皆様素敵なGWをお過ごしでしょうか。
書道教室のお問い合わせを年間を通していただいております。
大変ありがとうございます。
募集は、生徒さんの進級や進学による日時の移動が落ち着いた5月頃に年に一度だけ行っています。
募集開始日より、空席があるクラスの先着順で受け付けし、5月末から1クラス1~2名ずつ見学・ご体験という流れとなります。
クラスが定員に達したあと、キャンセル待ちを希望される方は翌年3月末までの1年間を期限として承ります。
但し、少人数レッスンのため2013年より現在ほぼ満席となっており、コロナで適切な距離を保つために定員数も制限しています。
今年はむつみ会館教室は募集出来ず、しもたかステーション教室のみの募集となる見込みです。
しもたかステーション教室
ご希望に添えない場合は誠に申し訳ございません。
ここ数年の募集状況は下記のようになっております。
ご理解下さいませ。(ご家族や縁故の入会はあります。)
2019年→空席がなく募集見送り。
2020年→緊急事態宣言により4月~6月中旬まで休室だったため、9月に小学生5名、中学生以上・一般2名の募集。
2021年→小学生4名、中学生以上・一般1名の募集
2022年→空席がなく募集見送り。(前年度キャンセル待ちのかた2名ご入会)
一度ご入会いただきますと、クラス間の移動希望は優先して行っています。
数年前のものとなりますが、学生クラスの紹介は下記をご覧下さい。
一般クラスは、お一人お一人の学びたい分野やペースに合わせてレッスンの内容をプログラムしています。
毛筆(楷書・行書・草書・篆隷書・仮名・条幅・創作・小筆実用書)からペン習字まで対応します。
初心者のかたでもお道具選びから伝授しますのでご安心下さい。
一般クラスについてはこちら→ 大人のための書道教室
今年度お申し込み要項は下記になります。
※2023年5月16日(火)正午より今年度の新規生徒募集受付を開始します。募集のあるクラスと人数は5月10日(水)にHPトップに掲載します。ご希望の方はお問い合わせフォームよりお申し込み下さい。ご応募はメールのみ1通1名様でお願いします(電話や時間外のメールは無効)。定員になり次第〆切りとさせていただきその旨こちらに記載します。5月20日(土)までに応募者全員にPCアドレス(m.mary@mx6.ttcn.ne.jp)より返信致します。迷惑メール対策などでPCからの受信を拒否する設定になっている方は解除をお願い致します。先着順で5月下旬よりご見学・無料体験という流れになります(キャンセル自由)。 ご応募の際は下記事項をご記入の上お申し込み下さい。
1.ご希望のクラス
2.一般 or 学生…学校名・学年・氏名(ふりがな)
3.ご住所 お電話番号
4.キャンセル待ち希望の有無(ご案内は2024年3月末日までとさせていただきます)
さて先日、高3のCちゃんから「…部活(書道部)の卒業制作で全紙(約69㎝✕136㎝)に作品を書きました。」と嬉しいラインが届きました。
WANIMAの歌『やってみよう』より
小学2年生の時に教室にきてくれたCちゃん。
ご家族のあたたかな支援のもと書道の基本をコツコツと積み上げ、表現の幅が大きく広がりました。
書初め大会や各種コンクールなど目標に向けて人一倍努力する頑張り屋さん。
小5の書初め
今ではお手本無しで見事なオリジナル作品を書き上げるまでに成長しました。
一点一画に魂がこもっています。
折り句『書道』(高2)
『し』ょうがくせいの時に母に連れられて出会い 今では人生の一部になった
『ょ』う水先生はいつも優しく私の個性を大切にしてくださって
『ど』んなに大変でもいつも明るく元気な部活の同輩にも恵まれて
『う』れしいことも悔しいこともたくさんあった 書道に出会わせてくれた母に感謝
これからもたくさんの人と出逢うことで色々な可能性が芽生え、進む道を照らしてくれることでしょう。
私もまた、新しい世界に挑戦する皆さんと共に書道を行うことを楽しみにしています。
タイトルがオーバーですが、5月16日(火)に行う1年半ぶりの生徒募集を前に「遥水書道教室」から「遥水書道院」に変わります。
屋号の「教室」が「院」になるだけで事業内容は一切変わりありません。
生徒の皆さんはどうぞご安心下さい。
「院」とは、かこいのある建物や庭、そして土塀という意味も持ちます。
山口県岩国市 吉香公園
「教室」という枠にとらわれず、しっかりと基礎の固まった土塀のように更なる高みを目指したいと思います。
自宅の一室からスタートした小さな習字教室の変遷を2年前に綴りました。
2020年7月30日ブログ HP開設8周年
新緑の桜上水
開室当初から時を経て、筆文字の提供など幅が広がり「教室」という名に少し引っかかりを感じるようになっていました。
HPでSNS発信を始めて11年目を迎えることもキリのいい節目だったかもしれません。
「遥水」は書道協会での通称で、何をやっているかを表す「書道」も残して何か良い案はと考えを巡らせました。
そこで浮かび上がったのが「院」という言葉。
4歳の頃から通った故郷岩国の書道教室が故古川奠雪先生の「日本書道学院」でした。
線路のそばにある広いお宅の狭く薄暗い階段を上がったお二階が教場。
毎週土曜日の午後、大勢の生徒でひしめき合って習っていました。
当時、土曜日は学校が半ドン(午前中授業)で、家に帰ってお昼ご飯を食べると一番乗りで教室へ。
帰りも誰よりも遅くまで残っていたように思います。
古川先生が亡くなられたあとは、重鎮の森里錦雲先生が「岩国文化書道院」という名で引き継がれ現在92歳、ますますご活躍中です。
ツツジもそろそろ満開です
そんな親しみのある「院」という字は3年生で習う比較的やさしい漢字。
「遥水書道院」は易学的にも『教育・スクール業やコンサルティング業など、知識や技術を原資とする事業で次世代を担う人材育成や他社の発展に貢献すれば、大きな徳に恵まれる。』との大大大吉。
周囲の人に話しても好反応をいただきましたが、やはり名を変えるのはたとえ一文字でも勇気のいる事でした。
ですが最後に背中を押してくれたのは、私が新入社員で入社して5年間鍛えてもらった「M化学工業」と全く同じ画数であったこと。(現在は社名が変わっています。)
もう、この名前で気力体力の続く限り書道の魅力をお伝えしていきたいと気持ちが定まりました。
長くなりましたがこういうわけでこれから「遥水書道院」として生まれ変わります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
さてまずは、題字デザインを担当した蔵重美恵さんのツアーが明日から始まります!
解説はこちら→ひとひらの写真帖 vol.31
美恵さんはクラウドファンディングにも果敢に挑戦されています。
(タイトル画像の中央の白く薄い円をタップすると少し歌声が聴けます。)
ライブにかける決意と意気込みが伝わるプロジェクトのページ、よろしければ是非ご一読下さいませ。
ご支援の募集終了まであと10日で目標達成までもう少しのようです。
皆様、もし共感していただけましたらお力を貸していただけますと幸いです。
出典:蔵重美恵さんTwitter
リターンのTシャツに私のデザインを使っていただいています。
今回のツアー当日も新しいデザインのものを販売するとの知らせに胸が高鳴りました。
自分が書いた作品がグッズになるのは心が打ち震えるほど嬉しいものです。
遠方の方、会場にいらっしゃることの出来ない方もご希望を承りますので遠慮なく前田までご連絡下さい。
私は明日の新中野と29日(土)の広島に参加します。
ご都合の合うかた是非ご一緒しましょう。楽しみです。
この春、次代を生きる子どもたちのためにと立ち上がった秋山政隆さんへ、折り句をお届けしました。
遥水書
あかるく輝く笑顔と
きよらかな心を持ち
やさしく語りかける
まいホームパパ
まっすぐな思いで手を
さしのべる姿は
たのもしく希望に満ちた
かぞ市を創る新たな光
埼玉県加須市 東武日光線新古河駅
ご家族皆様、ご関係の皆様全員で体調を整えて前進されますように。
ご長男と共に明るい未来を!
桜舞う快晴の4月1日。
むつみ会館へ誘う桜並木
桜上水のむつみ会館桜まつりが2019年以来3年ぶりに開催。
4月1日(土)と2日(日)の二日間、好天にも恵まれて大盛況のうちに終了しました。
会館前の広場
「桜まつりで酒屋さんをやるよ!」とニコニコだった運営委員会副会長のMさん。
(むつみ会館教室を陰になり日向になり支えて下さっている恩人です。)
初日、早々に店じまいされて会館に戻ってこられ「昨日の分のビールまで売れちゃったよ~!」
相棒のNさんに「ん?昨日じゃないでしょ!」と言われ、「あ、今日の分か!」
Nさん「今日じゃなくて、明日の分でしょ!」
その場のみんなで大笑い。
このくだりが2,3回繰り返されたように思います。
ワインに日本酒、おでんや焼き鳥も…
そんな、コロナの影を感じさせない何か一つ重しを取り払ったような底抜けに楽しいおまつり。
地域のために尽力される町会の皆さんの強い結束力にも舌を巻くばかりでした。
自由に動けること、表すこと、そしてつながりあうことの尊さを呼び起こしてくれた幸せあふれる二日間。
MIKAKOさんより素敵な贈りもの
書作品は前日の3月31日(土)に飾り付け。
Mさんを始め、教室の生徒さんや親御さん、駆けつけてくれた友人が創意工夫して懸命に取り組んでくれました。
お手伝い誠にありがとうございます
一点一点を大切に、それぞれの個性が発揮されつつもしっかり調和の取れた空間になったのではと思います。
全60点展示させていただきました
小・中・高生は昨年の『第7回全国折り句コンテスト』の出品作を展示。
桜まつりが中止になっていた3年間はweb折り句展でしたが、念願のリアルでご高覧いただけたこと感謝するばかりです。
一般クラスの生徒さんは漢字や近代詩文、ペン字など、20代から70代の今を表す思い思いの作品を1本の桜に。
その人らしく心地よく咲くディスプレイになるように、家で床に広げて試行錯誤を重ねました。
想いが生き生きと映えますように
私も真心を込めて折り句を作り扇面に清書。
折り句『こころ』 遥水書
大人と子ども、世代を超えた皆で創った会場。
ご来場の様々な年齢層の方より「すごい上手いですね」「書道やりたくなった」「折り句っていいですね」など、嬉しいご感想もたくさんいただきました。
笑顔と優しさに満ちた空間
隣のお部屋では春の庭園のようにあたたかな絵画展。
お絵画き教室の作品展
やはり春は出逢いの季節ですね。
むつみ会館から徒歩30秒のお絵画き教室PIAZZA GRANDE(イタリア語で大きな広場)を運営する画家の鈴木英美先生とも初対面で意気投合。
お絵画き教室と書道教室、両方に通っている小学生が4名いることもわかりました。
これから子ども達の成長のために豊かな関係を築いていけたらと、新しい扉が開かれたような気持ちになりました。
私の作品はこちらの3点も展示。
『卯』・『跳』・折り句『春の訪れ』
先ほどの風雅な扇面色紙やこの3枚の美しい色彩の色紙は全て、町会の方よりご寄付いただいたものを使わせていただきました。
みんなの新たな一歩を陰ながら応援
確かな春の訪れを感じさせてくれたむつみ会館桜まつり。
生徒さんやご家族の皆様、友情出品して下さった白倉はるる先生、ご来場の皆様、ご協力いただいた関係者の皆様、遠くから応援して下さった皆様、この場を借りて心より厚く御礼申し上げます。
これからも生徒さん達と真剣に向き合い、一緒に成長していきたいと思っておりますので今後ともよろしくお願い申し上げます。
下高井戸にある書道教室