5月も明日で終わり。
梅雨入りと台風の影響もありジメジメした毎日が続きそうです。
気象の影響で体調を崩しやすいこの時期、皆様どうぞご自愛下さい。
紫陽花の季節がスタート
GWのあと、地元の小・中学校では運動会があちこちで行われました。
コロナが5類になって初めての開催。
来場者の入場制限も一切なく以前の運動会が戻ってきました。
生徒も先生方も全員ノーマスクだったのにはちょっと驚きましたが、グランドに元気な子ども達の声が響き渡る運動会はやはり素晴らしいですね。
5月20日(土)世田谷区立松沢中学校
3年間マスク生活だった思春期の生徒達。
いきなりマスクを外されることに心理的な葛藤もあったかと思います。
無理なく少しずつ慣れていくことを願います。
6月は祝日がなくこれから夏休みまで大変ですね。
中学生の漢字条幅
インフルエンザもちらほら聞きます。
体調管理を万全に過ごして下さい。
書道教室もマスクなしでやってくるお子さんがグッと増えました。
母の日に向けて書いた『母』は、おうちでとても褒められたとみんなニコニコで報告してくれました。
マスクのない顔いっぱいの笑顔を見るだけで幸せな気持ちになります。
「教室の生徒さんにどうぞ」と故郷岩国の有志の方より人数分の素敵なストラップをいただき、『母』の作品と一緒に持ち帰ってもらっていました。
Sさんいつもありがとうございます
4年生のMちゃんは『習字とお花の絵と先生からもらったストラップとお手紙を手作りのバックに入れてベッドの下に隠しておいて母の日に渡した!』と話してくれました。
Mちゃんの心を込めて書いた『母』
この愛に満ちたサプライズには周りの子も「すごいね!」「お母さん泣いたんじゃない?」とビックリ。
全てのものに気持ちを載せる幼い姿は大切なことを気付かせてくれる大きな存在です。
「お母さん泣かなかったよ」
先週から体験レッスンも始まりました。
皆さん、募集開始の12時ジャストにお申し込みいただいたかたです。
高い志を持つ方々に巡りあえてなんとありがたいことでしょう。
毛筆の体験
生徒さんと同じ保育園出身だったり他の習い事が一緒だったり、学校や学年は違ってもなぜか何かしら共通点があるお子さんばかり。
硬筆の体験
思いがけない遭遇に「似てんなーと思ったら、〇ちゃんじゃん!」など目をパチクリさせた生徒さんもいて大いに盛り上がりました。
初めての場所に緊張して来室したお子さんもホッとされたかもしれません。
親御さんには書教の記念誌もご覧いただきました
それにしても同じものごとに心惹かれるかたが集まるのでしょうか、不思議なものですね。
これをご縁にまた新たな繋がりが生まれて学びが続いていきますこと、楽しみにしています。
暑かったり肌寒かったり晴れたり雨が降ったり、5月らしくないお天気が続いていますね。
涼しげな装いの生徒さん
今年度の生徒募集を5月16日に行いました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
本日までに全員に返信していますのでもし届いていない方がいらっしゃいましたらご一報下さい。
キャンセル待ちになられた方はすぐのご案内が出来ず申し訳ございません。
さあ、来週から体験レッスンが始まります。
レッスンをギュッと短縮して体験
皆様とお会い出来ることを楽しみにしています。
メールをいただいた中で、お嬢さんが小学校1年生になる時にHPをご覧いただき入会を希望していたというお母様がいらっしゃいました。
「なかなか空きが出ない中、なんと高校1年生になってしまいました」とのこと。
10年です。
高1といえば学校や校外活動も大変忙しい時期でしょう。
教室に入りたいと思って下さっていることに身の引き締まる思いでした。
少しお待ちいただくことになりますが、是非これから共に学びを深めて行けたらと思っています。
さて、先週は母の日に向けて、作品用の色染め画仙紙に『母』の字を書きました。
小2・小3・小4の書道ガールズ
お母様へのサプライズプレゼントにしたく、この制作をすることはレッスン当日に発表。
毛筆を始めていない2年生のHくんも「今日は筆で書きますよー!」の突然の声かけに驚きながらも頑張って挑戦。
左利きで見事な出来映え
同じく2年生のKちゃんも、ものすごい集中力で何枚も書きました。
大好きなお母さんにプレゼントするんだという気持ちが丁寧な筆運びに表れます。
書きやすいように筆順を変えています
やはり実際に贈る相手があって、それが大切なお母さんであることがとてつもない上達に繋がるのだなあと私も胸が熱くなりました。
毛筆歴9ヶ月のAくん(小5)作
N.Hちゃん(中2)のお母様は書道への意識を高く持っておられ、3人のお子さん全員教室に通わせて下さいました。
「時間があれば私もやりたいです。」とも。
伸びやかな『母』(N.Hちゃん)
普段、練習に使う半紙はにじまず書きやすい機械漉きのものですが、この日は書道特有のにじみやカスレが出る手漉きの紙に書いてもらいました。
筆に含ませる墨量や運筆の速度もいつもと勝手が違い、かなり難しかったと思います。
清書用紙に筆を落とした途端「めっちゃにじむんだけど!」の慌てる声も多く聞かれました。
しかし、味のある作品になるから頑張ってと励まし続けていくつもの表情豊かな作品が誕生。
「母」の字は見ているだけで和みます
抜き打ちテストのような今回の制作に俊敏に対応してやり遂げる子ども達の底力に感服でした。
競書誌の毎月の課題に追われる日々ですが、これからもこんな心潤う書も取り入れていきたいと思います。
中3のベテランM.Hちゃんは、14日(日)の母の日当日、ちょうど親子一緒にレッスンでした。
初歩のお母様に優しく寄り添う光景
ダイナミックに「母」を書き上げる娘さんの成長ぶりを目の前で見て、お母様も心に残る母の日になったのではないでしょうか。
作品は山口文林堂さんの美しい手仕事により色紙仕立てにすることが出来ます。
M.Hちゃんのお母様はその日のうちに申し込まれました。
お子様が持ち帰られた作品を色紙にというかたはこれからでも大丈夫ですのでレッスンにお持ち下さい。
みんなお母さんのことを思って一生懸命書きました。
日々、子育てやお仕事、家事に邁進されているお母様達に直筆に込められた愛が届くといいなと思います。
コロナも落ち着き、久々に何の制限もなかったGW。
故郷岩国は新緑の季節を迎え、目に沁みいるような緑に包まれていました。
岩国市 吉香公園
私が5月生まれだからでしょうか、爽やかなこの時期は一番好きな季節です。
風情ある吉香神社の玉垣
そしてここがこの世で一番美しい場所だと思える瞬間でもあります。
隣接する紅葉谷公園も光あふれる緑
静寂の中、吹き抜ける心地よい風と鳥のさえずり。
いつまでも座っていたい場所
心も身体も健やかにしてくれる故郷の自然。
あちこちに設けられた休憩所
コロナ禍を乗り越えてひときわ輝くような美しさに浸る幸せを味わわせてもらいました。
多くの人の手で美観が保たれています
コロナ直前の2019年10月に故郷の優しい風というタイトルでブログを書きました。
内容は、岩国でお世話になった書道家の岩見屋錦舟先生のことと、幼・小・中学校の同級生でアーティストの蔵重美恵さんのこと。
奇しくも岩見屋先生とはこの春より、仕事上で再び深いご縁をいただくことになりました。
このことはまた後日綴ります。
そして、蔵重美恵さんは先月『Mie Kurashige Birthday Live Tour!TOKYO→YAMAGUCHI→HIROSHIMAくらのうた3』と銘打った初ツアーを敢行。
故郷に優しい風が吹き抜けました。
バンドメンバーの皆さんも錦帯橋へ
2019年のライブでも筆文字デザインを担当させていただきました。
ロゴTシャツも作成・販売
「また来年もライブやるよー!」の熱い約束のあと勃発した3年に渡る行動制限。
晴れてこの4月、戻ってきたひとときは奇跡のようでした。
くらのうた3(新中野BENTEN)
費用を募るクラウドファンディングも皆さんのあたたかなご支援により大きな目標を達成。
ご協力いただいた方、気に掛けて下さっていた方には心より感謝申し上げます。
私は4月21日(金)の東京公演と29日(土)の広島公演に参加。
美恵さんの力強い歌声と唸るほど素敵なバンド演奏、飛びかう軽妙なトーク。
最高のパフォーマンスに酔いしれ、久々の同級生たちにも逢えて休憩時間も話が尽きぬばかりでした。
三カ所のライブ会場全部で繰り広げられた、メンバーやお客さんからのバースデーサプライズ。
岩国ではコーラスの二人が母校麻里布中学校の校歌を見事な歌唱力で歌い上げ、会場が大いに湧いたそうです。
驚きと嬉しさでいっぱいの美恵さんと支える強力なメンバー、愛情たっぷりのお客さんに胸が熱くなりました。
新作Tシャツも好評で感謝
演者もお客さんも全員が一つになって楽しんでいるのを深く実感。
最後の一曲は、ライブにもお力添えいただいた地元の名士、神髙克彦さんが素敵な動画にして下さいました。
いつまでも心に残る楽曲、よろしければご覧下さい。
神髙克彦さんTwitter(許可を得て掲載)
岩国ロックカントリーにて
故郷の同じ景色を見て共に過ごした同級生や仲間と昔と同じように話したり笑ったり。
このライブを通じてたくさんの繋がりや絆も結ばれて大切なことも気づかせてくれました。
美恵さんにひたすら感謝するばかりの今日この頃です。
夢のような時間を本当にありがとう。
くらのうた画像出典:蔵重美恵さんTwitter
下高井戸にある書道教室