2026.08.20
8月20日 夏の岩国、冬への一歩 

今年の夏の帰省は8月5日から9日までの5日間でした。

年頭から進めてきた墓じまいが無事に終わり、 父方・母方、そして私の家族のお墓を同じ境内で参ることが出来るようになり胸の奥に広がる感謝

 

 

私が文字を書き、彫っていただきました

 

岩国で時間が取れると必ず足を運ぶ、錦帯橋のたもとにある吉香公園。

変わらない景色に迎えられると、故郷に帰ってきたのだと実感します。

 

 

夏の光を受けて揺れる木々に映える白壁

 

2月の梅から始まり、桜、牡丹、藤、ツツジ、花菖蒲、紫陽花と四季折々の花が美しい場所です。

さすがに8月の暑い盛りはどうかなと思っていたら、百日紅(サルスベリ)が満開でした。

 

 

夏の道すがらに可憐なひとしずく

 

そして、12月の岩国市民文化会館での作品展示に向けて、会場を見学することも出来ました。

 

 

天然記念物の白蛇をデザインしたという外観

 

2018年にリニューアル工事が行われて、名称も「岩国市民文化会館」に刷新されましたが、私たちは昔ながらの「岩国市民館」の呼び方の方がしっくりくるものです。

ここは、子どもの頃からピアノや歌のコンサートなどのイベント、中学生の時は合唱コンクール、懐かしい成人式や、岩国市美展(書道の部)など色々な人と何度も訪れて思い出がたくさん詰まっている場所。

展示室ではちょうど書道展が行われていて、主催の岩国篆刻会代表、大石紗蓼先生より貴重なお話を伺うことが出来ました。

 

 

時間がなく篆刻体験が叶わず心残り

 

日本に初めて篆刻を伝えた独立性易禅師(どくりゅうしょうえきぜんじ)という医師が岩国や錦帯橋にゆかりのある方で、その流れを大切に守り継ぐために開かれているという、心に深く響く展覧会。

 

 

児童から一般の書道愛好家まで篆書作品を中心に約300点

 

大石先生より、私が岩国で書道を学んでいた頃にご一緒していた先生方のお元気な様子を伺うことも出来ました。

岩国の銘酒『獺祭』の揮毫で知られる山本一遊先生の、気韻あふれる筆致と表具の彩りが響き合う一幅も。

 

 

30歳の若手書道家である息子さんの作品もありました

 

こうして思いがけず頂いたありがたい学びが、 12月の展示へ向けての大きな励みとなりました。

私の作品の表具や運搬についても、学生の頃から長くお世話になっている岩見屋錦舟先生や同級生たちが手を貸してくれることになり心強いばかり。

支えてくださる方々のお力に背中を押していただきながら、冬に向けて楽しく歩みを進めてまいります。

 

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