10月26日(火)に『第6回全国折り句コンテスト』入選作品展示会が開催されました。
新宿副都心開発で日本初の超高層国際ホテルとして誕生した格式の高い新宿京王プラザホテル。
今年開業50周年とのことで素敵なオブジェが飾られていました。
展示会場は4階『花』の間、お祭りモードの『みんなのEXPO2021』の一画。
7歳からご高齢のかた、また今年は外国人のかたも入賞されていて世代や国を超えて集まった優秀作品の数々。
普段なかなか表すことの出来ない「ありがとう」の気持ちや「ふるさと」を誇りに思う心。
今年のテーマ折り句「大好き」にはお一人お一人のドラマがありました。
平日でしたが、夕方から生徒さんがご家族で続々と来られて大盛り上がり。
Nちゃん(小6)Mちゃん(小3)姉妹で頑張りました!
海外転勤されていた元生徒さんも会社帰りに顔を出して下さり思いがけない再会に感激。
コロナの関係で残念ながら今年も表彰式は見送られました。
しかし、折り句協会のご厚意で賞状や賞品が用意され、入賞者が訪れるたびにプチ表彰式。
初めての折り句たくさん書いたよ!Mちゃん(小2)
「これより盛大に表彰式を行います!」と秋山理事長の高らかなご発声が響き渡る度になんだか目頭が熱くなりました。
4度目の挑戦で躍進の初入選!Mちゃん(小4)
人や物事を想う心を深めて表現し、自分らしい字で書くことが生涯にわたって出来るようになって欲しい。
その一心で折り句に取り組んでいます。
緊張してお母さんと一緒のMちゃん(小2)
生まれ育った世田谷をまくらに選んだNくん(小5)は初めての折り句に最大級の苦戦。
中学生二人に手伝ってもらっても納得がいくものが出来ず、辛そうな姿にもう無理かなと思うほどでした。
そんな苦労の末に生まれた作品が「ふるさと賞」!
想いを込めた会心の作が出来たよ!
お父さんと二人でにこやかに展示会を楽しんでいる様子に感動でした。
Nちゃん(小6)は、小1の第1回コンテストから毎年人一倍一生懸命取り組み、最終学年の今年、見事なMIKAKO賞。
6度目で初受賞のNちゃん(小6)
優しい視点でものを見てゆっくり時間をかけて表現するNちゃんの折り句は心に響く宇宙があります。
折り句作家MIKAKOさんや周りの方々の祝福の拍手の中、賞状を見つめるNちゃんを見て感涙。
センスが良く字も上手く、入賞常連のMちゃん(中1)もプレッシャーに負けず頑張りました。
表現の幅を広げて難関を突破し準グランプリ
そしてなんとCちゃん(高1)は一昨年に続き2度目のグランプリという快挙。
素直な心で自分や人、社会や時代を見つめ、心のある字で的確に表現出来る技量は追随を許しません。
『感謝』の折り句が人々の心を掴みました
立派な制服姿で表彰される二人に、コツコツと積み上げてきたこれまでの学びがよみがえりました。
準グランプリのMちゃんも6年間毎年出品の皆勤賞、当初はこんなに小さな女の子でした。
これからも新しい自分を発見して下さいね!
自信を積み重ねていくことで明るい未来が開かれます。
会場に来ることが叶わなかった入賞の生徒さん、賞には届かなかったけど精一杯頑張った生徒さん、全作品は来年早々に皆さんにお披露目する予定です。
楽しみにお待ち下さい。
10月26日(火)展示会の様子は下記で動画配信されています。(約45分)
急に冷え込んで秋らしくなりました。
寒い雨や冷え込む夜、気圧の変化などで体調を崩されるかたも多いようです。
皆さまどうぞ気をつけて温かくしてお過ごし下さい。
昨日は、お手伝いをしている地元中学校の書道部へ。
今年は今週の土曜日に運動会が開催され観客も入ると伺いました。
昨年は無観客、オンライン限定配信
見学は生徒一人につき午前中1名、午後1名と制約はあるそうですが本当に良かったなあと思います。
夕暮れ迫る中、ちょうど吹奏楽部がリハーサル中。
ファンファーレと勇壮な入場行進曲
校庭に鳴り響く生演奏に立ち止まって聴き惚れました。
コロナ禍の2年、色々な思いが込み上げて感涙。
先日、書道教室にも生徒さんのために願ったり叶ったりの出来事がありました。
下高井戸にお住まいの女性の方から「皆さんで使っていただけませんか」とこんなにたくさんのご寄付が。
大切に使わせていただきます
半紙は生徒全員で分けたいと思います。
ブログを読んで画材も使っているのを知りましたとのことで、絵の具やパレット、ゆび筆までつけて下さいました。
来年の折り句コンテストは更に表現の幅が広がりそうです。
折り句制作の様子
0さんより、「道具はしまっておくものではなく使う人のもとにあるべきだと思っています。有効活用いただければ何よりです。通常の書道はもちろんのこと、ゆび筆も使って子供たちが愉しんでくれたらいいなぁと思っています。」と温かいお言葉。
本当にありがとうございました。
さて、その『第6回全国折り句コンテスト』。
10月14日(木)夜に(社)日本折り句協会の新サイトで審査結果が発表になりました。
教室より最高賞のグランプリを始め、準グランプリ1名、協会賞1名、MIKAKO賞1名、ふるさと賞1名、佳作6名の11名が栄誉ある受賞。
グランプリのCちゃん(高1)は一昨年に続き2度目のグランプリという快挙を見事に成し遂げました。
参加を呼びかけた山口と広島の友人も難関をくぐり抜けて受賞し、夢のような1日に。
Mちゃん(小2)初めての折り句
受賞された皆さん、誠におめでとうございます。
時節柄、今年も表彰式は見送られ入賞作品は10月26日(火)に1日だけ展示されるとのこと。
日時:2021年10月26日(火)10:00~19:00
会場:新宿京王プラザホテル4階「花」《みんなのエキスポ(アレルギー)会場内》(新宿区西新宿2-2-1)
Gくん(小2)本物のボールを見て書くよ
展示会の様子は会期中にオンライン配信し、後日YouTubeでUPだそうです。
折り句作家MIKAKOさんによる作品ごとのコメントも添えらえて全国どこからでも鑑賞出来ます。
私は26日(火)午前中と、午後3時半以降は19時まで会場におります。
お時間が合いましたら是非お運び下さい。
教室では年に一度、折り句の取り組みを始めて6年目。
贈る相手を想う尊いひととき
コンテストに関係なく「敬老の日のプレゼントで書きたい」という子、「身体の調子が良くない広島のおじいちゃんに折り句を書いて送りたい」という子、「学校の宿題のポスターに折り句を作って入れました」という子。
Mちゃん(中1)真夏からの努力
自分の心を見つめて、気持ちを自分の言葉で自分らしい字で書いて伝えること。
それもデジタルではなく直筆の手書き、簡単なようでなかなか出来ることではありません。
私もずっと出来ませんでした。
ありがとうを折り句で伝えるよ
書き損じを繰り返しても、コンテストで賞に入らなくても大丈夫。
とにかく続けることが未来へ前進する力になります。
経験を積む子供達の成長ぶりには胸が熱くなるばかりです。
折り句『楽しみ』 遥水書
【た】いぼうの賞が取れた子も
【の】ぞみが叶わなかった子も
苦【し】んを重ねて作った折り句は
き【み】の大切な人を優しく包む光になるよ
ポエムピクチャーアーティスト MIKAKO Official Homepage ~君は無限~
遥水書道教室生徒による2021年春の折り句作品展→第2回web折り句展覧会
長かった緊急事態宣言がようやく明けました。
まだまだ不安があるとはいえ少しずつ日常が戻りつつあります。
生活は変わらないのかなと思っていましたがやはり気持ちは明るくなりますね。
そんな素敵な秋を感じる写真をいただきました。
Nさんいつもありがとうございます
10月5日~7日は、ロゴや題字を担当させていただいている『座☆吉祥天女』さんの公演が無事に開催。
コロナで長く会えなかった友人二人と久しぶりに清澄白河散歩をして観劇。
短い時間でしたが積もる話を夢中になっておしゃべりしました。
もちろんマスクはしっかりとつけて。
隅田川沿いのカフェでは犬を連れてオープンテラスでくつろぐ人の姿や、地図を片手に寄り添い歩く高齢のご夫婦も。
名物の深川めしや佃煮屋さんが並ぶ通りではユニークなかかしの展示会も行われていました。
日本髪に簪、和服姿の女性のかかしは江戸下町の面影が残る街並みにピッタリ。
なんだか旅行をしているような開放的な気分になります。
『おたふく物語』が上演される劇場は、深川江戸資料館の2階。
1階の常設展示室には、江戸時代末(天保年間)に深川の人々が暮らした街並みが再現されています。
観劇の度に何度も訪れている大好きな場所。
原寸大に建てられた長屋
生活の音や光まで忠実に体感出来るあの世界に浸れるかと思うと本当に嬉しく、2年ぶりに堪能しました。
暮らしてみたい
八百屋さんでは季節ごとに置かれている野菜が変わり、家々のしつらえも変わります。
三味線の師匠、於し津(おしず)さんのおうちは風流なお月見飾りが施されていました。
当時の月見団子は二寸(直径約10㎝)!
座☆吉祥天女さんのお芝居は人情とユーモアの溢れた温かい日常が描かれていて、姉妹の愛、兄妹の愛、夫婦愛とシーンごとに涙なみだ。
コロナで窮屈な生活の中に少しずつ溜まった疲れが感動の涙で全部洗い流されたように感じました。
美しい清澄白河を友人とゆったり歩き、数十年来続く友情に触れて気持ちを新たにする。
コロナ前が復活したような一連のひとときも舞台をグッと引き上げる特別な力になったのだと思います。
お芝居はハッピーエンドで終演、安らぎと希望に満ちた気持ちで帰途につきました。
来年は同じ場所で11月中旬に開催決定とのこと。今からとても楽しみです。
書道教室も、夏休み明けから感染対策を強化(マスク・消毒・検温・換気)して安心安全に行っています。
生徒の皆さんにはコロナ禍にあっても変わらず意欲的に通っていただいて感謝するばかり。
これから書教の昇段級試験期間です。
受験する生徒の皆さん、書き込み頑張りましょう。
10月のお手本
下高井戸にある書道教室