2026.05.20
5月20日 MIKAKO20周年個展出展 vol.1

5月11日(月)から18日(月)の8日間、新宿京王プラザホテル本館3階ロビーギャラリーで開催されたMIKAKO20周年個展「結ぶ~人と人 心と心が結ばれて今がある」。

 

 

1971年日本初の超高層ホテルとして開業した老舗

 

最終日の搬出中に駆け込みでいらしたお客様が何人もいらしたほど連日大盛況で、無事に終了しました。

20周年を記念してMIKAKOさんが掲げられたテーマの尊さを改めて深く感じた日々でした。

 

 

ギャラリーの入り口で同郷のみんなと

 

2022年、2024年に続き出展のお招きを下さったMIKAKOさん始め、会場でお会いできた皆さま、陰で支えて下さった方々、遠くから応援して下さった皆さま、本当にありがとうございました。

 

 

重厚感のあるアートロビー

 

この素晴らしい会場に流れた時間は、皆さまとのあたたかい「結び」が紡いでくれたもの。

 

 

ギャラリーに隣接する和モダンのラウンジ

 

お客様とお話しするたびに故郷岩国で幼いころから共に過ごしたこと、東京に来てそれぞれの年代でご一緒した方々、ひとつひとつの出逢いが静かに心に沁み入り、現在と過去が行き来しているような不思議な感覚になりました。

 

 

MIKAKOさんのグッとくる新作

 

ホテルへはありがたいことに車で通わせていただき、岩国でお勤めしていた頃はみんな車通勤だったなあと思い出しつつドライブ。

 

 

道路が混んでいなければ20分で到着

 

搬入日を含めて9連勤を乗り切る体力を温存させていただきました笑。

今日のブログは作品の紹介を中心にお届けし、次回のブログで賑やかな会場の様子をお伝えできたらと思います。

 

 

1日かけて飾り付けをした搬入の日

 

広大なアートフロアに足を踏み入れると、埼玉県加須市名産品の7メートルに及ぶ手描き鯉のぼりが悠々とお出迎え。

 

 

外国人の方がたくさん写真撮影されていました

 

MIKAKOさんは生まれ育った岩国市と現在お住まいの加須市、両市の観光大使を務めていらっしゃいます。

私の書作品は大小4点、出展させていただきました。

昨年の書教展で『奨励賞』をいただいた「おなじ月を眺めている」と新作の「慈愛」。

 

 

シックで落ち着いた展示空間

 

「おなじ月を…」の、光沢のあるブラックとシルバーのスタイリッシュな表具は横浜の「美術表装岡忠」岡吉之さん(写真右)が詩の世界観を体現してくださったもの。

 

 

キャプション制作 Life Garden

 

こちらは浄土宗の言葉です。

離れていても世界のどこにいても、また、今どんなにつらく悲しくても同じ月を見ている私とあなたがいるよという想い。

皆さんそれぞれ心の中にきっとあると信じてこの大きな作品に挑みました。

この言葉に共鳴して下さったかたは多く、展覧会初日の開始3時間余りでお嫁入りが決まり感動。

額やマットデザインもこのままでとお気に召していただけました。

作品が誰かの心にそっと寄り添えることの幸せを、改めて感じた瞬間でした。

作品性を高めるために熱意を注いで下さった岡さんにも心より感謝です。

 

そして、この春取り組んだ「慈愛」。

三鷹の山口文林堂、山口悦弘さんがそれはそれは美しいお軸に仕立てて下さいました。

 

 

長いお付き合いの山口さんと共に

 

オーロラのような輝きを放つ色柄の部分は、京都西陣織の正絹でお雛様の衣装などに使われる希少なものだそうです。

本来は掛け軸の作品本紙を囲む筋の部分に使うものだそうですが今回、「攻めました!」とのことで特別に全面に施してくださいました。

文字とピッタリ調和している上に、えもいわれぬ優美な風合いが醸し出されて、お店で最初に広げて見せていただいた時は驚嘆。

 

 

「慈愛」にふさわしい英単語を探すのには苦心

 

木目が上品な壁面のショーケースに入れていただいたミニサイズの掛け軸2点も、ほのかに光る静寂の空間になっていました。

 

 

卓越したセンスのホテルスタッフさんに感謝

 

こちらはホテル玄関に一番近い場所だったので、通りがかりにじっと見て行かれる方が多くありがたいことでした。

 

 

 

たくさんの人の力によって言葉に命が宿ります

 

展覧会最終日、京王プラザホテル展のキラキラの世界の全ての幕が下り、シンとした自宅に戻ったところで岩国で20代の会社員時代にお世話になった先輩からメールが。

 

「今日で展示が終わりましたね。伺えなかったことが残念です。…まりちゃん(私の本名)と一緒に歩いて保健センターの母親学級に通ったこと、幸せな思い出として〇〇〇(先輩の息子さん)の母子手帳に記してあります。本当は5月15日に個展に伺って「〇〇くん(私の息子)お誕生日おめでとう!」って言いたかったのよ。Jリーグ開幕の日でまりちゃんの一大事で良く覚えております。大変だったよね、よく頑張ったよね。…いろんなことを思い出し懐かしさでいっぱいになりました…いつかお会いできる日を楽しみにしております…」

 

先輩の優しさに泣きました。

本当にこうして展覧会を通じて、長い年月の間に出逢って下さった全ての方のおかげで今があることのありがたさが湧き上がり、胸がいっぱいです。

次回に続きます。

 

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