われるとのことで教室の子ども達も楽しみにしているようです。
出展はコロナ前の2019年以来となり、当時を思い出しながらの準備作業も着々と進んでいます。
小・中・高生の折り句作品は41点
キャプションはこれまで生徒さんにお願いしていましたが今回は一念発起、苦手なPCで長時間悪戦苦闘しどうにか出来上がりました。
一般の生徒作品13点の名札は直筆で
小学1年生から大人まで、生徒さんが一生懸命に書いた一作一作にストーリーがあり、作品を見ているとあたたかな気持ちになります。
明日はいよいよ飾り付け。
私の小作品4点と、友情出品の作品2点も加わって全60点が会場を彩ります。
おまつりの日に雨が降らないことを祈るばかりですがこちらの桜まつりは雨天決行。
展示は室内なので落ち着いてゆっくりしていただけます。
久しぶりに多くの方にご高覧いただき、いろいろと語らう明るいひとときになればと思います。
私は二日間会場におりますのでご都合が合いましたら是非、ご家族ご友人皆様お揃いでお運び下さい。
寒かったり暖かったり不安定な気候です。
当日の気温を目安にどうぞお気をつけて、よろしくお願いいたします。
30日(木)本日の桜の様子
【日時】 2023年4月1日(土) AM10:00~PM9:00 2日(日) AM10:00~PM3:00
【場所】 東京都世田谷区桜上水5-3 都営住宅敷地内むつみ会館と周辺広場
【内容】 スタンプラリー(景品付)・各種作品展・飲食模擬店・ゲーム屋台・新鮮野菜やホームメイドスイーツの販売
地図を検索される場合「むつみ会館」では出ないようですので、Googleマップやカーナビは住所検索でお願いします。
本日、3月20日(月)は世田谷区立中学校の卒業式。
暖かく快晴で絶好の卒業式日和
桜咲く中のご卒業、誠におめでとうございます。
区立小の卒業式は今週24日(金)とのこと。
「卒業式は袴を着ます!」Rちゃん(小6)
書道教室を通して学生の皆さんの成長を常に身近に感じている身、3月は特別に感慨深い季節です。
松沢小の前の桜もスタンバイOK
4月からの新生活、陽を浴び地に足をつけて一歩一歩前を向いて進んで行けるように願います。
5月からはマスクも取って大きく深呼吸出来ることでしょう。
また新しい日々の出来事のお話を聴くのを楽しみにしています。
「ドラえもんみたいに色々入るよ!」Mちゃん(小5)
書道教室も4月より新年度のスタート。
昨年は満席のため新規募集が出来ませんでしたが、今年は若干名の募集が行えると思います。
(ご家族の入会・キャンセル待ちのかたの入会はありました。)
マスクも、3月13日からの着用緩和に伴い、これまでは忘れて来られたら差し上げていましたが無しでもOKとします。
しもたかステーション教室低学年のクラス
換気・除菌清掃などの感染対策はこれまで通り実施。
対面指導で距離が近いため私はしばらくマスクを着用させていただきます。
しもたかステーション教室のある下高井戸商店街はメイン通りの真ん中に小学校。
近隣に二つの中学校と二つの高校、日本大学と、付帯の巨大なスポーツ競技場があって春は最高に賑わいます。
教室のお隣にお魚屋さんがOPEN
昭和の面影が色濃い活気ある商店街で、地域の方々からも大切に見守られている子ども達。
八百屋さん、お肉屋さん、お花屋さんなど人の息遣いや温もりの感じられる街で手書きの字の修練の場、なんて素敵なことでしょう。
もう一つの教場は、桜上水の落ち着いた住宅街の中にあるむつみ会館。
豊かな自然に囲まれています
2013年よりありがたいご縁をいただき10年になります。
広々としてたくさんの大きな窓から風が吹き抜ける明るい空間。
日々の管理が行き届き、創立から10年以上経っても新築のような美しさを保っています。
3月のレッスンの様子
教室運営に関して町会の方々から陰になり日向になり支えていただき、素晴らしい学びの場に感謝するばかり。
4月1日(土)・2日(日)には桜まつりが盛大に開催されますのでご都合が合えば是非お運び下さい。
そして月に一度、日曜日の午前中に上北沢区民センターでも補講を行っています。
上北沢駅から徒歩3分の好アクセス
こちらも区立図書館や児童館、カフェなどが併設されて家族みんなで楽しめる憩いの場。
穏やかなサンデーモーニング
新年度もこの3つの教場で、皆さんと元気に笑顔で書く喜びを分かち合って行きたいと思います。
寒暖差の激しい毎日ですが、どうぞご自愛下さい。
日に日に春めいてきました。
教室に入ってきた途端に春がやって来たような装いのSちゃん(小3)。
お花いっぱいのワンピース
日によっては朝晩冷えたり、体調を崩しやすい時期ですね。
今朝、明け方もものすごい強風でした。
寒い日はまだセーターも必要です
花粉症のかたは今週、大変だったことと思います。
私も近年は軽症で済んでいたのですが、今年は飲み薬と点鼻薬、目薬の三点セットで対処しています。
晴れて暖かい日は「ようやく春が来たなあ」と嬉しくなる反面、花粉が…と暗澹たる気持ちに。
教室へは元気いっぱいに半袖で来た子も多くいました。
走ってきてホッペが真っ赤のMちゃん(小3)
マスクの着用もいよいよ来週から緩和されますね。
髪をキュッと結んで書き始めるYちゃん(小4)
もうすぐ京都・奈良へ修学旅行へ行くというMちゃん(中2)は昨日が学年末テストの最終日。
午前中テスト、午後いっぱいの部活を終えて19時頃に教室へ。
前の日は午前2時半まで勉強して朝、6時に起きて登校したとのこと、パワーに脱帽です。
書道もいつも全集中
関西へ発つ1週間前から行動を自粛して備えるよう学校から言われているそうですが、問題なく行けそうで本当に良かったですね。
これからみんな、どんどん動きが活発になっていくでしょう。
鉄道写真が趣味のNくん(小6)もあちこちに
行動範囲を広げて体力もしっかりつけて、大きく成長して欲しいなあと思います。
男の子達は始まったばかりのWBCでワクワク。
チケットが取れなかったと嘆くTくん(小5)
これから盛り上がりが楽しみです。
今年は地元の桜まつりも3年ぶりに開催されます。
2013年より10年間、教室でお世話になっている桜上水むつみ会館の桜まつりは4月1日(土)と2日(日)。
2019年度の様子
例年とほぼ同じ規模で行われるとのことで、作品展示のお誘いをいただきありがたいばかり。
生徒作品53点、遥水の小作品4点と、講師仲間の友情出品2点の全59点展示させていただくことになりました。
桜上水に30年以上暮らして、地域の方々にお世話になってきました。
私で出来ることで貢献出来ればという思いで、ご覧いただいた方の元気が出る場を目指したいと思います。
大人の生徒さんは書く言葉を選ぶところから始めて、4名のかたが印も新調されました。
風雅な印に皆さん大喜び
書道の落款印は、作品の最後に押すことによって筆者制作の証となりその作品が完成したという意味になります。
また、作品に朱が入ると芸術性も上がりますね。
「家に昔の印泥(書道用の朱肉)があったので使ってみたらベタベタで、印もベタベタになってしまって…」
と、苦戦されていた生徒さん。
お借りして山口文林堂さんで相談すると、お店の品物ではないのに当たり前のように丁寧に補修して下さいました。
心のこもったお仕事に心から感謝
これで印影が鮮明になり作品が際立ちますね。
書き込んで選んだ作品に初めての押印は緊張するものですが、たくさん押して慣れていただけるといいなと思います。
桜は、開花予想日が毎日のように報道されるほど日本人にとって特別な想いが宿る花ですね。
年度末のこの時期は、卒業や進学進級、入学、大人にとっても環境が変わったり出逢いや別れがあったり。
教室内もなんだかソワソワしていろんな感情が交錯する時期です。
書道で心を落ち着けて、何か気持ちが豊かになるお手伝いが出来たらとても嬉しいです。
4月1日(土)・2日(日)は桜のあとの美しい新緑も満喫していただけることでしょう。
皆様お誘い合わせの上、どうぞ遊びにいらして下さい。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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下高井戸にある書道教室