サッカーワールドカップで一喜一憂の日々ですね。
コロナの存在も忘れてしまいそうですが、個人的にはここ1ヶ月ほど波にもまれておりました。
10月の終わり、ある会合で一緒だったかたが翌日発熱→陽性が判明。
自動的に私も区の無料検査場でPCR検査、結果が出るまでの数日間自粛生活。
11月15日には4回目のワクチン接種でホッとしたのもつかの間、その5日後、3年ぶりに風邪をひきました。
軽ければ市販の風邪薬で家で安静にして回復を待ちたいところですが、このご時世、咳や鼻水があって人前に出るのは大変厳しいものですね。
早く治したく、すぐに行きつけの病院に電話しました。
現在、風邪の症状があると熱がなくても予約が必要で、時間を指定されて別の入り口から入り別の診察室で診療になります。
メディアで伝わっているマニュアル通り、自宅で検査キットを使って陰性を確認してから病院へ。
それでも看護婦さんも先生も完全防備で近くには寄って来られずまるでコロナ扱いでしたが、しっかりと強めの風邪薬をいただけました。
おかげさまで咳は治まったものの、いがらっぽい喉や声は速効でスッキリとはいきませんね。
前々から楽しみにしていた岩国架け橋の会のパーティや年に一度の友人の舞台や演奏会も泣く泣く欠席、健康のありがたみを実感した次第です。
そんな中でも、一番大切な教室は滞りなく行うことが出来ました。
半袖半ズボンで元気いっぱい
11月から小・中・高生は書初め練習スタート。
11月でもう?早すぎでは?と思われるかもしれませんが、12月の最後の週はもう仕上げになるのであっという間です。
小学3年生から毛筆で書初め
書初め用紙の大きさも学校によって、半紙、八つ切り、半紙三枚版、条幅などさまざま。
半紙三枚版
冬休みの宿題で書いて提出して終わりのところや、3学期に学校の書初め大会で書くのが最終のところなど出品方法もさまざま。
教室は普段とは違うピリリとした空気感も漂います。
椅子に正座で高さ調節
書道は長く続けてこそ意義のあるもの。
日々の教室では、気分が乗らない日があったり学校でイヤなことがあって浮かない顔をしていたりする子ども達の様子を見ながら無理のないように進めます。
しかし、『書初め』という晴れ舞台ではコツコツ頑張ってきた実力を思い切り発揮してほしい。
一年の始まりを明るく自信を持ってスタートしてもらえたらと私も真剣勝負。
子どもにもそれは自然に伝わって血の通った作品が生まれるのです。
大人の生徒さんも春の桜まつりに向けて制作が始まりました。
大人になって始められたかたは、お仕事や子育てや様々なおうちの事情を抱える中で工夫を重ねて時間を確保し、それはそれは熱心に学んでいらっしゃいます。
普段の練習を生かして、それぞれの思いが表れた素敵な色紙になることでしょう。
こちらも楽しみです。
これから寒さが一段と厳しくなるとのこと、好きなことを続けるためにも健康第一で頑張っていきましょう。
先日からお伝えしている『MAKKS』。
主宰の蔵重美恵さんは別バージョンのものをTwitterのヘッダーに。
こちらは薪(まき)をイメージした線で、職人気質の頑丈な薪が集まって一つの大きな炎を燃やすイメージ。
蔵重美恵さんが大のキャンプ好きなのはここだけのお話。
平野賢佑さんも。
こちらはスポーツチャンバラの剣とギター、似顔絵、野球のボールが折り込まれています。
ご友人に「これもう表札にしたら」と言われたそうです笑
喜んでいただけてとても光栄です。
会場では美しく展示していただきました。
ありがとうございました!
出典:蔵重美恵Twitter 平野賢佑Twitter
11月も終盤に近づき、桜上水のケヤキの大木も秋の装いになりました。
先週は、書画を提供させていただいた二つの舞台が盛会のうちに閉幕。
コロナが不気味に増える中、無事に終えるまで関係者の皆さんの気苦労はいかばかりであったかと思います。
『初蕾』井口貴子さん 出典:座☆吉祥天女HP
私達も、次々に新種が出る不安や紛争や災害なども重なって何か特別な理由のない外出は控えるような毎日でした。
そんな中でも良い舞台を目指して周到に準備され、会場ロビーにて渡されたパンフレットには挿絵も大きく採用していただいていました。
ダイナミックな紅梅と手習い姿
この時節に足を運ぶのは本当に大切なイベントになりますね。
だからこそ一つ一つが嬉しくありがたいもの。
優れた舞台芸術は人が生きていくための原動力になる素晴らしいものだと改めて感じ入りました。
17日(木)は同郷の蔵重美恵さんのイベントへ。
パンフレットに細やかに字の解説が!
こちらも演者全員のたぐいまれな才能とそれを最大限に生かしたステージ構成・演出に唸るばかり。
笑いあり涙あり感動ありで、90分が短く感じられてならないほどでした。
『MAKKS』(高円寺StudioK)
なかなか会えない同級生との絆も再確認。
キラキラ応援グッズは集まって手作り
今日から配信上演もスタートすること、こちらもよろしければ是非ご覧下さい。
こうした、書道以外のジャンルにお声かけいただくことで様々な分野の方とご一緒出来てご縁が繋がっていきます。
新しいことを知り、驚嘆し、尊敬し、学ぶことが書の世界を広げるかけがえのない機会に。
本業のほうも一年で一番忙しい時期に突入しています。
書初めの練習始めました
干支の年賀状納品、年末年始の書初め特別レッスンのスケジューリング、年始の教室全体の書初め企画などお正月モード全開、春の桜まつり書道展の準備も着々と。
先日は日本酒のラベル揮毫のお話も舞い込んできました。
バタバタではありますが、この時期何か明るく乗り切れるのは日本のお正月がもつ不思議な力でしょうか。
生徒さんにも助けられています
頑張る生徒さんの幸せや希望が実を結びますように、そんな思いで怒濤のシーズンに挑みます。
本日11月11日(金)、題字挿絵を担当させていただいている劇団『座☆吉祥天女』さんの本格派人情時代劇『初蕾』舞台初日です。
今回の山本周五郎作品について代表の井口貴子さんより「キーポイントになる梅の花は、紅梅でなく白梅のイメージです」と伺いました。
タイトル『初蕾』は清楚でありながらも凜と表現。
日本画用の顔彩でぷっくりと初々しい白梅も描かせていただきました。
美しい紫系の背景は、平安時代から伝わる仮名書道用の雅な継ぎ紙。
webデザイナーさんの手を経て届いたチラシはひと目見て、故郷の白壁の土塀を彷彿しました。
山口県岩国市 吉香公園
今にも主役のお民さんが現われそうです。
今回は舞台の小道具として、お民が奉公先で習う千字文のお手本も書かせていただきました。
皆さん、ご都合があえば是非、素敵な秋を満喫出来る深川江戸資料館へお運び下さいませ。
私も明日明後日の土日、会場におります。
楽しい一日をご一緒しましょう!
筆文字デザインを担当させていただいた同郷のアーティスト蔵重美恵さんのライブまであと1週間に迫りました。
共演の方々の大切なお名前を書くにあたり、お人なりを詳しく伺いSNSや動画も年単位でさかのぼって拝見。
皆さんの素晴らしさに感動しつつ筆を執りました。
(夜を徹してお一人お一人の心に響く歌唱や演奏を鑑賞、全員の大ファンになってしまったのは内緒です)
人物研究をもとにこっそりと文字の中にしのばせたパーソナリティ。
早速種あかしして参りましょう。
タップで拡大してお楽しみ下さい。
画像の下に答えがあります。
まずは頼れる兄貴的存在、ピアニストでサウンドクリエーターのはんだすなおさん。
今年の年賀状に記されていた抱負が『キャッチボール』でした。
「キャッチボールが大切です。人間関係も音楽も。色々な言葉をキャッチできるように走り出します」
とあり深く感動。
【ト音記号・音符等・ピアノ・帽子・メガネ・ボール】
俳優で実力派シンガーの千田阿紗子さんは、まずこんなキュートな写真を送っていただきました。
両手でOKポーズのまあるい笑顔は元気いっぱい、可愛くてほっこり。
はんださんから放たれたボールは全員が捕球しています。
【ハート・似顔絵・ボール・ト音記号・音符等・ダブルピース】
コントユニット『順風男女』のメンバーでシンガーソングライターの平野賢佑さん。
こちらのお洒落な写真をもとに個性を散りばめました。
【スポーツチャンバラの剣・ギター・似顔絵・ボール】
そして、蔵重美恵さんと同じ『激弾BKYU』の役者さんである影山晃子さんは長年にわたり仲良くさせていただいて旧知の仲。
【猫・本・バラ・ボール・ハイヒール・リボン】
そして故郷岩国でむろのき幼稚園、岩国市立麻里布小、同中と一緒だった我らが蔵重美恵さん。
中学生の頃から魅力的な歌声で地元を魅了、現在もお芝居やミュージカルで活躍中です。
中・高ソフトボール部で、高校では国体まで出場した名ピッチャー。
前回のライブにてソフト部東京組集結
ボールをしっかりキャッチして歌います!
【マイク・グローブ・顔と足のシルエット・音符】
最後に皆さんのお名前の頭文字から創られたタイトル(グループ名)の『MAKKS』。
それぞれのたぐいまれな技術の重なりから生まれるステージはスタイリッシュで、輝く未来へ進んでいくイメージを表現しました。
5名の専門領域を紡いで豊かな世界を描くという願いを込めて、文字はすべて繋ぎ合わせています。
原画は展示されるとのこと、こちらも楽しみです。
表装・デザイン Life Garden (kei)
来週11月17日(木)は皆さま是非高円寺へお運び下さい。
ステージから特別な魔球が直球ストレートで皆さんの心に届くはずです!
出典:https://twitter.com/kurara0427
下高井戸にある書道教室