ひたすら暑かった夏休みも終わり、朝夕の気温も少しずつ冷えてきました。
二学期が元気にスタート
豊かな芸術の秋到来ですね。
この時期恒例のお知らせを二つご紹介させて下さい。
9月20日(水)より書教主催の『第107回書教展』が会期になります。
私は2尺×6尺( 約60㎝×180㎝)サイズ2枚組の近代詩文書(石川啄木『隠沼(こもりぬ)』)で出品しています。
印は書印会を率いる篆刻家の池田樵舟先生にお願いし、今までにないモダンなデザインに心ときめきました。
早急のご対応心より感謝申し上げます
艶のある茜色の印材石は『朱砂紅凍石』という石だそうです。
側面に真っ白に浮かび上がった側款(印材の側面に刻まれた作者名等)もその美しさにしみじみと鑑賞。
皆様、秋の上野へご都合が合えば是非、ご高覧いただけましたら幸いです。
25日(月)終日と、26日(火)最終日は午前中までの展示で会場の受付におります。
また、子ども達が頑張っている『第8回全国折り句コンテスト』も締切りまであと少しになりました。
作品制作は6月から毎月の競書課題と並行して進めています。
タイトなスケジュールでも思い残すことのないように特別日程も組みました。
親御さんも子ども達も忙しい中、そして猛暑の中、日程の調整や送迎・持ち物のご協力を大変ありがとうございます。
それぞれの気持ちを自分らしい字で表現することで、様々な可能性の広がる未来へ繋がればと願います。
毎年皆勤出品の子ども達も創意工夫
この春入会したばかりの新入生達も一から挑戦。
新風が吹き込まれます
頼もしい中・高生は何も言わずとも黙々と手順を踏み安定の実力発揮。
年を追うごとに成長
コンテストに関係なく「敬老の日のプレゼントを創りたい!」と、おじいちゃんやおばあちゃんへの折り句を即興で書いた子もいてとても嬉しく思いました。
相手のことを思いながら筆に墨を含ませ、一文字ずつ綴る言葉は確実に心に響くことでしょう。
昨年度高2当時のCちゃんの『おりく』
『お』もいを伝えることは簡単なことではないけれど折り句を書くと伝えられる
ふ『り』返れば折り句を書いて沢山の笑顔を見ることができた
た『く』さんの人との出会いや繋がり 思い出があるのは折り句に出会えたから
私も今月、米寿をお祝いする席に参加させていただく機会がありました。
尊敬の気持ちを折り句に。
ハガキサイズ カラー筆ペン使用
『い』くつもの苦難を越えて
『い』っぽ一歩堅実に
『じ』しんと誇りのある
『ま』え向きな生き方で
『き』ぼうと夢を与えてくれた
『よ』り抜きの人生八十八年
『し』ん身共に健やかにこれからもお元気で
ブログを読んで下さった「折り句、書いたことないよー」という皆様!
よろしければまずは楽しく踏み出してみませんか?
メール応募の部門もあります。
折り句はきっとあなたの大切な人の心を包む光になるはずです。
作り方や応募方法などわからないことがありましたらどうぞ遠慮なくご連絡下さい。
ポエムピクチャーアーティスト MIKAKO Official Homepage ~君は無限~
下高井戸にある書道教室